第一種換気は元が取れる?
私は住宅会社を経営していますが、
第一種換気の話になると、
お客様からよく聞かれる質問があります。
「第一種換気って元が取れるんですか?」
とても良い質問です。
しかし私は、
この質問には少し違う視点も必要だと思っています。
結論から言うと、
光熱費だけで考えれば元が取れる可能性はあります。
しかし、
第一種換気の価値は光熱費だけではありません。
私はそう考えています。
なぜ元が取れると言われるのか?
理由は簡単です。
第一種熱交換換気は、
暖房した空気。
冷房した空気。
の熱を回収します。
つまり、
冷暖房のロスを減らせます。
冬の違い
例えば冬。
外気0℃。
室温20℃。
第三種換気なら、
0℃の空気がそのまま入ります。
しかし、
熱交換率92%なら、
暖かさを回収できます。
私は大きな差だと思っています。
夏も同じ
夏も冷房した冷たさを利用できます。
だから、
エアコン負荷も減ります。
光熱費差は?
地域や暮らし方によります。
しかし、
年間数千円〜数万円程度の差になることもあります。
私は長期で見るべきだと思っています。
30年で考える
例えば、
年間1万円差。
30年で30万円です。
年間2万円差なら、
60万円です。
私は無視できないと思っています。
しかし本当の価値は別にある
ここが重要です。
私は、
第一種換気を光熱費だけで判断していません。
健康という価値
例えば、
- 花粉対策
- 空気質改善
- 湿度管理
- カビ対策
です。
これを金額へ換算するのは難しい。
快適性という価値
冬。
冷たい空気が直接入らない。
夏。
熱気が直接入らない。
私は毎日の快適性も価値だと思っています。
睡眠環境も変わる
実はここもあります。
空気が安定する。
温度も安定する。
私は睡眠環境にも影響すると考えています。
元を取るという考え方
私は少し違うと思っています。
例えば、
耐震等級3。
地震が来なかったら元は取れないのでしょうか。
違います。
安心を買っています。
第一種換気も似ています。
保険に近い
私はそう考えています。
火災保険。
自動車保険。
使わなくても価値があります。
第一種換気も同じです。
私ならこう考える
私はこう質問します。
「何を回収したいですか?」
です。
光熱費なのか。
健康なのか。
快適性なのか。
そこが重要です。
本当に元が取れるものとは?
私はこう思っています。
第一種換気は設備ではありません。
家族の健康と快適性への投資です。
それが本質だと思っています。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
第一種換気は健康設備だと思っています。
だから私たちは、
- 第一種熱交換換気
- 熱交換率92%
- C値0.7以下
- 全棟気密測定
- 断熱等級6
- UA値0.46以下
を採用しています。
家は家族が毎日呼吸する場所だからです。
俺流ポイント
私はお客様に、
「元が取れるかで考えるな。」
「無かったらどうなるかで考えろ。」
とお話しています。
家づくりで後悔する人は、
設備価格だけを見ています。
後悔しない人は、
30年後の健康と快適性を見ています。
私は、
30万円安い設備より、
30年間快適な空気環境の方が価値があると思っています。
家づくりの目的は、
設備費を回収することではありません。
家族が一生健康で快適に暮らせる環境をつくることです。










