UA値だけで性能は決まる?
私は住宅会社を経営していますが、
性能の話になると、
最近はUA値を気にされるお客様が増えました。
それ自体はとても良いことです。
しかし私は、
少し心配になることがあります。
それは、
「UA値だけを見て住宅会社を選んでいる人」
です。
結論から言うと、
UA値だけで住宅性能は決まりません。
私はそう考えています。
UA値は断熱性能の数字
まずUA値は重要です。
家からどれだけ熱が逃げるか。
これを表しています。
数字が小さいほど高性能です。
私は、
UA値を見ることは大切だと思っています。
しかしUA値は設計値
ここが重要です。
UA値は、
完成後の測定値ではありません。
設計段階の計算値です。
つまり、
設計上は高性能という意味です。
家は計算だけでは完成しない
実際には、
施工品質が重要です。
例えば、
断熱材の施工。
窓周辺の施工。
配管まわり。
ここで差が出ます。
私は何度も見てきました。
C値を見ないと危険
私はむしろ、
UA値だけ見ることの方が危険だと思っています。
例えば、
UA値0.46。
非常に良い数字です。
しかし、
C値2.0。
隙間だらけ。
これでは性能を活かせません。
バケツで考える
私はよくこう説明します。
UA値は、
バケツの厚さです。
C値は、
バケツの穴です。
どれだけ厚いバケツでも、
穴が空いていたら水は漏れます。
家も同じです。
換気性能も重要
さらにあります。
第一種換気。
熱交換換気。
換気計画。
私はここも重要だと思っています。
耐震性能も性能
実はここも忘れられます。
暖かい家。
しかし地震に弱い。
私は高性能住宅とは思いません。
本当に見るべき数字
私はこう考えています。
最低でも、
- UA値
- C値
- 耐震等級
- 許容応力度計算
- 換気方式
を確認するべきです。
住宅会社の本音が出る
私はここを見ます。
UA値は出している。
しかし、
C値は出していない。
全棟測定していない。
私はそこに差が出ると思っています。
私ならこう聞く
住宅会社へ行ったら、
私はこう聞きます。
「平均C値はいくつですか?」
です。
ここで本気度が分かります。
本当に良い性能とは?
私はこう思っています。
UA値が良い家ではありません。
UA値も良く、C値も良く、耐震性能も高い家です。
それが本当に高性能住宅だと思っています。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
性能は総合力だと思っています。
だから私たちは、
- UA値0.46以下
- C値0.7以下
- 全棟気密測定
- 第一種熱交換換気
- 耐震等級3
- 許容応力度計算
- evoltz制震
を重視しています。
家は家族を守る場所だからです。
俺流ポイント
私はお客様に、
「UA値だけを見るな。」
「C値も見ろ。」
とお話しています。
家づくりで後悔する人は、
広告の数字を見ています。
後悔しない人は、
測定結果を見ています。
私は、
UA値0.46だけを自慢する会社より、
C値まで公開している会社の方が信用できると思っています。
家づくりの目的は、
数字を競うことではありません。
家族が一生健康で快適に暮らせる家をつくることです。










