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食洗機は45cmと60cm、家族の人数だけで選んでいい? 普段使う鍋や食器は入るのか?

結論

食洗機の幅は、家族の人数だけで決めない方がよいです。見るべきなのは、一回の食事で実際に出る食器と調理器具、それを何回に分けて洗う暮らしかです。四人家族だから必ず六十センチ、二人だから四十五センチで十分、と機械的に決めると、食後の台所で答え合わせをすることになります。

例えば、夫婦二人でも毎食調理し、大きな鍋とボウルを何個も使う家庭があります。一方、家族四人でも食器の形をそろえ、食事のたびに洗う家庭もあります。人数が少ない方の洗い物が、いつも少ないとは限りません。まず自分の台所を一回分の写真で把握してください。

幅の数字と、入る物の形は別です

同じ幅でも、庫内の構造、かごの形、開き方、調整できる段の位置は機種によって異なります。大皿の直径だけでなく、深さや取っ手、鍋の柄まで含めて確認します。商品名の横にある人数表示だけでは、愛用の食器が収まるかまでは分かりません。

また、押し込めば入ることと、適切に洗える置き方ができることは違います。パナソニックの説明では、食器を重ねず、噴射が当たる向きに置くことや、大きい調理器具で他の食器への噴射を妨げないことが示されています。配置は各機種の説明書を優先します。[1]

お気に入りの深い鉢を、かごの決まった間隔へ無理に合わせる必要があるなら、毎回の作業になります。入れる担当者だけが配置のこつを覚え、ほかの家族は途中で諦めるかもしれません。収納できる点数と、家族の誰でも入れられる使いやすさを、分けて評価することが大切です。

一番忙しい日の食後を持ち込む

実機を見に行く前に、平日の夕食後と休日の調理後を撮影します。皿、茶碗、コップだけでなく、水筒、保存容器、ふた、菜箸、まな板も並べてください。食洗機へ入れたい物と、材質や使用方法の指定により手洗いする物を分けておきます。

例えば、朝は弁当箱と水筒、夜はフライパンと大皿が重なる家庭を考えます。夜までためる運用にしたいなら、その全部が一緒に収まるかが課題です。朝と夜に分けるなら、一回の量は変わります。容量を選ぶ前に、洗い始める時間と片づける時間を決める方が先です。

ショールームには、食器の寸法メモを持参し、持込みが可能か事前に尋ねてください。鍋を入れたら普段の皿が何枚残るか、上下のかごを調整したら水筒はどうなるか。担当者の美しい詰め方を眺めるだけでなく、自分で食器を動かすと負担の違いが分かります。

毎日使う物を食洗機に合わせて買い替えるつもりなのかも、家族で確認します。お気に入りの食器を残したい人と、統一した食器へ変えてよい人では選び方が違います。設備のために暮らしを変えることに納得できるならよいですが、購入後に初めて知らされるのは避けたいところです。

確認の結果は、入った食器の写真で残します。担当者が入れた状態と、自分が入れ直した状態を比べると、毎回必要な工夫が分かります。特別に工夫した一回だけ成功するより、疲れて帰った日にも無理なくセットできる方が、日常の道具としては使いやすいはずです。

扉を開けた状態まで、キッチンで確かめる

食洗機は閉じた外観より、開いている時間の使い勝手が重要です。扉やかごを引き出したとき、通路を通れるか、シンクの前で人が動けるか、後ろの収納を開けられるかを確認します。横幅だけで比較せず、奥行き方向の動作を平面図に描きます。

例えば、夕食後に一人が食器を入れ、もう一人が冷蔵庫へ飲み物を取りに行く場面です。毎回「ちょっと待って」となるなら、設備の容量だけを増やしても不便は残ります。開いた扉をまたぐ前提にもしたくありません。機種と通路、冷蔵庫、シンクを一緒に調整してください。

取り出す姿勢にも個人差があります。下のかごへ屈む動作が気にならない人も、鍋を持ったままでは使いづらい人もいます。家族の中で普段片づける人に加えて、代わりに使う人も試します。今の担当者がずっと一人で作業する前提にしないことです。

設置できる幅があるように見えても、キッチンとの対応や給排水、電源などの条件は機種ごとの確認が必要です。候補の食洗機とキッチンを別々に仮決定せず、組み合わせの確認を施工側へ依頼します。将来の交換も含め、商品図と設置条件を保管しておくと話が通じやすくなります。

シンクから食洗機、食洗機から食器棚への動作も一度続けて試します。水の付いた食器をどちらへ運ぶか、引き出したかごの前で身体をどこへ寄せるかが見えてきます。洗浄の性能だけが優れていても、戻す棚が反対側にあり往復を繰り返すなら、その負担は毎食残ります。

大容量が合う人、小回りを優先する人

大きな調理器具までまとめて洗いたい、片づけの回数を減らしたい、調理中にも洗い物が多く出る。このような家庭では、大容量の実機を優先して比較する価値があります。ただし、手洗い指定の物まで容量に数えないことです。機械に任せる範囲を正確に見積もります。

こまめに運転し、毎食の量が少なく、限られたかごでも無理なく配置できるなら、小さい幅で満足できる可能性があります。大きい方を選ばなかったことが失敗ではありません。洗い残しを避けるために毎回詰め直したり、半分以上を手洗いしたりする状態が、自分たちに合っていないということです。

運転時間や乾燥後の状態も、選ぶコースと食器の材質で確認します。仕事に出る前、子どもが寝る前など、次に使うまでの時間を考えてください。「一度に全部入る」と「必要な時間までに戻せる」は違います。家族の食事時間がばらばらなら、その生活をメーカーへ伝えて相談します。

家族が増減する予定だけでなく、暮らし方の変更も考えます。今は外食中心でも、在宅勤務や子どもの成長で自炊が増えるかもしれません。ただし将来の最大量を際限なく想定する必要はありません。起こりそうな一つの変化を選び、その日の洗い物にも対応できるかを確認すれば、判断の範囲が定まります。

深澤の判断と次の行動

私なら、食洗機は幅より先に、一回分の洗い物を決めます。そのうえで、鍋を含めた実物確認と、扉を開けたときの動線確認ができた機種を選びます。四十五センチか六十センチかの二択だけで、使いやすさの答えを出しません。

次にすることは、普段の夕食後の食器と、愛用の大きな鍋の写真をそろえることです。デザインハウス甲府へ相談するときは、その写真とキッチン案を一緒に見せてください。家族が何人かに加え、いつ何を洗い、誰が取り出すかまで分かると、設備選びが生活に近づきます。

参考資料

[1] パナソニック  食洗機の食器の入れ方(セット方法)のコツ

デザインハウス甲府
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 水曜日

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