記事詳細

登記の準備は、建物完成まで待ってよい?

登記の準備は、建物完成まで待ってよい?

結論 :登記の準備は完成前から始める

A 登記の準備は、建物が完成するまで待つ必要はありません。申請に必要な状態や資料は手続きごとに異なりますが、依頼先、名義、持分、必要書類、融資との日程は設計・工事中から相談できます。

登記の相談時には、建物の図面、土地の登記情報、工事の契約、資金の出し方、借入予定を整理します。必要な資料の全てがこの時点でそろうとは限りませんが、誰が何を用意するかは決められます。建物が完成してから初めて名義や持分を話し合うと、家族の合意や税務の確認が決済へ間に合わない場合があります。設計や資金相談の段階から、専門家へつなげてもらいましょう。

登記の種類と名義や持分を確認する

新築では、建物の所在・種類・構造・床面積等を記録する表題登記と、所有権保存登記、住宅ローンに伴う抵当権設定登記等を区別します。主な専門家も、表題登記は土地家屋調査士、権利の登記は司法書士と役割が分かれます。

名義と持分は、借入れのしやすさだけで決めないことが重要です。夫婦の自己資金、親からの援助、ローンの債務等が関係する場合は、実際の負担と所有の関係を整理します。税務上の論点は税理士等へ、登記や権利関係は担当の専門家へ確認してください。住宅会社の担当者が便宜上提案した割合を、そのまま正式な合意として進めないようにします。

申請期限と建物の実際の状態を確かめる

表示に関する登記には、原則として物理的状況が変わった日から1か月以内の申請義務があると法務局が案内しています。具体的な起算点や自分の手続きは専門家等へ確認し、引き渡し日から機械的に計算しないようにします。[資料15]

建物の表題登記では、実際の建物の所在、種類、構造、床面積等を確認する必要があります。設計図だけでなく、完成状況等に応じた手続きになるため、いつ現地を確認し、どの状態で申請へ進めるかを土地家屋調査士等へ聞きます。法務局が示す申請義務の期限も踏まえ、完成と引き渡しの日付を自己流で同一に扱わないようにしてください。

資金負担と金融機関の必要条件をそろえる

先に整理したいのは、土地・建物の所有者、共有持分、実際の資金負担、登記で使う住所等です。親からの援助や夫婦での資金負担がある場合は、税務も関係するため、名義だけを先に決めないことが大切です。必要に応じて税理士等へ確認します。

住宅ローンの実行がある場合は、銀行が必要とする登記の進み具合や書類を確認します。表題登記の完了後に進める手続き、抵当権設定との調整、当日に必要な本人確認等を、司法書士等と銀行に照会します。全ての手続きが同じ日に始まり終わるとは限りません。引き渡し候補日が出たら、登記の担当者が工程を把握しているかを確認しましょう。

申請の工程と費用の内訳を確認する

工程では、資料の受領、現地確認、申請、登記完了、融資実行とのつながりを確認します。建物のどこまで完成すれば申請できるか、銀行が何をいつ必要とするかも調整してください。施主が早く終えたいからといって、実際と違う内容で申請しないようにします。

見積もりは、専門家の報酬、税、実費、証明等の費用と依頼範囲を確認します。安い金額だけで比較せず、どの登記が含まれているかをそろえます。自分で行うことを考える場合も、金融機関の条件や決済の期限と合うかを先に相談してください。費用を抑える目的で手続きを遅らせ、融資や引き渡しに影響するようでは、全体の負担が増える場合があります。

完了書類と保管方法を確認する

完了後は、受け取る書類と保管方法を確認し、住所や名義等が合意した内容になっているかを確かめます。税やローンの手続きで使う資料があれば、提出先と期限も整理します。登記は工事のついでに自動的に済む作業ではありません。工事中から準備し、実際の完成状況と資金の受取に合わせて申請することで、引き渡し直前の書類不足や認識違いを減らせます。

住宅会社へ「登記は誰へ依頼し、完成前のいつから準備しますか」と聞き、見積もりと書類一覧を受け取ります。早くから準備し、実際の建物と資金計画に合わせて申請することが、決済直前の遅れを減らします。

 

 

デザインハウス甲府
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 水曜日

PAGE TOP ▲
ライン
フェイスブック
ツイッター
インスタ
イベント情報
電話番号
お問い合わせ