断熱等級7は必要?
私は住宅会社を経営していますが、
最近よく聞かれる質問があります。
「断熱等級7は必要ですか?」
SNSやYouTubeを見ると、
断熱等級7。
超高性能住宅。
日本最高レベル。
という言葉を見かけます。
すると、
お客様は不安になります。
「等級6じゃダメなの?」
と思うわけです。
結論から言うと、
私は断熱等級7は素晴らしい性能だと思っています。
しかし、
全員に必要とは思っていません。
私はそう考えています。
断熱等級7とは?
現在の断熱等級の最高レベルです。
等級4 → 等級5 → 等級6 → 等級7
の順に性能が上がります。
つまり、
断熱等級7は日本最高クラスです。
等級6との違い
簡単に言うと、
さらに熱が逃げにくい。
さらに暖かい。
さらに省エネ。
です。
性能だけを見れば、
当然等級7の方が上です。
では全員必要なのか?
私はそうは思いません。
なぜなら、
住宅は性能だけで決まらないからです。
コストとのバランス
例えば、
断熱等級6から等級7へ上げる。
当然コストは上がります。
窓性能。
断熱材。
施工精度。
全て高いレベルが必要です。
私は費用対効果も考えます。
山梨県ならどうか?
私は山梨県で住宅会社を経営しています。
甲府市。
甲斐市。
南アルプス市。
中央市。
このエリアなら、
私は断熱等級6でも十分高性能だと思っています。
北杜市や富士吉田市は?
ここは少し違います。
寒冷地です。
標高も高い。
私は断熱等級7を検討する価値があると思っています。
まずは気密が先
私はここを強く言います。
断熱等級7。
しかし、
C値2.0。
意味がありません。
私は、
断熱より先に気密だと思っています。
等級7より重要なこと
例えば、
- C値0.7以下
- 第一種熱交換換気
- 耐震等級3
- 許容応力度計算
です。
私は家全体で考えます。
住宅ローンとの関係
ここも重要です。
等級7へするために、
住宅ローンが苦しくなる。
私は反対です。
家づくりはバランスです。
私ならこう考える
私はこう質問します。
「その性能で何を実現したいですか?」
です。
数字が欲しいのか。
快適性が欲しいのか。
そこを考えます。
本当に必要な断熱性能とは?
私はこう思っています。
最高性能ではありません。
家族が快適に暮らせる性能です。
それが本当に必要な断熱性能だと思っています。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
山梨県で建てるなら、
まずは
- 断熱等級6
- UA値0.46以下
- C値0.7以下
- 第一種熱交換換気
をしっかり確保することが重要だと思っています。
その上で、
地域や予算によって断熱等級7を検討します。
家は家族が毎日暮らす場所だからです。
俺流ポイント
私はお客様に、
「最高性能を目指すな。」
「最適性能を目指せ。」
とお話しています。
家づくりで後悔する人は、
数字を追いかけています。
後悔しない人は、
暮らしを見ています。
私は、
断熱等級7の数字より、
断熱等級6でC値0.7以下の家の方が価値があると思っています。
家づくりの目的は、
性能競争に勝つことではありません。
家族が一生健康で快適に暮らせる家をつくることです。










