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これから山梨で家を建てる方必見!省エネ基準の義務化と「後悔しない家づくり」の全知識

これから山梨で家を建てる方必見!省エネ基準の義務化と「後悔しない家づくり」の全知識

「省エネ基準がさらに厳しくなると聞いたけれど、これからはどこまでお金をかけるべき?」 「建築のタイミングも早めたほうがいいの?」

マイホームの建築を検討する中で、このような疑問や不安を抱えている方は少なくありません。

結論からお伝えすると、基準が厳しくなる前に慌てて家を建てる必要はありません。 しかし、「現在の法律上の最低基準ギリギリ」で家を建てることもおすすめできません。

住宅は30年、40年と長く家族の暮らしを支える大切な基盤です。これからの時代に後悔しない家づくりをするために、省エネ基準の変遷や、本当に投資すべき性能について詳しく解説します。

1. 2025年義務化と2030年基準:住宅の省エネ化の現在地

日本の住宅政策は、脱炭素社会の実現に向けて急速に省エネ基準の引き上げを進めています。

  • 2025年4月: すべての新築住宅において省エネ基準への適合が義務化。

  • 2030年まで(予定): 国は新築住宅の基準を「ZEH(ゼッチ)水準」へ引き上げる方針。

つまり、住宅性能の最低ラインは今後さらに底上げされていくことになります。

ここで重要なのは、「法律の最低基準を満たしている=夏も冬も快適な家になる」とは限らないという点です。最低基準はあくまで「クリアしなければならない下限」であり、家族が心身ともに快適・健康に暮らすための推奨性能とは別物として捉える必要があります。

2. 後回し厳禁!本当に投資すべき「4つの住宅性能」

住宅設備は後から交換やアップグレードが可能ですが、家の骨組みに関わる性能や断熱材は、後から簡単に変更できません。限られた予算の中で、どこにお金をかけるべきかの優先順位を知ることが重要です。

① 断熱性能(U A値)

最初に予算をかけるべきなのは「断熱性能」です。 山梨県内の多くの地域では、断熱等級6(UA値 0.46以下)を一つの目安にしてください。標高が高く、冬の寒さが特に厳しい地域(北杜市や富士吉田市など)では、さらに高い性能を検討する必要があります。

② 窓の性能と設計

いくら壁の断熱材を厚くしても、窓の性能が低ければ、夏の猛暑や冬の冷気が室内に侵入してしまいます。 窓の大きさ、方位、日射遮蔽を緻密に設計し、Low-E複層ガラス(またはトリプルガラス)などを適切に選ぶことが不可欠です。

③ 気密性能(C値)

断熱性能と並行して確認したいのが「気密性能(C値)」です。 UA値は設計上の計算値ですが、C値は完成した実際の現場で1棟ずつ測定する数値です。断熱材の性能が高くても、隙間が多ければ本来の性能は発揮されません。全棟で気密測定を実施し、「C値 0.5〜0.7以下」をクリアしているかを確認しましょう。

④ 換気性能と熱回収率

高性能な家ほど、気密性が高まるため計画的な換気が重要になります。冷暖房で快適にした室内の空気をそのまま外に捨ててしまうのでは省エネになりません。熱を回収しながら換気を行う「第1種熱交換換気システム」などを採用し、その熱回収率もチェックしておきましょう。

3. 失敗しないための具体的な対策:「3つの見積もり」の活用法

「どこまでお金をかけるべきか迷ってしまう」という場合は、ハウスメーカーや工務店に、同じ間取りで以下の「3つの仕様の見積もり」を同時に依頼することをおすすめします。

  1. 現在の最低基準仕様

  2. ZEH水準仕様

  3. 断熱等級6 + 気密測定を標準としたハイスペック仕様

初期費用だけに囚われて性能の低い家を建ててしまうと、その後30年以上にわたって「高い冷暖房費」や「部屋ごとの寒暖差によるストレス」を抱え続けることになります。建築時期を焦る必要はありませんが、「将来の基準を今先取りして建てること」こそが、長期的なコストパフォーマンスと快適性を両立する正解です。

4. まとめ:数値で裏付けられた家づくりを

これからの家づくりでは、感覚的な「暖かい・涼しい」ではなく、UA値、C値、換気性能、そして年間光熱費のシミュレーションを「具体的な数値」で確認することが何よりも大切です。

基準がどのように変わっても後悔しない、高性能で安心なマイホーム計画を始めましょう。

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