なぜ学校区だけで選んではいけないのか?
Q
土地探しをしていると、
「〇〇小学校区だから人気です」
「学区が良いからこの土地が欲しい」
という話を聞きます。
学校区は大切だと思いますが、
なぜ学校区だけで選んではいけないのでしょうか?
A
結論から言うと、
学校区は変わることがあるからです。
子育て世代にとって、
学校区が気になるのは当然です。
私自身も、
学校までの距離や通学の安全性は大切だと思っています。
しかし、
土地選びで失敗する方の中には、
学校区だけを見て決めてしまう方がいます。
実はそこに落とし穴があります。
例えば、
学校区は将来変更されることがあります。
人口の増減によって、
通学区域が見直されることもあります。
つまり、
今の学校区が将来も同じとは限らないのです。
また、
子どもが学校へ通う期間は意外と短いものです。
例えば、
小学校6年。
中学校3年。
合わせても9年です。
しかし、
住宅ローンは35年。
家には40年、50年と住む可能性があります。
つまり、
学校区だけで土地を選ぶと、
子どもが卒業した後の暮らしを見落としてしまうことがあります。
例えば、
- 通勤しやすいか
- 買い物しやすいか
- 老後も暮らしやすいか
- 医療機関が近いか
こうしたことも重要です。
さらに、
「人気学区だから安心」
とも限りません。
人気学区の土地は価格が高いことがあります。
同じ予算なら、
建物に使えるお金が減る可能性もあります。
私はここで考えていただきたいのです。
学校区へ300万円使うのか。
その300万円で、
- 断熱性能を上げる
- 気密性能を高める
- 太陽光を載せる
- 老後資金を残す
のか。
どちらも選択肢です。
もちろん、
学校区を無視しろという話ではありません。
大切なのは、
学校区も含めて総合的に判断することです。
私はよく、
土地選びは子育てだけではなく、
人生設計だとお話しします。
家は子どものためだけではありません。
ご夫婦のためでもあります。
老後のためでもあります。
だから学校区だけで決めるのではなく、
その土地で何十年暮らせるか
を考えていただきたいと思います。
深澤敏仁のひと言
「私は学校区が大切ではないとは思いません。
ただ、
学校区だけで土地を決めるのは危険だと思っています。
なぜなら、
子どもは成長します。
でも家は残ります。
だから私は、
学校区よりも人生全体で考えることが大切だと思っています。
家づくりは9年のためではなく、
30年、40年の暮らしのためにあると思っています。」










