24坪の平屋でも、性能は削らない。
建物価格から追加工事まで、実際の金額を公開します。
今回ご紹介するのは、延床面積24.11坪・3LDKの平屋住宅です。
建物価格は2,312万円(税込)。
屋外給排水の基準外工事、浄化槽、ウッドデッキ、住宅性能評価の取得費用まで含めた実例総額は、**2,566万円(税込)**です。
コンパクトな平屋ですが、住宅性能は妥協していません。
- 耐震等級3
- 許容応力度計算
- 制震装置
- 断熱等級6
- C値0.38㎠/㎡
- 2×6工法
- 長期優良住宅仕様
- 太陽光発電14.5kW
広告用の最低価格ではありません。
建物価格だけでなく、実際に追加された工事や性能評価費用まで公開します。
今回の結論
24.11坪・3LDK高性能平屋の実例総額は2,566万円(税込)
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| 建物価格 | 2,312万円 |
| 屋外給排水・基準外工事 | 27万円 |
| 浄化槽工事 | 82万円 |
| ウッドデッキ | 122万円 |
| 住宅性能評価取得費用 | 23万円 |
| 実例総額 | 2,566万円 |
価格を分けると
| 区分 | 金額(税込) |
|---|---|
| 建物価格 | 2,312万円 |
| 屋外給排水・浄化槽 | 109万円 |
| ウッドデッキ | 122万円 |
| 住宅性能評価 | 23万円 |
| 合計 | 2,566万円 |
建物価格以外に必要だった費用は254万円
建物価格2,312万円だけでなく、敷地条件に伴う工事、ウッドデッキ、性能評価まで加えると2,566万円になります。
住宅会社を比較するときは、建物価格だけでなく、次の費用が含まれているかを確認することが重要です。
- 屋外給排水工事
- 浄化槽工事
- 性能評価費用
- 長期優良住宅に関する費用
- 太陽光発電
- ウッドデッキなどの外部付帯設備
- 建築確認申請
- 地盤改良
- 外構工事
※土地代、土地購入諸費用、登記費用、住宅ローン諸費用、火災・地震保険、地盤改良工事、ウッドデッキ以外の外構工事、家具・家電などは含まれていません。
※太陽光発電14.5kWはキャンペーンを利用した当該実例の条件です。すべての住宅に同条件で適用されるものではありません。
※掲載金額は当該実例の価格です。建築時期、設備、仕様、敷地条件、資材価格などによって変動します。
建物概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品シリーズ | HIRAYAシリーズ |
| 建物 | 平屋住宅 |
| 間取り | 3LDK |
| 延床面積 | 24.11坪 |
| 構造 | 2×6工法 |
| 壁厚 | 140mm |
| 耐震性能 | 耐震等級3 |
| 構造計算 | 許容応力度計算 |
| 制震対策 | 制震装置搭載 |
| 断熱性能 | 断熱等級6 |
| 気密性能 | C値0.38㎠/㎡ |
| 住宅性能評価 | 取得 |
| 長期優良住宅 | 長期優良住宅仕様 |
| 太陽光発電 | 14.5kW・キャンペーン利用 |
| 建物価格 | 2,312万円(税込) |
| その他工事・評価費用 | 254万円(税込) |
| 実例総額 | 2,566万円(税込) |

この平屋の最大の特徴
面積はコンパクト。でも、性能はローコストにしなかった
今回の住宅は、延床面積24.11坪の3LDKです。
必要以上に建物を大きくせず、日常生活に必要な空間をコンパクトにまとめています。
一方で、住宅性能は削っていません。
耐震等級3を許容応力度計算によって確認し、制震装置も搭載。断熱等級6を確保し、実際の気密測定ではC値0.38㎠/㎡という結果になりました。
さらに、長期優良住宅仕様とし、キャンペーンを利用して14.5kWの太陽光発電を搭載しています。
広さに予算を使うのではなく、耐震・断熱・気密・省エネへ配分した平屋です。

建物価格は2,312万円(税込)
建物本体の価格は2,312万円(税込)です。
単純に延床面積24.11坪で割ると、建物価格ベースの坪単価は約95.9万円です。
ただし、この住宅には次の性能・仕様が含まれています。
- HIRAYAシリーズの設備仕様
- 2×6工法
- 断熱等級6
- 高い気密性能
- 耐震等級3
- 許容応力度計算
- 制震装置
- 長期優良住宅仕様
- 太陽光発電14.5kW・キャンペーン利用
住宅の価格は、面積だけでは比較できません。
同じ24坪でも、構造計算、断熱、気密、制震、太陽光、設備仕様によって価格は変わります。
「24坪でいくらか」ではなく、「その価格にどの性能が含まれているか」を確認してください。
耐震等級3を許容応力度計算で確認
「耐震等級3相当」ではなく、計算で確認する
今回の住宅は、耐震等級3です。
さらに、柱や壁だけでなく、梁、接合部、基礎などへ加わる力を検討する許容応力度計算を行っています。
耐震等級3は、住宅性能表示制度における最高等級です。
ただし、住宅広告で見かける「耐震等級3相当」という表現と、実際に計算・評価された耐震等級3は同じではありません。
住宅会社を比較するときは、次の点を確認する必要があります。
- 耐震等級3を実際に取得するのか
- 「相当」という表現ではないか
- どの方法で構造計算するのか
- 基礎まで計算対象になっているか
- 性能評価書で確認できるか
耐震性能は、営業担当者の説明ではなく、計算書と評価書で確認することが重要です。
制震装置を搭載
耐震と制震は役割が違います
今回の住宅には、制震装置を搭載しています。
耐震は、建物の強度によって地震に耐える考え方です。
一方、制震は、地震による建物の揺れを吸収し、変形を抑えることを目的としています。
つまり、耐震等級3と制震装置は、どちらか一方を選ぶものではありません。
- 耐震で建物の強さを確保する
- 制震で繰り返す揺れによる負担を抑える
この2つを組み合わせた住宅です。
大きな地震は、一度だけ強く揺れて終わるとは限りません。余震を含めて繰り返し揺れる可能性があります。
そのため、初回の地震だけでなく、その後の繰り返す揺れまで考えた計画としています。
断熱等級6
省エネ基準を満たすだけではなく、その先の性能へ
今回の住宅は、断熱等級6です。
断熱性能を高めることで、冬の室内から逃げる熱や、夏に屋外から入る熱を抑えやすくなります。
ただし、断熱等級だけで快適性や光熱費が決まるわけではありません。
次の要素を合わせて考える必要があります。
- 気密性能
- 窓とサッシの性能
- 日射取得
- 夏の日射遮蔽
- 換気方式
- 冷暖房計画
- 間取り
- 家族の生活スタイル
断熱等級の数字だけではなく、実際に建てた住宅の気密性能まで確認することが重要です。
C値0.38㎠/㎡
「高気密」という言葉ではなく、実測値で確認
今回の住宅では気密測定を実施し、C値0.38㎠/㎡という結果になりました。
C値は、住宅全体にどれだけ隙間があるかを示す数値です。数値が小さいほど、隙間が少ないことを示します。
断熱性能は設計段階で計算できますが、C値は実際の施工精度に左右されます。
そのため、仕様書に「高気密住宅」と書くだけでは、完成後の気密性能は分かりません。
気密性が低いと、次のような問題につながる可能性があります。
- 隙間から外気が入る
- 冷暖房の効率が下がる
- 換気計画どおりに空気が流れにくい
- 部屋ごとの温度差が生じやすい
高気密住宅を選ぶなら、「C値はいくつですか」だけでなく、「全棟で測定していますか」と確認してください。
2×6工法・壁厚140mm
今回の住宅は、2×6工法を採用しています。
壁厚は140mmです。
2×4工法よりも壁内部の厚みを確保しやすく、断熱材を充填する空間を広く取れることが特徴です。
また、床、壁、屋根を面として構成する枠組壁工法のため、地震や風による力を建物全体で受ける構造となります。
ただし、同じ2×6工法でも、断熱材、構造計算、施工精度、気密処理などによって実際の性能は変わります。
構造名称だけでなく、次の項目も確認してください。
- 耐震等級
- 構造計算の方法
- 断熱材の種類と厚さ
- UA値
- C値
- 気密測定の有無
- 防湿・結露対策
住宅性能評価取得費用は23万円
今回の住宅では、住宅性能評価を取得しています。
取得費用は23万円(税込)です。
住宅性能評価は、住宅の性能を共通の基準に基づいて確認・表示する制度です。
今回の住宅では、耐震等級3などの性能を、住宅会社の口頭説明だけでなく、評価書として確認できるようにしています。
性能評価を取得するかどうかで、同じ「耐震等級3」という表現でも、その確認方法が変わります。
性能は、言った・言わないでは残りません。
計算書と評価書で残すことが大切です。
太陽光発電14.5kW
キャンペーンを利用して大容量の太陽光発電を搭載
今回の住宅には、14.5kWの太陽光発電を搭載しています。
太陽光発電はキャンペーンを利用したため、通常とは異なる条件で設置されています。
14.5kWという容量は、一般的な住宅用太陽光発電と比較しても大容量です。
発電量は、次の条件によって変わります。
- 屋根の向き
- 屋根勾配
- パネルの設置角度
- 周辺建物や山による影
- 天候
- 気温
- パネルの経年変化
- パワーコンディショナーの変換効率
また、実際の経済効果は、発電量だけでなく、自家消費率、売電条件、電気料金、家族の生活時間などによって異なります。
※太陽光発電14.5kWは、本実例でキャンペーンを利用した搭載容量です。すべての住宅へ同じ条件で搭載できることを保証するものではありません。
長期優良住宅仕様
今回の住宅は、長期優良住宅仕様です。
長期優良住宅は、長期間良好な状態で使用するために、構造、劣化対策、省エネルギー性、維持管理などについて一定の基準を満たす住宅です。
ただし、長期優良住宅は「何もしなくても長期間保証される住宅」という意味ではありません。
建築後には、計画に沿った点検やメンテナンスが必要です。
検討するときは、次の項目を確認してください。
- 認定取得の有無
- 申請費用
- 維持保全計画
- 定期点検
- 必要なメンテナンス
- 税制優遇等の適用条件
「長期優良住宅仕様」と「長期優良住宅の認定取得」は、必ずしも同じではありません。今回の掲載では、提供された契約情報に基づき「長期優良住宅仕様」と表記しています。
屋外給排水・基準外工事27万円
今回の敷地では、屋外給排水工事の基準範囲を超えたため、27万円(税込)の追加費用が発生しました。
屋外給排水工事とは、建物の外部にある給水管や排水管を接続する工事です。
費用は、次の条件によって変わります。
- 道路から建物までの距離
- 水道メーターの位置
- 下水桝の位置
- 配管の延長距離
- 敷地の高低差
- 建物の配置
- 浄化槽の位置
「屋外給排水工事込み」と書かれていても、無制限に含まれるとは限りません。
何メートルまで価格に含まれ、超過分はいくらなのか。
住宅会社と契約する前に、基準範囲まで確認することが重要です。
浄化槽工事82万円
今回の建築地では、浄化槽工事として82万円(税込)が必要でした。
公共下水道が利用できない地域では、生活排水を処理するための浄化槽が必要になります。
浄化槽の工事費用は、次の条件によって異なります。
- 浄化槽の人槽
- 設置位置
- 掘削条件
- 排水管の距離
- 放流先
- ポンプアップの有無
- 自治体の基準
- 補助制度の有無
設置後には、保守点検、清掃、法定検査などの維持費も必要です。
建築時の工事費だけでなく、入居後のランニングコストまで確認することが大切です。
ウッドデッキは122万円
室内と庭をつなぐ、暮らしのためのオプション
今回の住宅では、ウッドデッキを設置しました。
費用は122万円(税込)です。
ウッドデッキは、単に外観を飾るための設備ではありません。
- 洗濯物を干す
- 椅子やテーブルを置く
- 子どもの遊び場にする
- 庭とLDKをつなぐ
- 家族で外時間を楽しむ
- 室内から見た広がりをつくる
このように、生活の場として活用できます。
一方で、素材や設置面積によって、初期費用やメンテナンス方法が変わります。
検討するときは、次の点も確認が必要です。
- 天然木か人工木か
- メンテナンス頻度
- 腐食や色あせ
- 床下の雑草対策
- 排水
- 室内床との段差
- 日差し対策
- 目隠しの必要性
122万円という金額だけでなく、どのように使うかまで決めて採用することが重要です。
24.11坪で3LDKは狭くないのか
24.11坪は、約79.70㎡です。
3LDKの平屋としては、広すぎず、現実的な面積です。
平屋には階段がないため、同じ延床面積の2階建てと比べて、生活に使える床面積を確保しやすい特徴があります。
ただし、単純に部屋数を確保するだけでは、LDKや収納が狭くなる可能性があります。
24坪前後の3LDKでは、次の点が重要です。
- 廊下を短くする
- 水まわりをまとめる
- 収納の位置を分散させる
- 家具を置いた状態で通路を確認する
- ドアの開閉スペースを確認する
- 洗濯から収納までの動線を短くする
- 必要以上に個室を大きくしない
面積を増やす前に、無駄な動線を減らすことが、建築費と暮らしやすさの両方に効果があります。
坪単価だけでは総予算を判断できません
建物価格2,312万円を延床面積24.11坪で割ると、単純計算で坪約95.9万円です。
屋外給排水、浄化槽、ウッドデッキ、性能評価まで含めた実例総額は2,566万円。単純計算では坪約106.4万円になります。
| 比較方法 | 金額 | 坪単価の単純計算 |
|---|---|---|
| 建物価格のみ | 2,312万円 | 約95.9万円/坪 |
| その他工事・評価費用 | 254万円 | ― |
| 実例総額 | 2,566万円 | 約106.4万円/坪 |
同じ住宅でも、どこまでを価格に含めるかによって、坪単価は約10.5万円変わります。
ただし、ウッドデッキ122万円は建物面積に含まれない外部設備です。すべてを延床面積で割った坪単価は、住宅会社との比較には適していません。
比較すべきなのは坪単価ではなく、希望する仕様を含めた最終総額です。
この実例から分かること
今回の住宅は、面積を必要以上に広げず、住宅性能と日々の暮らしに予算を配分しています。
- 延床面積は24.11坪
- 間取りは3LDK
- 断熱等級6
- 耐震等級3
- 許容応力度計算
- 制震装置
- C値0.38
- 2×6工法
- 長期優良住宅仕様
- 太陽光発電14.5kW
- ウッドデッキを設置
大きな家より、性能の高い家。
見せるための広さより、安心して長く暮らすための性能。
これが、今回の平屋の予算配分です。
こんな方に参考になる実例です
- 24坪前後の3LDK平屋を検討している方
- 2,000万円台で高性能な平屋を建てたい方
- 断熱等級6の住宅を検討している方
- 耐震等級3を許容応力度計算で確認したい方
- 制震装置を採用したい方
- C値を実測する住宅会社を探している方
- 2×6工法に関心がある方
- 太陽光発電を多く搭載したい方
- 長期優良住宅仕様を検討している方
- ウッドデッキのある平屋を建てたい方
- 浄化槽が必要な土地で建築する方
- 建物価格以外の費用まで確認したい方
24.11坪・3LDK平屋の実販売価格
- 建物価格:2,312万円
- 屋外給排水・基準外工事:27万円
- 浄化槽工事:82万円
- ウッドデッキ:122万円
- 性能評価取得:23万円
- 建物価格以外の費用:254万円
- 実例総額:2,566万円(税込)
住宅性能・仕様
- HIRAYAシリーズ
- 2×6工法・壁厚140mm
- 耐震等級3
- 許容応力度計算
- 制震装置
- 断熱等級6
- C値0.38㎠/㎡
- 住宅性能評価取得
- 長期優良住宅仕様
- 太陽光発電14.5kW・キャンペーン利用
面積は24.11坪。
しかし、住宅性能は小さくしていません。
広さだけを追い求めず、耐震、制震、断熱、気密、省エネ性能に予算を配分した平屋です。
建物価格は2,312万円。
その他工事と性能評価を含めた実例総額は、2,566万円(税込)。
これが、今回の家づくりの正直な実例価格です。
あなたが希望する24坪の平屋は、最終的にいくらになるのか?
同じ24坪の平屋でも、住宅性能、太陽光発電、敷地条件、浄化槽、外構、ウッドデッキなどによって総額は変わります。
建物価格だけで予算を決めると、契約前後に追加費用が判明する可能性があります。
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「まだ契約は考えていない。まず金額だけ知りたい」
その段階でも構いません。
価格を知らずに土地や間取りを決める前に、まず現実的な総予算をご確認ください。
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