【山梨県の建て替え事例】57歳・退職金0円でも建て替えできる?20坪2LDK・総額2,000万円の資金計画
「57歳から住宅ローンを組んで、建て替えることはできますか?」
「退職金がないので、建て替えは諦めた方がよいでしょうか?」
50代・60代の建て替え相談では、このようなご質問が増えています。
結論からお伝えすると、57歳、退職金0円でも、年齢だけで建て替えを諦める必要はありません。
今回のモデル事例では、延床24坪の計画を20坪・2LDKへ見直し、建て替え総額を2,300万円から2,000万円へ調整しました。
その結果、預金700万円のうち500万円を建築後に残し、住宅ローン月額約8万7,000円で進められる可能性が見えてきました。
ただし、住宅ローンが組めることと、老後まで安心して返せることは同じではありません。
今回は、夫57歳・妻49歳のご夫婦を想定し、90歳までの資産推移を計算しました。
※この記事は一般的な条件を設定したモデルシミュレーションです。実際の結果は、収入、生活費、資産、年金、住宅ローン条件などによって異なります。
今回の建て替えモデル事例
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| ご主人 | 57歳 |
| 奥様 | 49歳 |
| 現在の世帯年収 | 720万円 |
| ご主人の退職予定 | 65歳 |
| 奥様の退職予定 | 60歳 |
| 現在の預金 | 700万円 |
| 退職金 | 0円 |
| ご主人の年金 | 65歳から月18万円 |
| 奥様の年金 | 65歳から月11万円 |
| 当初の建て替え計画 | 24坪・総額2,300万円 |
| 見直し後の計画 | 20坪・2LDK・総額2,000万円 |
| 一番の心配 | 57歳でも住宅ローンが組めるか |
57歳でも住宅ローンを組んで建て替えできますか?
年齢だけで判断すれば、57歳でも住宅ローンを検討できる可能性があります。
今回のおすすめ標準案は、住宅ローン1,800万円、変動金利1.5%、20年返済です。
借入開始を57歳とすると、完済年齢は77歳、毎月の返済額は約8万7,000円です。
ただし、実際の住宅ローン審査では年齢だけでなく、次の項目が確認されます。
- ご主人と奥様それぞれの年収
- 勤続年数と雇用形態
- 自動車ローンやカードローンなどの借入金
- 過去の返済状況
- 健康状態と団体信用生命保険
- 建築する住宅と土地の担保評価
そのため、「57歳だから無理」とも「必ず借りられる」とも言い切れません。
まずは複数の金融機関で事前審査を行い、実際の借入可能額、金利、返済期間を確認する必要があります。
本当の問題は、住宅ローン審査より退職後の収入です
今回のご夫婦で注意したいのは、住宅ローンが組めるかどうかだけではありません。
ご主人は65歳で退職し、65歳から年金を受け取ります。
一方、奥様は60歳で退職予定ですが、奥様が65歳になるのは、ご主人が73歳のときです。
つまり、ご主人の退職後から奥様の年金受給開始まで、世帯収入が段階的に下がる期間があります。
住宅ローン審査に通ったとしても、この期間に預金を大きく取り崩す計画では、老後の安心が残りません。
そこで今回は、
住宅ローンが借りられる金額ではなく、老後資金を残しながら返せる金額
を基準に計画を組み直しました。
24坪から20坪・2LDKへ。建て替え総額を300万円調整
当初の希望は、延床24坪、建て替え総額2,300万円でした。
しかし、この条件をすべて採用し、ご主人65歳、奥様60歳で退職すると、90歳までの生活資金について約255万円の追加調整が必要になる暫定結果となりました。
そこで、夫婦2人の将来の暮らしを基準に、延床面積を20坪・2LDKへ整理します。
| 比較項目 | 当初の希望 | おすすめ標準案 |
|---|---|---|
| 延床面積 | 24坪 | 20坪 |
| 間取り | 未確定 | 2LDK |
| 建て替え総額 | 2,300万円 | 2,000万円 |
| 自己資金 | 500万円 | 200万円 |
| 住宅ローン | 1,800万円 | 1,800万円 |
| 建築後の現金 | 200万円 | 500万円 |
| 毎月返済額 | 約8万7,000円 | 約8万7,000円 |
| 完済年齢 | 77歳 | 77歳 |
住宅ローン額は同じ1,800万円ですが、自己資金を500万円から200万円へ抑えられるため、建築後に残る現金は200万円から500万円へ増えます。
これが、24坪から20坪へ見直す大きな意味です。
20坪・2LDKは、夫婦2人には小さすぎませんか?
20坪は約66平方メートルです。
夫婦2人の平屋として考えれば、間取りを整理することで2LDKを計画できる広さです。
例えば、次のような構成が考えられます。
- 夫婦の寝室
- 将来分けて使える個室
- LDK
- 浴室・洗面・トイレ
- 必要量を確認した収納
- 室内干しスペース
重要なのは、単純に部屋を狭くすることではありません。
使わない和室、広すぎる廊下、過剰な収納、複雑な凹凸、将来使わなくなる部屋を整理します。
面積を小さくすることで、建築費だけでなく、将来の光熱費、固定資産税、修繕費、掃除や移動の負担も抑えやすくなります。
小さくしても、住宅性能は削らない
建築総額を抑える場合、先に住宅性能を削ってはいけません。
原則として守るべき項目は次のとおりです。
- 耐震性能と構造安全性
- 断熱性能
- 気密性能
- 換気性能
- 雨漏りや結露を防ぐ基本性能
- 将来の修繕性
- 建築後に残す現金
先に見直すのは、建物面積、間取りの複雑さ、設備グレード、造作家具、装飾、外構工事の範囲です。
デザインハウス甲府では、安くするために耐震・断熱・気密性能を落とすのではなく、夫婦2人に必要な広さへ整理することで建築総額を調整します。
おすすめ標準案の住宅ローンと資産計画
今回のおすすめ標準案は次のとおりです。
| 項目 | おすすめ標準案 |
|---|---|
| 建て替え総額 | 2,000万円 |
| 自己資金 | 200万円 |
| 住宅ローン | 1,800万円 |
| 金利 | 変動金利1.5% |
| 返済期間 | 20年 |
| 毎月返済額 | 約8万7,000円 |
| 建築後に残す現金 | 500万円 |
| 完済年齢 | 77歳 |
| 90歳時点の予想残高 | 約645万円 |
今回の計算では、変動金利1.5%が20年間変わらない条件とし、金利上昇リスクは考慮していません。
また、奥様が60歳から65歳まで、月10万円程度の収入を確保する条件を加えています。
妻が60歳で完全に退職した場合はどうなる?
奥様が60歳で完全に退職し、追加収入がない場合でも、今回の暫定計算では90歳時点で約45万円残ります。
建て替え自体の可能性はありますが、90歳時点で45万円では、予想外の医療費、介護費、車の買い替え、住宅修繕などに対する余裕が十分とはいえません。
そこでおすすめ標準案では、奥様が60歳から65歳まで、月10万円程度の収入を確保する条件としました。
5年間の収入は合計約600万円です。
この調整により、90歳時点の予想残高は約45万円から約645万円まで増える計算です。
「建て替えのために長く働く」というより、
建て替え後の安心を600万円増やすために、5年間だけ働き方を整える
という考え方です。
3つの建て替え案を比較
| 希望優先案 | おすすめ標準案 | 安全重視案 | |
|---|---|---|---|
| 延床面積 | 24坪 | 20坪 | 19坪 |
| 間取り | 未確定 | 2LDK | 2LDK |
| 建て替え総額 | 2,300万円 | 2,000万円 | 1,850万円 |
| 自己資金 | 500万円 | 200万円 | 185万円 |
| 住宅ローン | 1,800万円 | 1,800万円 | 1,665万円 |
| 毎月返済額 | 約8万7,000円 | 約8万7,000円 | 約8万円 |
| 建築後の現金 | 200万円 | 500万円 | 515万円 |
| 完済年齢 | 77歳 | 77歳 | 77歳 |
| 90歳時点 | 約255万円の追加調整 | 約645万円 | 約816万円 |
おすすめ標準案は、希望する住宅性能と老後資金のバランスを取った案です。
安全重視案では、建て替え総額をさらに150万円抑え、90歳時点の資金を約816万円まで厚くします。
今回の資金シミュレーション条件
今回のモデル計算には、次の条件を使用しています。
- 計算期間:夫57歳から90歳まで
- 妻の年齢:夫90歳時点で82歳
- 世帯年収:税込720万円
- 年収内訳:夫500万円・妻220万円として暫定配分
- 手取り推定:夫390万円・妻180万円
- 基本生活費:月20万円
- 物価上昇率:年1.2%
- 年金:額面の90%を収入として計上
- 建物修繕費:120万円を3回
- 医療・介護予備費:300万円
- 預金の運用益:0%
- 住宅ローン:変動金利1.5%・20年返済
- 金利上昇リスク:今回の計算では考慮しない
入力されていない支出や借入金については未確認です。
正式な資金計画では、源泉徴収票、年金見込額、預金残高、現在の借入金、建て替え費用の内訳などを確認して再計算します。
よくある質問
57歳でも住宅ローンを組めますか?
年齢だけで住宅ローンが不可能になるわけではありません。年収、勤続年数、既存借入、健康状態、完済年齢などを含めて金融機関が審査します。まずは事前審査で確認する必要があります。
退職金が0円でも建て替えできますか?
預金、年収、年金、生活費、建て替え総額の組み合わせによっては可能性があります。退職金がない場合は、建築後の現金を多く残すことが特に重要です。
預金700万円のうち、いくら使う計画ですか?
おすすめ標準案では自己資金を200万円とし、建築後に500万円を残します。預金をすべて建築費に使う計画ではありません。
20坪・2LDKで夫婦2人は暮らせますか?
夫婦2人の生活動線と必要な収納量を整理すれば、20坪でも2LDKを計画できます。ただし、持ち物の量や個室の使い方を事前に確認する必要があります。
変動金利1.5%は将来も変わりませんか?
変動金利は将来上昇する可能性があります。今回のモデル事例では、ご指定の条件により金利上昇リスクを考慮せず、1.5%が続くものとして計算しています。
建物本体2,000万円という意味ですか?
この事例では、建物本体価格だけではなく、建て替えに必要な費用を含む総額2,000万円として検討しています。ただし、解体、仮住まい、往復引越し、登記、測量、外構などの正式な内訳は、見積書で確認する必要があります。
まとめ|57歳・退職金0円でも、条件を整えれば建て替えの可能性はある
今回のモデル事例では、次の3点を調整しました。
- 延床24坪を20坪・2LDKへ見直す
- 建て替え総額を2,300万円から2,000万円へ抑える
- 奥様が60歳から65歳まで月10万円程度の収入を確保する
その結果、住宅ローン月額は約8万7,000円、建築後の現金は500万円、90歳時点の予想残高は約645万円となりました。
建て替えで重要なのは、住宅ローンが通るかどうかだけではありません。
「あと何年働くのか」
「預金をいくら残すのか」
「建物を何坪にするのか」
「90歳時点でいくら残るのか」
これらを一緒に考える必要があります。
建て替えは、住宅ローンではなく人生設計です。
あなたの場合、いくらまでなら建て替えられますか?
デザインハウス甲府の「建て替えの窓口」では、50代・60代の建て替えについて、建築費だけでなく、老後資金、住宅ローン、年金、退職金、解体、仮住まい、往復引越しまで含めて確認します。
「年齢的にもう遅いかもしれない」
「退職金を使ってよいのか分からない」
「住宅ローンが通っても、老後まで返せるか心配」
という方は、建て替えを諦める前にご相談ください。
山梨県甲府市、甲斐市、南アルプス市、中央市、笛吹市、山梨市、北杜市、富士吉田市周辺の建て替え相談に対応しています。
あなたの場合、どの条件を、いくら調整すれば建て替えられるのか。
90歳までの資産推移を確認しながら、建て替えの可能性を一緒に探します。
デザインハウス甲府
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