住宅ローンの相談をしていると、
「ボーナス払いを使えば月々の返済が楽になりますよ」
と言われることがあります。
確かにその通りです。
ボーナス払いを利用すれば、
毎月の返済額を抑えることができます。
しかし私は、
住宅ローンのボーナス払いには慎重であるべきだと思っています。
なぜなら、
ボーナスは保証された収入ではないからです。
会社の業績が悪化すれば、
ボーナスは減ることもあります。
場合によっては、
支給されないこともあります。
例えば、
月々8万円の返済に加え、
年2回20万円ずつのボーナス払いを組んだとします。
一見すると無理のない計画に見えます。
しかし、
子どもの教育費や車の買い替えが重なる時期になると、
ボーナスの使い道は住宅ローンだけではありません。
実際には、
- 車検
- 自動車購入
- 家電の買い替え
- 旅行
- 教育費
など、
まとまった支出の多くがボーナス時期に発生します。
つまり、
ボーナス払いを組むということは、
将来のボーナスの使い道を先に住宅ローンへ予約しているようなものなのです。
また、
最近は働き方も変わっています。
転職や独立、副業など、
将来の収入がどう変化するか分かりません。
もしボーナスが減った時、
住宅ローン返済のために貯金を取り崩すことになれば、
家計は一気に苦しくなります。
住宅ローン破綻する方の中には、
ボーナス払いを前提にしていたケースも少なくありません。
ボーナス払いが向いている人
絶対にダメというわけではありません。
例えば、
- 公務員
- 安定した大企業勤務
- 住宅ローン以外の借入が少ない
- 十分な貯蓄がある
こうした方であれば選択肢の一つになるかもしれません。
しかし、
ボーナス払いが無ければ返済できない計画は危険です。
俺流ポイント
私はお客様に、
住宅ローンは月々の返済だけで完結する計画をおすすめしています。
ボーナスは、
返済のために使うのではなく、
- 貯蓄
- 教育費
- 老後資金
- 家族旅行
のために残しておいた方が安心です。
住宅ローンで後悔する人は、
「今なら払える」で考えます。
後悔しない人は、
「もしボーナスがゼロになっても大丈夫か」
で考えます。
家づくりの目的は、
住宅ローンを払うことではありません。
家族が豊かに暮らすことです。
だから私は、
ボーナス払いに頼らない住宅ローン計画の方が安全だと考えています。










