シニア世代の建て替えでは、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)は必要ですか?電気代を「見える化」するメリットを教えてください。
Q
71歳です。建て替えを計画しています。太陽光発電を付ける予定ですが、住宅会社から「HEMSも一緒に導入すると便利ですよ」と勧められました。HEMSとは何でしょうか?シニア世代にも本当に必要な設備ですか?
結論
HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)は、家庭の電気使用量や太陽光発電量を「見える化」し、効率よくエネルギーを管理するシステムです。
シニア世代では、
- 電気代が分かりやすい
- 電気の使い過ぎに気付きやすい
- 太陽光発電を有効活用できる
- 停電時の電力状況を確認しやすい
などのメリットがあります。
特に太陽光発電や蓄電池を導入するなら、HEMSとの組み合わせがおすすめです。
HEMSとは?
HEMSとは、
Home Energy Management System(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)
の略です。
家庭内の
- 電気使用量
- 太陽光発電量
- 売電量
- 蓄電池残量
などを、
スマートフォンや専用モニターで確認できます。
電気代が「見える化」される
例えば、
「今日はエアコンを多く使った」
「昨日より電気使用量が多い」
ということが、
リアルタイムで確認できます。
数字で見えるため、
節電もしやすくなります。
太陽光発電との相性
HEMSは、
太陽光発電との相性が非常に良い設備です。
例えば、
昼間に発電した電気を、
- 自宅で使う
- 蓄電池へためる
- 売電する
という状況が一目で分かります。
電気を最も効率良く使えるようになります。
停電時にも役立つ
蓄電池を設置している場合は、
停電時に、
- 残りの蓄電池容量
- 使用できる電力
などを確認できます。
災害時でも、
電気を計画的に使えることが安心につながります。
シニア世代に向いている理由
HEMSは、
節電だけではありません。
例えば、
夏にエアコンを我慢している場合でも、
「思ったほど電気を使っていない」
ことが分かれば、
安心してエアコンを使えることがあります。
熱中症予防にも役立ちます。
スマートフォンが苦手でも大丈夫?
最近のHEMSは、
スマートフォンだけではなく、
専用モニターで確認できる製品もあります。
大きな文字で表示できるものもあり、
シニア世代でも使いやすくなっています。
HEMSはZEHとの相性も良い
ZEH住宅では、
HEMSを組み合わせることで、
住宅全体のエネルギー管理がしやすくなります。
例えば、
- 太陽光発電
- 蓄電池
- エコキュート
などを効率良く運転できます。
高性能住宅と組み合わせる
HEMSだけでは、
電気代は下がりません。
おすすめは、
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 耐震等級3
を組み合わせることです。
住宅性能が高いほど、
HEMSの効果も高まります。
法律・制度の根拠
HEMSは、
経済産業省が普及を進めているエネルギーマネジメントシステムです。
また、
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)では、
HEMSの導入が推奨されるケースがあります。
住宅の省エネルギー性能は、
建築物省エネ法
および
住宅性能表示制度
に基づいて評価されます。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
太陽光発電を設置されるお客様には、
HEMSを一緒に導入される方が増えています。
私たちは、
HEMSを
「節電設備」ではなく、「安心設備」
と考えています。
おすすめは、
- 太陽光発電
- 蓄電池
- HEMS
- 断熱等性能等級6
- 耐震等級3
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を組み合わせた住まいです。
これにより、
毎日の光熱費だけではなく、
停電時の安心感も大きく変わります。
HEMSは、「電気代を見る機械」ではありません。
**ご夫婦が安心して暮らし続けるために、「家のエネルギーを見守る設備」**だと私たちは考えています。










