私ならリビング階段を盲信しない
家づくりをしていると、
よく聞く言葉があります。
「リビング階段にしたいです。」
理由を聞くと、
ほとんどの方がこう答えます。
「家族の会話が増えるから。」
確かにそう言われています。
私も一理あると思います。
しかし、
結論から言うと、
私はリビング階段を盲信しません。
なぜなら、
リビング階段=家族仲が良くなる
ではないからです。
リビング階段のメリット
まず良い部分です。
例えば、
子どもが帰宅する。
リビングを通る。
自然と顔を合わせる。
会話も生まれやすくなります。
私はこれはメリットだと思っています。
家族の気配を感じやすい
例えば、
2階にいても、
1階の様子が分かる。
子どもが帰宅したことも分かる。
家族のつながりを感じやすいです。
しかし会話は増えないこともある
実際によくあります。
リビング階段にした。
でも子どもは、
「ただいま」
だけ言って2階へ行く。
私は何度も見てきました。
つまり、
階段だけでは家族関係は変わりません。
音が伝わりやすい
これは大きなデメリットです。
例えば、
- テレビ
- 会話
- 電話
- ゲーム
です。
吹抜けと同じで、
音が上下へ伝わります。
私は家族構成で考えます。
冷暖房効率
私は住宅会社の経営者なので、
ここも見ます。
断熱等級6以上。
C値0.7以下。
このクラスなら大きな問題はありません。
しかし、
それでも空気は移動します。
私は性能とのバランスを考えます。
思春期になると変わる
小さい頃は良いです。
しかし、
中学生。
高校生。
になると、
会話は階段では増えません。
私は家族関係は間取りだけでは決まらないと思っています。
リビング階段が向く家
例えば、
- 子育て世代
- 共働き家庭
- 家族時間を大切にしたい
こうしたご家庭には向いています。
私はケースによって提案します。
私ならこう考える
私は階段を見る時、
こう考えます。
「この家族に合っているか?」
です。
流行かどうかではありません。
本当に大切なのは?
私はこう思っています。
家族の会話は、
階段で増えるのではありません。
家族の関係性で増えるのです。
リビング階段は、
そのきっかけに過ぎません。
リビング階段より大事なこと
私は、
- 食事を一緒にする
- リビングで過ごす
- 会話する時間を作る
こちらの方が重要だと思っています。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
リビング階段は選択肢の一つだと思っています。
正解ではありません。
だから私たちは、
家族構成。
生活スタイル。
性能。
を考えた上で提案しています。
家は流行で作るものではないからです。
俺流ポイント
私はお客様に、
「リビング階段を信じるな。」
「家族の暮らしを信じろ。」
とお話しています。
家づくりで後悔する人は、
流行を見ています。
後悔しない人は、
家族の生活を見ています。
私は、
リビング階段のある家より、
家族が自然に会話できる家の方が価値があると思っています。
家づくりの目的は、
流行の間取りを作ることではありません。
家族が一生幸せに暮らせる家をつくることです。










