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担当者の退職後、承認済みの追加金額を変えられた。何を示して話す?

担当者の退職後、承認済みの追加金額を変えられた。何を示して話す?

原案の判断:承認の記録と見積条件を示し、変更理由を正式に説明してもらう。

担当者が退職したという理由だけで、会社と合意した追加工事の金額が当然に変わるわけではありません。承認済みの見積書、追加契約、メールなどをそろえ、会社として何を合意していたかを確認します。ただし、概算や条件付きの提示だった場合は、その条件も見ます。旧金額の記録を示し、新しい金額へ変える根拠と理由を正式に説明してもらってください。

承認済みという状態を資料で確認する

施主が見積もりを了承した段階なのか、会社も追加契約を受け付けた段階なのかを確認します。見積書の宛名、発行者、日付、有効期限、署名や押印、電子契約の完了記録をそろえてください。担当者との会話だけでも合意の判断材料になり得ますが、何をいくらで頼んだかを説明できる資料が必要です。

会社が出した見積もりに対して、その条件で発注しますと返したメールがあれば、前後のやり取りも保存します。別の候補案を承認したと誤認されていないか、品番や工事範囲が同じかを確認します。資料の表題が見積書か契約書かだけで決めず、双方の意思と条件を全体として照合することが重要です。

担当者個人の話と会社の契約を分ける

住宅会社の業務として行った追加契約なら、担当者が交代したことと契約内容は別に確認します。新担当者が前の人の話なので分からないと言う場合は、上司や契約管理の担当部署へ記録を引き継いでもらいます。施主が退職者を探して個人的に説明させなければならない、という状態で終わらせないことです。

会社が担当者にはその価格を決める権限がなかったと説明する場合は、契約の成立と代理権の問題が関わります。施主へどの権限や条件が示され、会社名の書類がどう発行されたかを整理します。会社内部の事情だけで必ず変更できるとも、担当者の発言ならすべて会社を拘束するとも断定せず、争いがある場合は専門家へ記録を示して確認してください。

旧見積もりに付いた条件を読み直す

概算、現場確認後に確定、期限内発注が条件、仕様決定後に再見積もりなどの記載がないかを見ます。承認した金額が固定価格なのか、数量や施工条件で精算する予定だったのかを確認してください。会社が新たな理由を挙げた場合は、その条件が当初から説明されていたかを資料で照合します。

原材料の値上がりや仕入先の変更があっても、誰がその変動を負担するかは契約によります。価格変更の条項がある場合は、適用する条件、通知、協議の方法を確認します。担当者が辞めたから仕入価格を再計算したという説明と、契約で認められた価格調整は同じではありません。理由と条項を対応させて説明してもらいます。

新旧の金額と工事内容を並べる

金額が変わった項目を、材料、数量、施工費、経費、税、値引きに分けます。新見積もりで、旧案にはなかった作業が追加されていないかを確認します。施主が後から仕様を変えた部分があるなら、その増額と、会社が独自に改定した部分を分けてください。同じ工事への価格変更なのか、工事内容自体が変わったのかを明確にします。

旧金額を維持すると品質や必要な作業を落とすと言われた場合は、当初契約で約束した完成内容を確認します。会社が必要な工事を見積もりから落としていたなら、その経緯と負担を協議します。施主が当初から対象外と理解していた工事とは扱いが違うため、見積もりの抜けをすべて追加へまとめないことが大切です。

施工と支払いの扱いを確認中に決める

金額を確認している間に、対象の工事がどこまで進んでいるかを確認します。未発注なら、採用する条件が固まるまで手配をどう扱うかを協議します。施工済みなら、旧条件と異なる金額を請求する理由を確認し、支払期限の扱いを会社と調整してください。連絡なく工事全体の支払いを止めることは避けます。

新しい見積もりへ署名するよう求められても、旧合意をどう扱うかの説明がないまま応じないことです。訂正として署名するのか、新たな条件へ変更するのかを明確にします。合意できない場合は、確認中の項目、施主の認識、会社の回答を文書へ残し、住宅の相談窓口や弁護士へ相談します。

会社としての確認書と引継ぎ記録を残す

旧価格を維持することになったら、対象の見積番号と工事範囲、金額、工期を会社名義の記録で確認します。条件を変更する場合は、その理由と合意日、増減額を明記します。新担当者だけでなく、現場、経理、発注担当へ同じ条件が伝わっているかも確認してください。口頭の謝罪だけで台帳が変わっていない状態を避けます。

今後の変更は、担当者の個人端末だけへ残さず、会社が管理する連絡先や契約資料へ記録してもらいます。施主側も見積書、承認、発注確認を一組で保存します。担当者の交代自体は起こり得るため、人の記憶に頼らず、誰が引き継いでも同じ工事と金額を確認できる状態にすることが大切です。

深澤の判断と次の行動

私なら、退職した担当者との約束を会社の記録として提示し、会社名義の回答を求めます。旧見積もりの条件と承認の経緯を確認し、新しい額へ変える理由を項目別に説明してもらう。担当者の交代だけで価格を変える話には、その根拠を確かめます。解決後は現場と経理まで同じ条件へ直し、最終精算へ誤りを残さないようにしてください。

参考資料  確認日 2026年10月25日

財務省中国財務局 契約って何だろう

全日本不動産協会 月刊不動産 権利関係 民法の代理

東京都 建設工事の請負契約の書面化について

住まいるダイヤル リフォームの追加費用で注意すべき点

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