工事は終わったのに仮設電気の請求が続く。施主名義なら放置できない?
原案の判断:契約者と解約担当を確認し、終了日までの請求を精算
施主名義の仮設電気なら、工事が終わったからといって請求を放置してはいけません。契約者、電気を使い終えた日、廃止や撤去を申し込む担当者を確認し、受付と終了まで追ってください。工事代金に使用料が含まれる約束なら、その負担と電力会社への契約手続きは別々に整理して精算します。
仮設と本設の契約を区別する
新居で使う本設の電気が通っても、工事用の仮設電気が自動的に終わるとは限りません。請求書にある契約名義、供給地点の番号、契約の種類、対象期間を確認します。引き渡し後の請求が届いた場合も、請求書の発行日ではなく、何月何日までの使用料かを見てください。工事中の最後の請求が遅れて届いただけという場合もあります。
住宅会社が手配していても、施主が契約者として登録されていることがあります。誰の口座から引き落とされ、最終的に誰が負担する契約なのかを確かめます。仮設盤や配線が撤去されたように見えることと、電力会社で廃止手続きが完了していることは同じではありません。会社の説明と契約先の受付記録の両方を確認するのが確実です。
使用終了と廃止申込みの日を並べる
工事用電気を最後に使った日、住宅会社が電気工事店へ撤去を頼んだ日、契約先へ申込みをした日、契約が終わる日を時系列で並べます。どの段階で止まっているかが分かれば、会社に依頼する作業も具体的になります。「もう使っていません」という報告だけでは、請求が続く理由を確認できません。
契約先によって臨時電灯の手続きや受付方法は異なります。東京電力の工事関係の案内でも、臨時契約の撤去には所定の申込みが示されています。自分の契約の窓口に、誰がどの方法で手続きできるかを聞いてください。施主が契約者でも、現場の設備撤去は電気工事店の調整が必要な場合があります。契約の廃止と安全な撤去を一緒に進めます。
請求が残る理由を確認する
使用量がゼロに近くても、契約条件によって料金が生じることがあります。実際の請求が基本部分なのか、従量部分なのか、撤去等に関する費用なのかを見ます。契約の終了後に届いた請求書でも、対象期間が終了前なら未払いとして残っている可能性があります。不要な請求だと決めて引落口座だけ止めず、内訳を契約先へ照会してください。
工事完了後も使用量が記録されている場合は、外構や補修で使ったのか、別の設備へ接続していたのかを住宅会社へ確認します。請求の誤りと断定する前に、使用期間と現場の作業記録を突き合わせます。必要ならメーターの値や写真を残し、現場責任者へ使用停止の確認を依頼します。施主が配線を触ったり、通電中の設備を外したりすることは避けてください。
誰の負担かは工事契約に照らす
仮設電気の使用料が工事見積もりに含まれているなら、施主が立て替えた請求額をどのように精算するか会社へ確認します。仮設の設置撤去費だけが含まれ、使用料は施主負担という契約も考えられるため、仮設費一式の範囲を確かめます。電力会社への契約名義と、住宅会社との内部的な費用負担は区別して整理する必要があります。
廃止申込みの遅れによる費用が問題なら、誰がいつ手続きする約束だったかを示します。会社が担当する約束で申込みを忘れたのか、施主が使用継続を希望したのか、外構の追加で必要になったのかで事情は変わります。単純に引き渡し後の全額を会社へ請求するのではなく、遅れによって増えた期間と費目を特定して負担を協議します。
会社へ依頼する内容を具体的にする
連絡では、契約番号、請求対象期間、請求額を伝え、「仮設電気の廃止受付日と終了予定日を確認したい」と依頼します。電気工事店が担当する場合は、住宅会社から担当者と連絡予定日を知らせてもらいます。電力会社と工事店の間を施主が何度も往復しなくて済むよう、誰が取りまとめるかを決めてください。
申込みが済んだら、受付番号や申込控え、廃止日を受け取ります。使用料の精算は、仮設の最終請求が確定した後に不足分や返金を合わせる方法があります。その場合も、いつ確認してどの代金に充当するかを決めます。会社が口頭で負担すると言ったまま引き渡し精算を終えず、対象となる請求額を明記した記録を残しましょう。
最後の請求まで確認して完了にする
本設の電気の請求と仮設の最終請求が同じ時期に届いたら、二重契約か、異なる期間の精算かを確認します。口座の引落名義だけでは区別しにくい場合があるので、明細を保存してください。誤って払いすぎたことが分かった場合は、返金先と時期を契約先へ確認し、住宅会社との立替精算にも反映させます。
長く連絡が取れない場合でも、施主名義の契約をそのままにせず、契約先へ現在の状況を伝えて対応を相談します。住宅会社との負担の争いは別に資料を整え、相談窓口へ確認できます。家族にも契約の終了を共有し、後日届く通知を不要な広告と間違えて捨てないようにしましょう。最後の請求と精算の双方が終わったことを記録しておくと安心です。
深澤の判断と次の行動
私なら、仮設電気は設備の撤去だけで完了とせず、契約の終了日と最終請求まで確認します。施主名義なら、会社任せで連絡を待つだけにはしません。使用料の負担は工事契約で、廃止の完了は電気の契約先で確かめる。この二つを分けて進めれば、不要な請求が続くことも、必要な最終支払いを見落とすことも防げます。
参考資料 確認日 2026年10月25日
東京電力エナジーパートナー でんき工事コーナー 低圧工事のお申込み
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