私なら2階トイレを必須にしない
家づくりをしていると、
よく聞く言葉があります。
「2階トイレは絶対必要ですよね?」
昔からそう言われています。
住宅展示場でも当たり前のように付いています。
しかし私は、
2階トイレを必須とは考えていません。
結論から言うと、
私は家族構成と暮らし方によって決めます。
なぜなら、
全員に必要な設備ではないからです。
2階トイレのメリット
まず良い部分です。
当然あります。
例えば、
朝の混雑です。
家族4人。
5人。
朝の支度時間が重なる。
こういうご家庭では便利です。
私はそこを認めています。
夜中に便利
寝室が2階なら、
夜中に1階へ降りる必要がありません。
高齢になるほどメリットがあります。
私はここも評価しています。
子どもが大きくなると便利
思春期になると、
家族の生活時間が違います。
2階トイレがあると便利です。
私は人数によって考えます。
しかし費用はかかる
ここが重要です。
トイレを一つ増やす。
すると、
- 本体代
- 給排水工事
- 電気工事
- クロス工事
が増えます。
私は費用対効果を考えます。
掃除も増える
当たり前ですが、
トイレが2つなら、
掃除も2倍です。
私は維持管理まで考えます。
実際に使わない家もある
意外とあります。
2階トイレを作った。
しかし、
ほとんど使わない。
特に夫婦二人暮らしになると、
使用頻度が激減することがあります。
私はここも考えます。
平屋なら不要な場合もある
私は平屋を多く手掛けています。
平屋なら、
2階トイレという概念自体がありません。
それでも快適です。
つまり、
必須ではないということです。
私ならこう判断する
私は次の条件なら検討します。
- 4人以上家族
- 二階建て
- 子どもが複数
- 朝の混雑が予想される
です。
逆に、
夫婦中心なら必須とは思いません。
一番危険なのは
私はこう思っています。
「みんな付けているから付ける」
です。
これが一番危険です。
家づくりは流行ではありません。
暮らしです。
本当に大切なこと
私はトイレを増やすより、
収納を増やした方が良いケースもあると思っています。
家族によって正解は違います。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
設備は必要性で決めるべきだと思っています。
だから私たちは、
2階トイレも標準だから付けるのではなく、
家族構成や生活スタイルを見て提案しています。
家は何十年も暮らす場所だからです。
俺流ポイント
私はお客様に、
「2階トイレを付けるか考えるな。」
「本当に使うか考えろ。」
とお話しています。
家づくりで後悔する人は、
他人の家を見ています。
後悔しない人は、
自分たちの暮らしを見ています。
私は、
使わない2階トイレより、
毎日使う収納や家事動線の方が価値があると思っています。
家づくりの目的は、
設備を増やすことではありません。
家族が一生快適に暮らせる家をつくることです。










