擁壁のある土地は大丈夫?
土地探しをしていると、
時々こんな土地があります。
高台で眺めが良い。
日当たりも良い。
しかし、
敷地の一部に大きな擁壁がある。
すると、
多くの方が不安になります。
「この擁壁は大丈夫ですか?」
結論から言うと、
私は擁壁があるから危険だとは思っていません。
しかし、
擁壁があるなら必ず確認します。
なぜなら、
擁壁の状態によって安全性が大きく変わるからです。
擁壁とは何か?
擁壁とは、
高低差のある土地で土が崩れないように支える壁です。
例えば、
- 高台の住宅地
- 傾斜地
- 盛土造成地
などで見られます。
山梨県でも珍しくありません。
一番大切なのは状態
私は擁壁を見ると、
まず状態を確認します。
例えば、
- ひび割れ
- 傾き
- 膨らみ
- 水漏れ
です。
見た目だけでも分かることがあります。
古い擁壁は要注意
特に注意するのは、
古い擁壁です。
昔の基準で作られていることがあります。
私は築年数も確認します。
水抜き穴を見る
私は必ず見ます。
擁壁には、
水圧を逃がすための穴があります。
これを水抜き穴と言います。
穴が無い。
詰まっている。
こうした場合は注意します。
盛土か切土か
ここも重要です。
盛土の擁壁なのか。
切土の擁壁なのか。
私は確認します。
一般的には、
盛土側の方が慎重に確認する必要があります。
補修費が高額になることもある
擁壁に問題があると、
補修費が数十万円では済まないこともあります。
場合によっては、
数百万円になることもあります。
私は土地価格だけでは判断しません。
擁壁があると建築にも影響する
例えば、
建物配置。
基礎計画。
排水計画。
こうした部分に影響することがあります。
私は建物とセットで考えます。
私なら確認すること
擁壁のある土地を検討するなら、
次を確認します。
- 擁壁の築年数
- ひび割れ
- 傾き
- 水抜き穴
- 盛土か切土か
- 行政の指導履歴
です。
価格より先に確認します。
擁壁=悪い土地ではない
ここは誤解しないでください。
擁壁がある土地にも良い土地はたくさんあります。
問題は、
状態を確認しないことです。
私はそこが危険だと思っています。
私が一番怖いケース
実は、
私が一番慎重になるのは、
「誰も擁壁のことを説明できない土地」
です。
築年数不明。
施工履歴不明。
補修履歴不明。
こうした土地は調査をおすすめします。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
土地選びでは見えないリスクを重視しています。
擁壁もその一つです。
どんなに景色が良くても、
安全性が確認できなければ安心できません。
だから私たちは、
擁壁の状態や土地履歴も確認しています。
俺流ポイント
私はお客様に、
「擁壁を見るな。」
「擁壁の状態を見ろ。」
とお話しています。
土地選びで後悔する人は、
景色を見ています。
後悔しない人は、
安全性を見ています。
私は、
眺めの良い土地より、
安心して住める土地の方が価値があると思っています。
家づくりの目的は、
土地を買うことではありません。
家族が一生安心して暮らせる場所を選ぶことです。










