なぜ子育てしやすい家があるのか?
Q
同じような家なのに、
「子育てしやすい家だった」
という人もいれば、
「もっと考えれば良かった」
という人もいます。
なぜ子育てしやすい家と、そうでない家があるのでしょうか?
A
結論から言うと、
子育てしやすい家とは、子どもに合わせた家ではなく、家族の生活に合わせた家だからです。
家づくりを考える時、
多くの方は
「子ども部屋をどうするか」
を考えます。
もちろん大切です。
しかし、
実際に子育てへ影響するのは、
子ども部屋よりも日常の動線です。
例えば、
学校から帰ってきた子どもが、
どこを通ってリビングへ行くのか。
ランドセルはどこへ置くのか。
宿題はどこでするのか。
こうしたことが毎日繰り返されます。
つまり、
子育てしやすい家とは、
親が楽をする家ではなく、
子どもが自然に良い習慣を身につけやすい家なのです。
例えば、
リビング学習を考えるご家庭もあります。
その場合、
キッチンから子どもの様子が見えると安心です。
また、
玄関近くへ手洗いを設置すると、
帰宅後の習慣も作りやすくなります。
さらに、
収納計画も重要です。
子どもは片付けが苦手です。
しかし、
使う場所の近くに収納があれば、
自然と片付けやすくなります。
私はここが大切だと思っています。
多くの方は、
子育てしやすい家=広い家
だと思っています。
しかし、
実際には違います。
例えば、
50坪の使いにくい家より、
30坪の動線が良い家の方が暮らしやすいことがあります。
また、
子どもは成長します。
今は小学生でも、
中学生になります。
高校生になります。
そしていつか独立します。
だから私は、
子どものためだけの家づくりはおすすめしていません。
大切なのは、
子育ての時期も、
その後も暮らしやすい家です。
私はよく、
家づくりは子ども中心ではなく、
家族中心で考えるべきだとお話しします。
なぜなら、
子どもが巣立った後も家は残るからです。
家づくりで大切なのは、
今の子育てだけではありません。
10年後、20年後の暮らしまで考えることです。
それが本当に子育てしやすい家につながると思っています。
深澤敏仁のひと言
「私は子育てしやすい家とは、
子ども部屋が多い家ではないと思っています。
家族が自然に顔を合わせ、
生活しやすい家だと思っています。
子どもは成長します。
でも家は残ります。
だから私は、
子育てだけでなく、
その後の人生まで考えた家づくりが大切だと思っています。」










