なぜ私は家庭(家)を売るのか
第17話 家は建てることより、建てた後が大切
こんにちは。
デザインハウス甲府の深澤敏仁です。
前回は、「家は人生で一番高い買い物なのか」というお話をしました。
今回は、
家は建てることより、建てた後が大切
というテーマでお話ししたいと思います。
住宅会社を経営していると、
多くの方が家づくりをゴールにしていることがあります。
土地を探し、
住宅会社を選び、
住宅ローンを組み、
家を建てる。
確かに大変なことです。
何ヶ月も打合せを重ね、
たくさん悩み、
ようやく完成した家を見た時の感動は特別なものです。
しかし私はいつもお客様にお伝えしています。
家づくりは完成がゴールではありません。
本当のスタートです。
なぜなら、
家は建てた後に何十年も暮らしていくものだからです。
家を建てる期間は数ヶ月です。
しかし住む期間は30年、40年、50年と続きます。
だから本当に大切なのは、
建てる瞬間ではなく、
住み続ける時間なのです。
私はこれまで多くのお客様と出会ってきました。
そして幸せなご家族には共通点があることに気付きました。
それは、
家を建てることが目的ではなく、
その先の暮らしを大切にしていることです。
家族で食事をする。
子どもと遊ぶ。
夫婦で会話をする。
休日を楽しむ。
そうした日常を大切にしています。
反対に、
家を建てることだけが目的になってしまうと、
完成した瞬間に燃え尽きてしまうことがあります。
住宅ローンだけが残る。
維持費が負担になる。
家族の会話が減る。
これでは本末転倒です。
私は子どもの頃から家に憧れていました。
しかし今思うのです。
私が憧れていたのは建物ではなかった。
その家で暮らす家族の姿だったのだと。
夕食を囲む家族。
笑い声の聞こえるリビング。
安心して眠れる寝室。
それこそが家庭(家)の価値なのだと思います。
だから私は、
住宅の性能にもこだわります。
断熱性能。
気密性能。
耐震性能。
それは自慢するためではありません。
住み始めてからの人生を守るためです。
冬寒くないこと。
夏暑くないこと。
健康で暮らせること。
地震が来ても安心できること。
それらはすべて、
建てた後の幸せにつながります。
私は住宅会社を経営しています。
しかし本当にお手伝いしたいのは、
家づくりではありません。
暮らしづくりです。
人生づくりです。
家族の幸せづくりです。
だから私は、
完成の日よりも、
10年後、20年後、30年後に
「この家を建てて良かった」
そう言っていただけることを大切にしています。
それが本当の家づくりだと思うからです。
だから私は今日も、
家ではなく家庭(家)を売っています。
おわりに
家づくりとは、
建物をつくることではありません。
家族の未来をつくることです。
だから私は、
今日も家ではなく、
家庭(家)を売っています。
デザインハウス甲府
深澤敏仁










