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家を建てよう。ラジオ放送の質問から(2026年3月Question6)

北杜市  KKK さんkらの質問
はっきり言う 深沢さんにズバリ聞きたいです。同じ大きさなのに高い家とローコストの家
何が違うのでしょうか? やはり高ければいい家なのですか?
50代夫婦で、これからマイホームを考えていますが、先もそう長くないので
そんなに長く住める家でなくてもいいと考えることもあったりして、お聞きしたくなりました。

北杜市のKKKさん、ズバリ直球のご質問ありがとうございます! 50代からの家づくり、これからの人生をどう楽しむかを考える大切なタイミングですね。「先が長くないから、そこそこの家でいい」というお考え、実は最近増えているリアルな本音だと感じます。

プロとして、忖度なしに「高い家」と「ローコスト住宅」の決定的な違いを解説します。

1. 「高い家」と「ローコスト」の正体

同じ30坪の家でも、価格が1,500万円の家と3,000万円の家があります。この差は主に**「目に見えない部分」**に現れます。

ローコスト住宅の仕組み

  • 規格化: 間取りや設備をパターン化し、打ち合わせ回数や設計費を削っています。

  • 材料の大量仕入れ: 汎用的なグレードの建材を一括採用することでコストを下げています。

  • 職人の手間を省く: 現場での加工を減らし、プラモデルのように組み立てる工法が中心です。

高い(高性能・高品質な)家の仕組み

  • 構造と断熱: 壁の中の断熱材の質、地震への強さ(耐震等級3など)、窓の性能が段違いです。

  • 耐久性: 外壁や屋根の塗り替え頻度が少なくて済む、長持ちする素材を使っています。

  • 職人の技術: 熟練の職人が時間をかけて、その土地に合わせた細かな施工を行います。


2. 「高ければいい家」なのか?

結論から言うと、「高い=あなたにとって良い家」とは限りません。 しかし、北杜市という**「寒冷地」**において、50代からの家づくりで無視できないポイントが2つあります。

① 「健康」への投資(温度差)

ローコスト住宅で断熱性能を削りすぎると、冬の家の中が寒くなります。50代以降で最も怖いのは、暖かい部屋から寒い脱衣所へ行った時の**「ヒートショック」**です。高い家が提供しているのは「豪華な設備」ではなく、実は「家中の温度を一定に保つ安心感」だったりします。

② 「メンテナンス」の手間

「長く住めなくていい」と思っても、家は20年も経てばどこかしら傷みます。ローコストの場合、10〜15年で外壁塗装や屋根の補修に大きな出費(200万円〜)が必要になるケースが多いです。一方で、最初にコストをかけた家は、30年近くメンテナンスフリーで済むこともあります。


3. 50代のご夫婦への提案: 「ちょうどいい」の探し方

KKKさん、無理に「最高級の家」を建てる必要はありません。でも、以下の**「削ってはいけないポイント」**だけは守ることをお勧めします。

  • 断熱だけは「中〜上」を狙う: 北杜市の冬を快適に過ごすため、窓は樹脂サッシ、断熱材はしっかりしたものを選んでください。これは「光熱費」と「医療費」を抑えることにつながります。

  • コンパクトに建てる: 同じ予算なら、40坪のローコストより、20坪〜25坪の高品質な平屋の方が、掃除も楽で暖かく、結果として満足度は圧倒的に高くなります。


【深澤からのワンポイントアドバイス】

「先が長くないから」と仰らず、これからの20年、30年を**「一番わがままに、快適に過ごすための拠点」**だと考えてみてください。 豪華なキッチンよりも、冬に裸足で歩ける床や、結露しない窓。そんな「体感の心地よさ」に予算を振り分けるのが、50代からの賢い家づくりだと私は思います。

[Table: Comparison of Initial Cost vs. Maintenance Cost over 30 years]

北杜市のどのエリア(標高など)で検討されていますか?場所によっては、さらに「ここだけはこだわった方がいい」という具体的な寒さ対策もアドバイスできますよ。

 

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