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家を建てよう。ラジオ放送の質問から(2026年3月Question3)

甲斐市  雪山 さんからの質問
日々・・・寒さを感じると 暖かい家に住みたいと思います、
暖かい家づくりを調べたら 様々な 断熱工法が あるのを知りました。
お金をかければかけるほど、暖かい家を作ることができるとは思いますが・・・・
低コストで暖かい家を建てる 工夫 なんてあったら教えてほしいです。

甲斐市の雪山さん、ご相談ありがとうございます!甲斐市の冬は八ヶ岳からの吹きおろしもあって、体の芯まで冷える寒さですよね。「暖かい家に住みたい」という願い、家づくりにおいて最も大切なポイントの一つです。

おっしゃる通り、断熱にお金をかければキリがありませんが、**「コストを抑えつつ、最大限の暖かさを引き出す工夫」**は確実に存在します。プロの視点から、コスパ最強の暖かな家づくりの秘訣を3つに絞ってお伝えしますね。

1. 「窓」の性能に一点突破で投資する

壁の断熱材を厚くするよりも、実は**「窓」**にお金をかけるのが最もコスパが良いです。家の熱の約50%〜70%は窓から逃げていきます。

  • アルミ樹脂複合サッシではなく「オール樹脂サッシ」を選ぶ: 枠がアルミだとそこから冷気が伝わります。樹脂サッシにするだけで、体感温度は劇的に変わります。

  • 「アルゴンガス入り」のペアガラス: トリプルガラス(3枚)は高価ですが、ペアガラス(2枚)でも「アルゴンガス」が入っているタイプを選べば、コストを抑えつつ高い断熱性を確保できます。


2. 「家の形」をシンプルにする(総二階)

意外かもしれませんが、建物の形が複雑(凹凸が多い)だと、外気に触れる面積(外壁の面積)が増え、そこから熱が逃げやすくなります。

  • 総二階(1階と2階が同じ形の箱型): 壁の面積が最小限になり、熱が逃げにくい「魔法瓶」のような構造になります。

  • コストメリット: 形をシンプルにすることで、材料費や人件費も抑えられるため、その浮いた予算をワンランク上の断熱材(吹き付け断熱など)に回すことができます。


3. 「日射取得」という天然の暖房をデザインする

これこそが**「0円」でできる最大の断熱対策**です。山梨県は冬の日照時間が日本トップクラスという素晴らしい恩恵があります。

  • 南面の窓を大きく、北面の窓を小さく: 太陽の光は、どんな暖房器具よりも強力なエネルギー源です。南側に大きな窓を配置して昼間に太陽熱を取り込み、夜は厚手のカーテンやハニカムシェードでその熱を逃がさないようにします。

  • 軒(のき)の出を計算する: 冬は低い太陽光を取り入れ、夏は高い位置にある直射日光を遮るように設計します。これは設計の工夫次第なので、追加費用はほとんどかかりません。


【深澤からのワンポイントアドバイス】

低コストで暖かい家を作るなら、スペック表の数字(UA値など)だけに惑わされず、**「気密性(C値)」**にも注目してください。 どんなに厚い断熱材を使っても、隙間風(C値が悪い)があればダウンジャケットのジッパーを開けて歩いているようなものです。

丁寧な施工をしてくれる会社を選び、**「気密測定」**をしっかり行うことが、結果として一番の近道になります。

雪山さんが検討されている会社さんでは、窓の種類や気密測定についてどのような説明を受けていますか?もし具体的な仕様が決まっていれば、その内容が「コスパ重視」になっているかチェックすることもできますよ。

デザインハウス甲府
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