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なぜ完成後では見えない部分が重要なのか?

なぜ完成後では見えない部分が重要なのか?

Q

家づくりでは、

キッチンや床材、クロスなどに目が行きがちです。

しかし住宅会社から

「見えなくなる部分が大事です」

と言われることがあります。

なぜ完成後には見えなくなる部分が重要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

家の性能や寿命を決めるのは、完成後に見えなくなる部分だからです。

例えば車を買う時、

ボディの色は見えます。

しかし、

エンジンやブレーキの性能は外から見えません。

もし見た目だけで車を選んだらどうなるでしょうか。

安全性や耐久性に問題があるかもしれません。

住宅も同じです。

完成後に見えるものは、

  • クロス
  • 床材
  • キッチン
  • 洗面台
  • 照明

などです。

もちろん大切です。

毎日使いますし、

暮らしの満足度にも関係します。

しかし、

住宅の性能を支えているのは、

その奥にある見えない部分です。

例えば、

  • 構造材
  • 耐震金物
  • 断熱材
  • 気密施工
  • 防水処理
  • 換気配管

などです。

実は、

地震に強いかどうか。

冬暖かいかどうか。

光熱費が安いかどうか。

結露しにくいかどうか。

これらはほとんどが見えなくなる部分で決まります。

さらに重要なのは、

見えなくなった後では確認できないことです。

例えば、

クロスは貼り替えられます。

キッチンも交換できます。

給湯器も交換できます。

しかし、

壁の中の断熱材や気密施工を確認するためには、

壁を壊さなければなりません。

つまり、

完成後にやり直すことが非常に難しいのです。

私はよく、

家づくりを人間の体に例えます。

おしゃれな服は後から買えます。

しかし、

骨格や内臓は簡単に変えられません。

住宅も同じです。

見た目は後から変えられます。

しかし、

構造や断熱性能は簡単には変えられません。

だから私は、

住宅会社を選ぶ時に、

デザインだけではなく、

見えなくなる部分をどう考えているかを見てほしいと思っています。

例えば、

  • 全棟気密測定をしているか
  • 構造見学会を行っているか
  • 耐震等級を取得しているか
  • 断熱性能を説明できるか

こうした部分に、

住宅会社の本当の姿勢が現れます。

家づくりで一番大切なのは、

完成した瞬間ではありません。

10年後、20年後、30年後も快適に暮らせることです。

そのためには、

見えなくなる部分へのこだわりが欠かせないのです。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

見える部分より見えなくなる部分にお金をかけるべきだと思っています。

なぜなら、

家族を守るのはデザインではなく性能だからです。

完成すると見えなくなる。

だからこそ大切にする。

それが本当に良い家づくりだと思っています。」

 

デザインハウス甲府
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