私なら収納だけを増やさない
家づくりをしていると、
必ず出てくる要望があります。
それが、
「収納をたくさん作りたい。」
です。
私も収納は大切だと思っています。
しかし、
結論から言うと、
私は収納だけを増やしません。
なぜなら、
収納量を増やしても、
片付く家になるとは限らないからです。
収納が多い家なのに片付かない
実はよくあります。
収納はたくさんある。
しかし、
家の中は散らかっている。
なぜでしょうか。
理由は簡単です。
収納が遠いからです。
問題は量ではなく場所
私はここが一番重要だと思っています。
例えば、
玄関に靴収納。
洗面にタオル収納。
キッチンに食品収納。
リビングに日用品収納。
使う場所に収納がある。
これが大切です。
遠い収納は使わなくなる
実際によくあります。
収納はある。
しかし遠い。
結果として、
出しっぱなしになる。
私は何度も見てきました。
収納が増えると家が大きくなる
収納を増やす。
さらに増やす。
すると、
家も大きくなります。
建築費も増えます。
私はそこも考えます。
収納は物を増やす危険もある
意外とあります。
収納が広い。
だから物を残す。
使わない物も残る。
結果として、
収納がパンパンになります。
私は何度も見ています。
断捨離の方が効果的な場合もある
少し厳しい話ですが、
収納不足ではなく、
物が多過ぎるケースもあります。
私は収納計画と同時に、
持ち物も見直すべきだと思っています。
ファミリークローゼットは有効
私は収納を否定していません。
例えば、
ファミリークローゼット。
パントリー。
シューズクローク。
使う場所にある収納は有効です。
私ならこう考える
収納を作る前に、
こう質問します。
「何を収納しますか?」
です。
答えられない収納は作りません。
収納率の目安に惑わされない
よく、
「収納率10%〜15%必要」
と言われます。
私は数字だけでは意味が無いと思っています。
収納率15%でも散らかる家はあります。
収納率10%でも片付く家もあります。
本当に良い収納とは?
私はこう思っています。
大きな収納ではありません。
たくさんの収納でもありません。
片付けやすい収納です。
これが本当に良い収納だと思っています。
良い家ほど収納が合理的
私は長年住宅業界にいます。
住みやすい家ほど、
収納量より配置が上手です。
だから片付きます。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
収納は量ではなく動線だと思っています。
だから私たちは、
収納面積より、
収納場所を重視しています。
家は毎日使う場所だからです。
俺流ポイント
私はお客様に、
「収納を増やすな。」
「収納を正しい場所に作れ。」
とお話しています。
家づくりで後悔する人は、
収納の広さを見ています。
後悔しない人は、
収納の使いやすさを見ています。
私は、
10帖の使いにくい収納より、
3帖でも毎日片付く収納の方が価値があると思っています。
家づくりの目的は、
収納を増やすことではありません。
家族が一生片付けやすく暮らせる家をつくることです。










