Q&Aコーナー|住宅会社が言わない本当の理由

住宅会社が言わない本当の理由 (102件)
Q なぜ住宅会社は本体価格を大きく表示するのか?
A

なぜ住宅会社は本体価格を大きく表示するのか?

Q

住宅会社の広告を見ると「1,500万円の家」「坪単価49万円」などと大きく表示されています。
なぜ住宅会社は本体価格を大きく表示するのでしょうか?

A

理由は簡単です。

安く見せやすいからです。

住宅業界で使われる「本体価格」とは、建物そのものの価格を指します。

しかし実際に家を建てるためには、

  • 地盤調査
  • 地盤改良工事
  • 給排水工事
  • 仮設工事
  • 外構工事
  • 建築確認申請
  • 火災保険
  • 登記費用
  • 住宅ローン諸費用

など、多くの費用が必要になります。

つまり、

広告に書かれている本体価格だけでは、家は建ちません。

それでも本体価格を大きく表示する理由は、

お客様に

「この会社は安い」

と思ってもらいやすいからです。

例えば、

本体価格1,800万円

総額2,400万円

では、

多くの方が1,800万円の方に目が行きます。

しかし実際には、家づくりに必要な費用を加えると、最終的な金額は大きく変わることがあります。

もちろん、本体価格表示そのものが悪いわけではありません。

ただし、

本体価格だけで比較してしまうと、

契約後に

「こんなに費用がかかるとは思わなかった」

ということも少なくありません。

私が家づくりで大切だと思うのは、

本体価格ではなく総額です。

車を買う時も、車両本体だけではなく、税金や保険を含めた支払総額を確認すると思います。

家づくりも同じです。

本当に比較するべきなのは、

「いくらで建つのか」

ではなく、

「最終的にいくら支払うのか」

です。

住宅会社を選ぶ時は、

本体価格の安さではなく、

総額を分かりやすく説明してくれる会社かどうかを確認することをおすすめします。


深澤敏仁のひと言

「家づくりで一番危険なのは、高い家ではありません。
最終金額が分からない家です。
本体価格ではなく、総額で比較してください。」

Q なぜ総額を最初に教えないのか?
A

なぜ総額を最初に教えないのか?

Q

住宅会社の広告を見ると、本体価格は書いてありますが、実際に建てるための総額は分かりません。
なぜ住宅会社は最初から総額を教えないのでしょうか?

A

理由はいくつかありますが、一番大きな理由は、

総額を表示すると高く見えるからです。

例えば、

本体価格1,800万円

と表示するのと、

総額2,400万円

と表示するのでは、お客様が受ける印象は大きく違います。

実際には家を建てるために、

  • 付帯工事
  • 給排水工事
  • 仮設工事
  • 外構工事
  • 地盤改良工事
  • 建築確認申請費
  • 登記費用
  • 火災保険
  • 住宅ローン諸費用

などが必要になります。

しかし、これらを最初からすべて表示すると、広告上の価格が高く見えてしまいます。

そのため、

まずは本体価格で興味を持ってもらい、

その後の打合せで費用を追加していく方法を取る会社もあります。

もちろん、土地の状況や建築条件によって変動する費用もあるため、最初から100%正確な総額を出すことが難しいケースもあります。

しかし、

概算の総額を伝えることは十分可能です。

家づくりで後悔する方の多くは、

契約後に

  • 外構費が入っていなかった
  • 地盤改良費が必要だった
  • カーテンや照明が別だった
  • エアコンが含まれていなかった

と知り、

予算オーバーになっています。

だから私は、

本体価格よりも

「最終的にいくら必要なのか」

を先に考えるべきだと思います。

住宅会社を比較する時は、

本体価格ではなく、

総額ベースで比較することが大切です。

安く見える家が本当に安いとは限りません。

逆に、高く見える家が結果的に安くなることもあります。

家づくりは契約金額ではなく、

最終支払額で判断してください。


深澤敏仁のひと言

「家づくりで大切なのは、本体価格ではありません。

最終的にいくら支払うのかです。

私は、契約後に増えるお金より、最初に分かるお金の方が安心だと思っています。」

Q なぜ契約後に追加費用が発生するのか?
A

なぜ契約後に追加費用が発生するのか?

Q

住宅会社と契約した後に、

「追加費用がかかります」

と言われることがあります。

なぜ契約したのに金額が増えるのでしょうか?

A

実は家づくりでよくあるトラブルの一つが、

契約後の予算オーバーです。

その理由は、多くの場合、

契約時の見積りが「完成形の金額」ではないからです。

例えば契約後に、

  • コンセントを増やしたい
  • 照明を変更したい
  • キッチンをグレードアップしたい
  • 収納を追加したい
  • 窓を増やしたい

という要望が出ることがあります。

これらは追加工事となり、費用が増えます。

しかし、それ以上に多いのが、

最初の見積りに含まれていなかった費用です。

例えば、

  • 外構工事
  • 地盤改良工事
  • 給排水工事
  • カーテン
  • エアコン
  • 照明器具
  • 登記費用
  • 火災保険
  • 住宅ローン諸費用

などです。

お客様は

「契約金額で家が完成する」

と思っていますが、

実際には

「建物本体の契約」

になっている場合もあります。

そのため、

打合せが進むにつれて

費用が増えていくのです。

もちろん、

土地の地盤状況など、契約前には分からないこともあります。

しかし、

契約時点で予想できる費用まで含めて説明することは可能です。

家づくりで大切なのは、

契約金額を見ることではありません。

完成するまでに、いくら必要なのかを確認することです。

契約前に、

「この金額以外に必要になる可能性がある費用はありますか?」

と確認するだけでも、大きな失敗を防ぐことができます。


深澤敏仁のひと言

「家づくりで怖いのは、高い家ではありません。

契約後に金額が増え続ける家です。

私は契約金額ではなく、完成するまでの総額で考えることが大切だと思っています。」

Q なぜ坪単価で比較してはいけないのか?
A

なぜ坪単価で比較してはいけないのか?

Q

住宅会社の広告を見ると、

「坪単価49万円」
「坪単価59万円」

などと表示されています。

坪単価が安い会社を選べば、お得なのでしょうか?

A

結論から言うと、

坪単価だけで住宅会社を比較するのは危険です。

なぜなら、

住宅会社によって坪単価の計算方法が違うからです。

例えば、

ある会社は

  • 建物本体のみ

で坪単価を計算します。

別の会社は

  • 照明
  • カーテン
  • 給排水工事

まで含めて計算します。

つまり、

同じ坪単価50万円でも、

含まれている内容がまったく違うことがあるのです。

さらに、

坪単価は建物の大きさによっても変わります。

例えば、

20坪の家と40坪の家では、

同じ仕様でも坪単価は大きく違います。

これは、

キッチンや浴室などの設備は同じでも、

建物が小さいほど坪単価が高く計算されるためです。

また、

坪単価では住宅性能も分かりません。

例えば、

  • 断熱等級4
  • 断熱等級6

では建築コストが違います。

  • 耐震等級1
  • 耐震等級3

でもコストは変わります。

しかし坪単価だけを見ると、

その違いは見えません。

極端な話、

軽自動車と高級車を

「1kgあたりの価格」

で比較しているようなものです。

本当に比較するべきなのは、

坪単価ではなく、

  • 総額はいくらか
  • どんな性能なのか
  • 何が含まれているのか
  • 将来の光熱費はどうか

です。

住宅会社選びで失敗する人ほど、

坪単価だけを見ています。

逆に後悔しない人は、

「その価格で何が手に入るのか」

を見ています。

家づくりは坪単価ではなく、

総額と性能で比較することが大切です。


深澤敏仁のひと言

「坪単価は住宅業界で最も誤解されやすい数字です。

安い坪単価を探すより、

その価格でどんな家が完成するのかを確認してください。

家づくりは坪単価競争ではなく、総額と性能の比較です。」

Q なぜ安い家ほど高くつくことがあるのか?
A

なぜ安い家ほど高くつくことがあるのか?

Q

住宅展示場や広告を見ると、

「1,500万円の家」
「月々5万円台から」

という家があります。

安い家ならお得な気がしますが、なぜ「安い家ほど高くつくことがある」と言われるのでしょうか?

A

結論から言うと、

家の価格と、家にかかるお金は別だからです。

多くの方は、

家づくりで一番大きな出費は建築費だと思っています。

しかし実際には、

家を建てた後の支出の方が長く続きます。

例えば、

断熱性能や気密性能が低い住宅の場合、

夏は暑く、冬は寒くなりやすいため、

エアコンや暖房を使う時間が増えます。

すると、

毎月の光熱費が高くなります。

仮に月1万円の差でも、

30年間では360万円です。

さらに、

安さを優先した設備や建材は、

交換や修理が早く訪れることがあります。

例えば、

  • 外壁の塗り替え
  • 給湯器の交換
  • 設備の修理
  • 床材の補修

などです。

また、

住宅性能が低い家は、

将来売却する時にも評価されにくくなる可能性があります。

つまり、

建築時には安く見えても、

住み始めてから

  • 光熱費
  • 修繕費
  • メンテナンス費
  • 将来の資産価値

で差が出てくるのです。

もちろん、

高い家なら安心という意味ではありません。

重要なのは、

なぜ安いのかを知ることです。

性能や品質を維持しながらコストを下げているのか。

それとも、

見えない部分を削って安くしているのか。

そこを見極めることが大切です。

私は家づくりで、

価格だけを見るのではなく、

30年後の総支出まで考えるべきだと思っています。

安い家が悪いのではありません。

安い理由を知らずに契約することが危険なのです。


深澤敏仁のひと言

「本当に高い家とは、建てる時に高い家ではありません。

住み始めてからお金がかかり続ける家です。

家づくりは契約金額ではなく、30年後の総額で考えてください。」

 

 

Q なぜ住宅会社ごとに価格差が大きいのか?
A

なぜ住宅会社ごとに価格差が大きいのか?

Q

同じ30坪くらいの家なのに、

ある会社は2,000万円、
ある会社は2,500万円、
また別の会社は3,000万円以上。

なぜ住宅会社によって、こんなにも価格差があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

家は同じように見えても、中身が全く違うからです。

住宅はテレビや車のように規格商品ではありません。

そのため、

見た目だけでは価格の違いが分かりにくいのです。

例えば、

同じ30坪の住宅でも、

  • 断熱性能
  • 気密性能
  • 耐震性能
  • 換気設備
  • サッシ性能
  • 構造計算
  • 保証内容

によってコストは大きく変わります。

例えば、

耐震等級3と耐震等級1では必要な構造材が違います。

断熱等級6と断熱等級4では断熱材やサッシが違います。

気密測定を全棟実施する会社としない会社でもコストは違います。

つまり、

価格差の多くは

性能差や品質差によるものです。

しかし、それだけではありません。

実は住宅会社の経営スタイルによっても価格は変わります。

例えば、

大きな住宅展示場に出展している会社は、

  • 展示場維持費
  • 広告宣伝費
  • 人件費

などの費用が発生します。

その費用は、最終的に住宅価格へ反映されます。

一方で、

展示場を持たず、

効率的な仕組みで家づくりを行う会社は、

その分コストを抑えられることがあります。

さらに工法の違いもあります。

例えば、

2×6工法は壁の中に厚い断熱材を入れやすいため、

付加断熱に頼らず高性能住宅を実現しやすい特徴があります。

つまり、

同じ断熱性能でも、

工法によって価格が変わることがあるのです。

だから、

価格だけを見て

「高い」「安い」

と判断するのは危険です。

本当に比較するべきなのは、

なぜその価格なのか。

そこにあります。

住宅会社選びで大切なのは、

一番安い会社を探すことではありません。

その価格の理由を説明できる会社を選ぶことです。


深澤敏仁のひと言

「私は価格の高い会社が良いとも、安い会社が悪いとも思いません。

大切なのは、その価格に理由があるかどうかです。

家づくりは価格競争ではありません。

価格の理由を理解することが、後悔しない家づくりにつながると思います。」

Q なぜ住宅営業は月々返済額で話すのか?
A

なぜ住宅営業は月々返済額で話すのか?

Q

住宅会社へ行くと、

「家賃並みの支払いです」
「月々7万円台で建てられます」
「今のアパート代と変わりません」

という説明を受けることがあります。

なぜ住宅営業は建物価格ではなく、月々返済額で話すのでしょうか?

A

結論から言うと、

月々返済額の方が家を安く感じるからです。

例えば、

3,500万円の住宅ローン

と言われると、

多くの方は

「高いな」

と感じます。

しかし、

月々8万円

と言われると、

「家賃と変わらないかも」

と思いやすくなります。

これは住宅業界に限らず、

自動車や携帯電話などでも使われる販売手法です。

人は総額よりも、

毎月いくら支払うのかに注目しやすいからです。

もちろん、

月々返済額を確認すること自体は悪いことではありません。

問題は、

月々返済額だけで判断してしまうことです。

例えば、

月々8万円でも、

  • ボーナス払いが含まれている
  • 40年ローンになっている
  • 金利上昇を考慮していない
  • 固定資産税が入っていない
  • 修繕費が入っていない

というケースがあります。

すると、

最初は払えると思っていても、

将来的に家計が苦しくなることがあります。

さらに、

同じ月々8万円でも、

借入期間によって総支払額は大きく変わります。

例えば、

35年ローンと40年ローンでは、

毎月の負担は軽くなっても、

支払う利息は増える可能性があります。

つまり、

月々返済額だけでは、

本当にその家が自分たちに合っているのかは分からないのです。

家づくりで大切なのは、

「今払えるか」ではありません。

「30年後も安心して払えるか」です。

住宅ローンは人生で最も大きな借入になる方がほとんどです。

だからこそ、

月々返済額だけではなく、

総借入額や将来のライフプランも含めて考える必要があります。


深澤敏仁のひと言

「私は月々返済額を見るなとは言いません。

ただし、それだけで判断するのは危険です。

本当に見るべきなのは、

『いくら借りるのか』ではなく、

『最後まで無理なく返せるのか』だと思っています。」

Q なぜ値引きができるのか?
A

なぜ値引きができるのか?

Q

住宅会社から

「今月中に契約していただければ100万円値引きします」

「特別に200万円値引きします」

と言われることがあります。

家は何千万円もする商品ですが、なぜそんな大きな値引きができるのでしょうか?

A

結論から言うと、

最初から値引きを想定した価格設定になっている場合があるからです。

例えば、

スーパーの商品で

「半額セール」

を見ることがあります。

本当に半額なのか。

それとも最初の価格設定が高かったのか。

分からないことがあります。

住宅も同じです。

もちろん全ての会社ではありませんが、

住宅業界には昔から

「値引き交渉を前提とした価格設定」

という考え方があります。

そのため、

最初の見積りには

ある程度の調整幅が含まれていることもあります。

また、

契約を早く決めてもらうために、

値引きを提案するケースもあります。

お客様からすると、

100万円値引きと言われれば、

「今契約した方が得かもしれない」

と思います。

しかし、

ここで考えていただきたいのは、

なぜ値引きできるのか。

ということです。

もし100万円値引いても利益が出るなら、

最初の価格は何だったのでしょうか。

逆に、

本当に適正価格で利益が少ない商品なら、

大幅な値引きは難しいはずです。

もちろん、

企業努力によるキャンペーンや、

決算時期などの特別な事情もあります。

ですから、

値引きそのものが悪いわけではありません。

ただし、

値引き額だけで判断するのは危険です。

家づくりで大切なのは、

100万円安くなったかどうかではありません。

  • 住宅性能はどうか
  • 耐震性能はどうか
  • 断熱性能はどうか
  • 保証内容はどうか
  • 総額はいくらなのか

です。

本当に見るべきなのは、

値引き額ではなく、

値引き後の家の中身です。

私は、

「100万円安い家」より、

「100万円の価値がある家」の方が大切だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は値引きよりも、最初から正直な価格表示の方が大切だと思っています。

値引きが大きいことより、

その価格で何が手に入るのか。

そこを確認してください。

家づくりは値引き競争ではなく、価値の比較です。」

Q なぜ決算セールを行うのか?
A

なぜ決算セールを行うのか?

Q

住宅会社の広告を見ると、

「決算大商談会」
「決算キャンペーン」
「今月契約で特典あり」

などを見かけます。

家はスーパーの商品ではないのに、なぜ住宅会社は決算セールを行うのでしょうか?

A

結論から言うと、

会社には売上目標があるからです。

住宅会社も一般企業です。

毎月、毎四半期、毎年の売上目標があります。

そして決算期が近づくと、

あと1棟契約が欲しい。

あと2棟契約できれば目標達成できる。

という状況になることがあります。

そのため、

普段よりも積極的なキャンペーンや特典を打ち出すことがあります。

例えば、

  • エアコンプレゼント
  • 太陽光発電プレゼント
  • オプションサービス
  • 特別価格

などです。

これは住宅会社だけではなく、

自動車販売や家電量販店などでも同じです。

決算前は数字を作りたいという経営上の理由があるのです。

しかし、

ここで注意していただきたいことがあります。

それは、

決算だから安い家になるわけではない。

ということです。

家の性能や品質そのものが変わるわけではありません。

また、

「今月中に契約しないと損ですよ」

と言われると、

焦って判断してしまう方もいます。

ですが、

家づくりは何千万円という大きな買い物です。

本来は、

決算月よりも、

自分たちが納得しているかどうかの方が大切です。

もちろん、

本当にお得なキャンペーンもあります。

しかし、

キャンペーンだけを理由に契約すると、

後から

「もっと比較すればよかった」

と後悔することがあります。

私は、

決算セールを見る時は、

「なぜこのキャンペーンをやっているのか?」

を考えてほしいと思います。

家づくりで大切なのは、

決算月に契約することではありません。

納得して契約することです。


深澤敏仁のひと言

「決算セールが悪いわけではありません。

ただし、決算だから契約するのではなく、

その家が本当に自分たちに合っているから契約する。

その順番を間違えないでください。

家づくりはキャンペーンで決めるものではなく、人生設計で決めるものだと思います。」

Q なぜ今月中の契約を勧めるのか?
A

 

なぜ今月中の契約を勧めるのか?

Q

住宅会社との打合せで、

「このキャンペーンは今月末までです」

「今月中ならこの価格です」

「来月になると値上がりする可能性があります」

と言われることがあります。

なぜ住宅営業は今月中の契約を勧めるのでしょうか?

A

結論から言うと、

お客様のためではなく、会社側の都合が含まれている場合があるからです。

もちろん、

実際に資材価格の値上がりが予定されていることもあります。

補助金の期限が近いこともあります。

しかし、

住宅業界でよく使われる営業手法の一つに、

「期限を設けることで決断を促す」

という考え方があります。

人は、

いつでも契約できると言われると悩み続けます。

しかし、

「今月末まで」

と言われると、

急に決断しなければいけない気持ちになります。

これは心理学でいう

損失回避の心理

です。

人は、

得をすることよりも、

損をしたくない気持ちの方が強く働きます。

そのため、

「今契約しないと損をするかもしれない」

と思うと、

冷静な判断が難しくなることがあります。

住宅会社にも、

  • 月間契約目標
  • 四半期目標
  • 決算目標

があります。

営業担当者にも目標があります。

そのため、

月末が近づくほど契約を急ぐケースもあります。

もちろん、

全ての営業担当者が悪意を持っているわけではありません。

本当に良い提案をしている場合もあります。

ただし、

ここで忘れてはいけないのは、

家は数千万円の買い物だということです。

スーパーの特売とは違います。

もし本当に良い家なら、

1週間後でも良い家のはずです。

1か月後でも良い家のはずです。

だから私は、

「今月中だから契約する」

のではなく、

「十分に納得したから契約する」

ことが大切だと思います。

家づくりで後悔する人ほど、

急いで契約しています。

逆に後悔しない人ほど、

比較し、

考え、

納得してから契約しています。

焦りは判断を鈍らせます。

家づくりは人生に関わる大きな選択です。

期限ではなく、

納得で決めてください。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『急がなくていいですよ』

とお伝えすることがあります。

なぜなら、

契約を急ぐことより、

後悔しないことの方が大切だからです。

今月末よりも、

10年後、20年後に

『この家で良かった』

と思えることの方が重要だと思っています。」

Q なぜオプションが増えるのか?
A

なぜオプションが増えるのか?

Q

住宅会社で打合せを始めると、

最初の見積りでは予算内だったのに、

気が付くとオプションが増えて金額が上がっていました。

なぜ家づくりではオプションが増えてしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

最初に見ている家と、契約している家が違うことが多いからです。

例えば住宅展示場やモデルハウスを見学すると、

お客様は

「この家が欲しい」

と思います。

しかし実際には、

展示されている家には多くのオプションが含まれていることがあります。

例えば、

  • 高級キッチン
  • カップボード
  • タッチレス水栓
  • 間接照明
  • 造作洗面台
  • ハイドア
  • タイル仕上げ
  • 大型収納

などです。

ところが、

最初の見積りには含まれていないことがあります。

そのため打合せが進むにつれて、

「これも欲しい」

「モデルハウスと同じにしたい」

となり、

オプションが増えていくのです。

さらに最近は、

SNSの影響もあります。

InstagramやYouTubeを見ると、

おしゃれな家がたくさん出てきます。

すると、

当初は必要だと思っていなかったものまで欲しくなります。

しかし、

ここで考えてほしいことがあります。

それは、

本当に必要なのか?

ということです。

例えば、

100万円のオプションを追加しても、

毎日使うものなら満足度は高いかもしれません。

逆に、

ほとんど使わない設備なら、

将来

「なくても良かった」

となることもあります。

私は家づくりで大切なのは、

流行ではなく暮らしだと思っています。

オプションを増やすことが悪いのではありません。

必要なものにお金を使うことが大切なのです。

そしてもう一つ大切なのは、

最初の見積り段階で

「どこまで含まれているのか」

を確認することです。

そうすることで、

契約後の予算オーバーを防ぎやすくなります。

家づくりは、

オプション選びではなく、

暮らしづくりです。

本当に必要なものを見極めることが、

後悔しない家づくりにつながります。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『欲しいものと必要なものは違います』

とお話しすることがあります。

家づくりで大切なのは、

見栄や流行ではなく、

これから何十年も続く暮らしです。

オプションの数ではなく、

家族が幸せに暮らせるかどうかで考えてみてください。」

Q なぜ外構工事は別になるのか?
A

なぜ外構工事は別になるのか?

Q

住宅会社の見積りを見ると、

建物の価格は入っているのに、

外構工事は別途となっていることがあります。

なぜ家づくりに必要な外構工事が最初から含まれていないのでしょうか?

A

結論から言うと、

外構工事は建物と同じくらい重要なのに、後回しにされやすいからです。

家づくりというと、

多くの方は建物そのものに目が向きます。

しかし実際には、

家が完成しても、

外構工事がなければ生活は不便です。

例えば、

  • 駐車場
  • アプローチ
  • フェンス
  • 門柱
  • ポスト
  • 物置
  • 境界ブロック

などは、

暮らしに欠かせないものです。

ところが住宅業界では、

建物の価格を安く見せるために、

外構工事を別にしているケースがあります。

例えば、

建物本体2,200万円

と表示するのと、

建物+外構2,450万円

と表示するのでは、

お客様が受ける印象が大きく変わります。

そのため、

まずは建物価格だけを見せて、

外構は後から考えましょうという流れになることがあります。

しかし、

実際には外構費用は決して小さくありません。

一般的な住宅でも、

100万円~300万円程度かかることがあります。

土地の形状や工事内容によっては、

さらに高額になることもあります。

そして困るのが、

建物に予算を使い過ぎてしまい、

最後に外構予算が足りなくなるケースです。

すると、

  • 駐車場は砂利のまま
  • フェンスは後回し
  • 庭は手付かず

という状態で入居することになります。

私は、

外構も家づくりの一部だと思っています。

なぜなら、

毎日最初に目にするのは外観だからです。

どんなに良い家でも、

外構計画がなければ完成とは言えません。

家づくりで大切なのは、

建物だけを見ることではありません。

建物と外構を合わせた総額で考えることです。

最初の段階から、

「外構費はいくらくらい必要ですか?」

と確認することをおすすめします。


深澤敏仁のひと言

「家づくりで意外と多い後悔が、

『外構まで考えていなかった』

です。

建物だけ完成しても、

暮らしは完成しません。

私は建物と外構を合わせて、

初めて本当の家づくりだと思っています。」

Q なぜ地盤改良費は後から出るのか?
A

なぜ地盤改良費は後から出るのか?

Q

住宅会社と契約した後に、

「地盤改良が必要です」
「追加で100万円かかります」

と言われることがあります。

なぜ地盤改良費は最初から分からないのでしょうか?

A

結論から言うと、

実際に地盤調査をしないと正確な地盤の強さが分からないからです。

家はどんなに立派な建物でも、

地盤が弱ければ安全とは言えません。

例えば、

  • 昔田んぼだった土地
  • 盛土された土地
  • 川や水路の近く
  • 新しく造成された土地

などは、

地盤改良が必要になる場合があります。

しかし、

土地を見ただけでは判断できません。

そのため住宅会社は、

建築予定地で地盤調査を行います。

そしてその結果、

地盤が弱いと判定された場合に、

地盤改良工事が必要になります。

ここまでは仕方のない部分です。

問題は、

最初から地盤改良の可能性を説明しないケースです。

例えば、

「建物価格2,000万円」

だけで話が進み、

契約後になって

「地盤改良で150万円必要です」

と言われると、

お客様は驚いてしまいます。

もちろん、

本当に調査するまで正確な金額は分かりません。

しかし、

周辺の地盤データや過去の施工実績から、

ある程度の予測はできます。

例えば、

その地域で地盤改良率が高いのであれば、

最初の段階で

「改良費が発生する可能性があります」

と説明するべきだと私は思います。

家づくりで後悔する方の多くは、

金額そのものより、

後から聞かされることに不安を感じています。

だから私は、

地盤改良費が確定していなくても、

可能性があるなら先にお伝えした方が親切だと思っています。

家づくりで大切なのは、

安く見せることではありません。

想定される費用を事前に共有することです。

地盤改良費は突然発生するものではありません。

突然知らされるから問題になるのです。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『地盤改良が必要になる可能性があります』

という話を早い段階でお伝えするようにしています。

なぜなら、

後から追加費用が出ることより、

後から初めて聞くことの方が不安だからです。

家づくりは契約後のサプライズではなく、

事前の説明が大切だと思っています。」

Q なぜ見積書は分かりにくいのか?
A

なぜ見積書は分かりにくいのか?

Q

住宅会社から見積書をもらいましたが、

専門用語が多く、
項目もたくさんあり、

何にいくらかかっているのかよく分かりません。

なぜ住宅会社の見積書は分かりにくいのでしょうか?

何にいくらかかっているのかよく分かりません。

A

結論から言うと、

家づくりが複雑だからではなく、比較されにくくなるからです。

もちろん住宅は、

  • 基礎工事
  • 木工事
  • 屋根工事
  • 外壁工事
  • 電気工事
  • 設備工事

など数百もの工程で作られています。

そのため、ある程度専門用語が出てくるのは仕方ありません。

しかし実際には、

お客様が知りたいことはそんなに多くありません。

本当に知りたいのは、

  • 総額はいくらなのか?
  • 何が含まれているのか?
  • 何が含まれていないのか?
  • 将来追加費用はあるのか?

この4つではないでしょうか。

ところが住宅業界では、

見積書が細かく分かれていたり、

逆に一式表記が多かったりします。

例えば、

「木工事一式」
「設備工事一式」
「諸経費一式」

と書かれていても、

その中身は分かりません。

また、

会社ごとに見積りの作り方も違います。

ある会社は外構工事を含み、

別の会社は含まない。

ある会社は照明を含み、

別の会社はオプション扱い。

これでは単純比較ができません。

実は、

住宅業界でお客様が混乱する最大の理由は、

住宅そのものではなく、

見積りの比較が難しいことなのです。

だから私は、

見積書を見る時に、

金額だけを見るのではなく、

まず

「何が含まれていて、何が含まれていないのか」

を確認してほしいと思います。

また、

分からない項目があれば、

遠慮せず質問してください。

本当に良い住宅会社なら、

専門用語を使わず、

お客様が理解できる言葉で説明できるはずです。

家づくりは数千万円の買い物です。

分からないまま契約するのではなく、

納得して契約することが大切です。


深澤敏仁のひと言

「私は見積書を見る時、

『この金額は何ですか?』

と何度でも聞いて良いと思っています。

むしろ聞けない雰囲気の方が危険です。

家づくりで大切なのは、

見積書の厚さではなく、

お客様が理解できることだと思っています。」

Q なぜ建築確認申請費は別なのか?
A

なぜ建築確認申請費は別なのか?

Q

住宅会社の見積書を見ると、

「建築確認申請費 別途」

と書かれていることがあります。

家を建てるために必要な手続きなのに、なぜ最初から建築費に含まれていないのでしょうか?

A

結論から言うと、

建築確認申請費は必ず必要な費用なのに、本体価格を安く見せるために別扱いになっている場合があるからです。

建築確認申請とは、

これから建てる家が法律に適合しているかを確認するための手続きです。

簡単に言えば、

家を建てるための許可申請です。

この手続きを行わなければ、

原則として住宅を建てることはできません。

つまり、

建築確認申請費はオプションではなく、

家づくりに必ず必要な費用です。

ところが住宅業界では、

本体価格と分けて表示している会社も少なくありません。

例えば、

広告では

「本体価格1,980万円」

と表示されていても、

実際には

  • 建築確認申請費
  • 設計費
  • 各種検査費
  • 長期優良住宅申請費
  • 性能評価申請費

などが別途必要になることがあります。

もちろん、

会社によって考え方は異なります。

最初から含める会社もあれば、

別途表示する会社もあります。

問題なのは、

費用の有無ではありません。

お客様が最終的に支払う総額が見えないことです。

家づくりで後悔する方の多くは、

契約後になって

「これも必要だったの?」

と感じています。

しかし建築確認申請は、

最初から必要と分かっている費用です。

だから私は、

本体価格に含めるかどうかよりも、

最初から総額として説明することが大切だと思っています。

住宅会社を比較する時は、

建築確認申請費が含まれているのか。

別途なのか。

そこも確認してください。

なぜなら、

本体価格だけでは本当の価格は分からないからです。


深澤敏仁のひと言

「私は建築確認申請費も家づくりに必要な費用だと考えています。

お客様が最終的に支払うお金に変わりはありません。

だからこそ、

本体価格ではなく総額で比較することが大切だと思っています。

家づくりは『いくらで建つのか』ではなく、

『最終的にいくら必要なのか』を見ることが重要です。」

Q なぜ照明やカーテンが含まれていないのか?
A

なぜ照明やカーテンが含まれていないのか?

Q

住宅会社の見積りでは家の価格が出ていますが、

契約後になって

「照明は別です」
「カーテンは別です」
「エアコンは別です」

と言われることがあります。

住むために必要なのに、なぜ最初から含まれていないのでしょうか?

A

結論から言うと、

建物価格を安く見せるためと、お客様によって選ぶものが違うからです。

確かに、

照明もカーテンも無ければ普通に生活することはできません。

夜になれば部屋は暗くなりますし、

カーテンがなければ外から室内が見えてしまいます。

つまり、

実際には生活必需品です。

しかし住宅業界では、

照明やカーテンを建物本体とは別扱いにしている会社が少なくありません。

その理由の一つが、

価格の見せ方です。

例えば、

建物本体2,300万円

と表示するのと、

照明やカーテンを含めて

2,450万円

と表示するのでは、

お客様の受ける印象が違います。

そのため、

まずは建物価格を安く見せ、

その後に必要なものを追加していく方法が取られることがあります。

また、

照明やカーテンはお客様の好みによって大きく変わります。

例えば、

照明だけでも

  • シーリングライト
  • ダウンライト
  • ペンダントライト
  • 間接照明

など様々です。

カーテンも、

数万円で済む場合もあれば、

数十万円になる場合もあります。

そのため、

最初から含めない会社もあります。

ただし、

ここで大切なのは、

含まれているかどうかを確認することです。

照明やカーテンが別でも問題はありません。

問題なのは、

含まれていると思っていたのに、

後から追加費用になることです。

例えば一般的な住宅でも、

照明・カーテンだけで

20万円~50万円以上になることがあります。

さらにエアコンまで加えると、

100万円近い差になることもあります。

だから私は、

住宅会社を比較する時に

「照明は含まれていますか?」

「カーテンは含まれていますか?」

「エアコンは含まれていますか?」

と確認することをおすすめします。

家づくりで大切なのは、

建物価格ではありません。

住める状態になるまでの総額です。


深澤敏仁のひと言

「家が完成した日から生活は始まります。

だから私は、

住めない家の価格ではなく、

住める状態の価格を見ることが大切だと思っています。

照明やカーテンも含めて、

本当の家づくりの費用を確認してください。」

Q なぜ住宅展示場の家は豪華なのか?
A

なぜ住宅展示場の家は豪華なのか?

Q

住宅展示場へ行くと、

どの家も大きくて豪華です。

吹抜けがあり、
大きなキッチンがあり、
高級感のある内装になっています。

なぜ住宅展示場の家はあんなに豪華なのでしょうか?

A

結論から言うと、

実際に建てる家ではなく、売るための家だからです。

住宅展示場のモデルハウスは、

お客様に夢や憧れを持っていただくために作られています。

そのため、

一般的な住宅よりも大きく、

設備も豪華になっていることが多いのです。

例えば、

一般的な住宅が30坪前後だとすると、

住宅展示場のモデルハウスは40坪、50坪、時には60坪を超えることもあります。

さらに、

  • 大きな吹抜け
  • 高級キッチン
  • 造作家具
  • 間接照明
  • タイル壁
  • 特注洗面台

など、

オプション仕様が数多く採用されています。

つまり、

展示場で見ている家は、

標準仕様ではないことが多いのです。

もちろん、

住宅展示場そのものが悪いわけではありません。

家づくりのイメージを膨らませるにはとても参考になります。

しかし、

注意していただきたいことがあります。

それは、

その家がいくらで建つのか。

ということです。

お客様の中には、

展示場の家を見て

「この家が欲しい」

と思われる方もいます。

しかし実際に見積りを取ると、

予想以上の金額になることがあります。

なぜなら、

展示場には多くのオプションが含まれているからです。

さらに、

住宅展示場を維持するためには、

  • 展示場の建築費
  • 土地代
  • 維持管理費
  • 人件費

などが必要になります。

これらは企業努力で吸収される部分もありますが、

最終的には住宅価格に反映されることもあります。

だから私は、

展示場を見る時に

「素敵な家ですね」

だけで終わらせるのではなく、

「これは標準仕様ですか?」

「オプションはいくらですか?」

と確認することをおすすめします。

家づくりで大切なのは、

展示場の家を買うことではありません。

自分たちの予算で、どんな暮らしができるのかを知ることです。


深澤敏仁のひと言

「住宅展示場は夢を見る場所です。

でも家づくりは現実の暮らしを作ることです。

私は展示場の豪華さより、

その家が実際にいくらで建つのかを知ることの方が大切だと思っています。

憧れではなく、暮らしで考えてください。」

Q なぜモデルハウスは大きいのか?
A

なぜモデルハウスは大きいのか?

Q

モデルハウスを見学すると、

「広いなぁ」
「こんな家に住みたいなぁ」

と思うことがあります。

でも実際に建てる家は30坪前後が多いと聞きます。

なぜモデルハウスはあんなに大きいのでしょうか?

A

結論から言うと、

広い家の方が魅力的に見えるからです。

モデルハウスの目的は、

実際の生活を再現することではありません。

お客様に

「こんな暮らしがしたい」

と思っていただくことです。

そのため、

一般的な住宅よりも広く作られていることが多いのです。

例えば、

全国的に見ると注文住宅の延床面積は30坪前後が中心です。

しかしモデルハウスになると、

40坪、50坪、中には60坪を超える建物もあります。

すると、

  • リビングが広く見える
  • 吹抜けが映える
  • 開放感がある
  • 高級感が出る

という効果があります。

実際に見学したお客様も、

「広いですね」

という印象を持ちやすくなります。

しかしここで考えていただきたいことがあります。

それは、

その広さ、本当に必要ですか?

ということです。

例えば、

広い家は建築費も上がります。

さらに、

  • 固定資産税
  • 光熱費
  • 掃除の手間
  • 将来の修繕費

も増える傾向があります。

つまり、

広ければ良いというわけではありません。

最近では、

無駄な廊下を減らしたり、

収納計画を工夫したりして、

30坪前後でも十分に暮らしやすい家が増えています。

実際、

私がお客様とお話ししていると、

住み始めてから

「もう少し小さくても良かった」

という声は聞きますが、

「あと10坪大きくすれば良かった」

という声は意外と少ないものです。

大切なのは、

家の大きさではありません。

家族に合った大きさです。

モデルハウスを見る時は、

広さに憧れるだけでなく、

自分たちに必要な広さを考えてみてください。

家づくりは、

大きな家を建てることではなく、

ちょうど良い家を建てることだと思います。


深澤敏仁のひと言

「私は大きな家が良いとも、小さな家が良いとも思いません。

大切なのは、その家族にとってちょうど良い大きさです。

モデルハウスの広さに憧れるより、

そこで本当に暮らしやすいかを考えてみてください。

家づくりは面積競争ではなく、暮らしづくりです。」

Q なぜ契約前と契約後で話が変わるのか?
A

なぜ契約前と契約後で話が変わるのか?

Q

契約前は

「大丈夫です」
「予算内でできます」
「安心してください」

と言われていたのに、

契約後になると

「それはオプションです」
「追加費用がかかります」
「それは含まれていません」

と言われることがあります。

なぜ契約前と契約後で話が変わるのでしょうか?

A

結論から言うと、

契約を取るための話と、実際に家を建てるための話は違うからです。

もちろん、多くの住宅営業はお客様を騙そうとしているわけではありません。

しかし住宅業界では、

契約前の段階ではまだ詳細が決まっていないことが多くあります。

例えば、

  • キッチンの仕様
  • コンセントの数
  • 照明計画
  • 外構計画
  • 収納計画
  • エアコン
  • カーテン

などです。

契約前は概算で話が進みます。

そして契約後に詳細を決めていくため、

追加費用が発生することがあります。

ここまではある意味仕方のない部分です。

しかし問題になるのは、

契約前に説明できることまで説明していないケースです。

例えば、

  • 外構費
  • 地盤改良費の可能性
  • オプション費用
  • 諸費用

などです。

これらは契約前からある程度想定できます。

それにもかかわらず、

契約を優先して説明が後回しになると、

お客様は

「話が違う」

と感じてしまいます。

また、

契約前は営業担当者、

契約後は設計担当者や工事担当者へ引き継がれることもあります。

すると、

担当者によって説明内容や考え方が違い、

話が変わったように感じる場合もあります。

だから私は、

契約前に必ず確認してほしいことがあります。

それは、

「この見積り以外に必要になる可能性のある費用はありますか?」

という質問です。

さらに、

「標準仕様とオプションの境界はどこですか?」

も確認してください。

本当に信頼できる住宅会社は、

良い話だけでなく、

不利な話も説明してくれます。

家づくりは契約して終わりではありません。

むしろ契約してからが本番です。

だからこそ、

契約前の説明の丁寧さが重要なのです。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

良い話だけではなく、

困る可能性のある話もお伝えするようにしています。

なぜなら、

契約後のトラブルより、

契約前の説明不足の方が問題だと思っているからです。

家づくりで大切なのは、

契約を取ることではなく、

契約後も信頼関係が続くことだと思っています。」

Q なぜ家づくりは予算オーバーするのか?
A

なぜ家づくりは予算オーバーするのか?

Q

家づくりを始めた時は

「3,000万円以内で建てたい」

と思っていたのに、

気が付くと3,300万円、
3,500万円になっていた。

なぜ家づくりは予算オーバーしてしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

最初に決めるのが予算ではなく、夢だからです。

家づくりを考え始めた時、

多くの方は住宅展示場へ行ったり、

InstagramやYouTubeを見たりします。

すると、

  • 吹抜けが欲しい
  • アイランドキッチンが欲しい
  • ランドリールームが欲しい
  • 大きな収納が欲しい
  • おしゃれな洗面台が欲しい

と夢がどんどん膨らみます。

これは決して悪いことではありません。

しかし、

家づくりで失敗する人は、

予算を決める前に理想を積み上げてしまいます。

すると打合せが進むにつれて、

「せっかくだから」

という言葉が増えていきます。

  • せっかくだから床材をグレードアップしよう
  • せっかくだから窓を大きくしよう
  • せっかくだから収納を増やそう
  • せっかくだから太陽光を載せよう

こうして少しずつ予算が増えていきます。

さらに、

契約時の見積りに含まれていなかった

  • 外構工事
  • 地盤改良費
  • カーテン
  • 照明
  • エアコン
  • 諸費用

が後から加わることもあります。

そして最後に気付くのです。

「予算を超えている…」

と。

しかし本当の問題は、

予算オーバーそのものではありません。

問題は、

住宅ローンが人生設計を圧迫してしまうことです。

家は完成したら終わりではありません。

その後も、

  • 教育費
  • 車の買い替え
  • 老後資金
  • 旅行
  • 趣味

など、人生にはたくさんのお金が必要です。

だから私は、

家づくりで最初に考えるべきなのは、

「いくら借りられるか」

ではなく、

「いくらなら無理なく返せるか」

だと思っています。

家づくりで後悔しない人は、

予算の中で家を考えます。

後悔する人は、

家に合わせて予算を増やします。

大切なのは、

理想の家を建てることではありません。

理想の人生を守ることです。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりの打合せで、

『家を建てることがゴールではありません』

とお話しすることがあります。

本当に大切なのは、

家を建てた後の暮らしです。

家にお金を使い過ぎて人生が苦しくなるより、

少し余裕を残して笑顔で暮らせる方が幸せだと思っています。」

 

Q なぜUA値だけでは性能は分からないのか?
A

なぜUA値だけでは性能は分からないのか?

Q

住宅会社のホームページを見ると、

「UA値0.46」
「UA値0.34」

などと表示されています。

UA値が低いほど高性能と言われますが、UA値だけ見れば家の性能は分かるのでしょうか?

A

結論から言うと、

UA値だけでは本当の住宅性能は分かりません。

UA値とは、

家の中の熱がどれくらい外へ逃げるのかを表した数字です。

数字が小さいほど断熱性能が高いとされています。

例えば、

UA値0.46の家は、

UA値0.87の家より熱が逃げにくい住宅です。

これは事実です。

しかし、

家の快適性や省エネ性能はUA値だけで決まるわけではありません。

例えば、

どんなにUA値が良くても、

家に隙間が多ければどうなるでしょうか。

冬に暖房を入れても、

その隙間から暖かい空気が逃げてしまいます。

つまり、

断熱性能だけ高くても、

気密性能が低ければ快適な家にはなりにくいのです。

ここで重要になるのが、

**C値(気密性能)**です。

UA値が断熱性能なら、

C値は隙間の量を示す数字です。

私はよく、

「高性能な魔法瓶」

で例えます。

魔法瓶の壁が厚くても、

フタが開いていたら保温できません。

住宅も同じです。

断熱と気密はセットで考える必要があります。

さらに、

住宅性能には

  • 換気性能
  • 窓性能
  • 日射取得
  • 日射遮蔽
  • 耐震性能
  • 施工品質

なども関係します。

例えば、

同じUA値0.46でも、

窓の性能や配置によって住み心地は大きく変わります。

また、

同じ数値でも施工精度によって実際の性能は変わります。

だから私は、

住宅会社を比較する時に

UA値だけを見ないでほしいと思っています。

確認していただきたいのは、

  • C値は公開しているか
  • 全棟気密測定をしているか
  • 換気システムは何か
  • 窓は何を使っているか
  • 耐震性能はどうか

です。

本当に大切なのは、

UA値という数字ではありません。

その家が快適に暮らせるかどうかです。

数字はあくまで判断材料の一つです。

家づくりは数字選びではなく、

暮らしづくりなのです。


深澤敏仁のひと言

「私はUA値を否定しているわけではありません。

むしろ重要な数字です。

ただし、

UA値だけを見て住宅性能を判断するのは危険です。

家は断熱だけでできているわけではありません。

気密、換気、窓、施工品質。

それらが揃って初めて、本当に快適な家になると思っています。」

Q なぜUA値だけでは性能は分からないのか?
A

なぜUA値だけでは性能は分からないのか?

Q

住宅会社のホームページを見ると、

「UA値0.46」
「UA値0.34」

などと表示されています。

UA値が低いほど高性能と言われますが、UA値だけ見れば家の性能は分かるのでしょうか?

A

結論から言うと、

UA値だけでは本当の住宅性能は分かりません。

UA値とは、

家の中の熱がどれくらい外へ逃げるのかを表した数字です。

数字が小さいほど断熱性能が高いとされています。

例えば、

UA値0.46の家は、

UA値0.87の家より熱が逃げにくい住宅です。

これは事実です。

しかし、

家の快適性や省エネ性能はUA値だけで決まるわけではありません。

例えば、

どんなにUA値が良くても、

家に隙間が多ければどうなるでしょうか。

冬に暖房を入れても、

その隙間から暖かい空気が逃げてしまいます。

つまり、

断熱性能だけ高くても、

気密性能が低ければ快適な家にはなりにくいのです。

ここで重要になるのが、

**C値(気密性能)**です。

UA値が断熱性能なら、

C値は隙間の量を示す数字です。

私はよく、

「高性能な魔法瓶」

で例えます。

魔法瓶の壁が厚くても、

フタが開いていたら保温できません。

住宅も同じです。

断熱と気密はセットで考える必要があります。

さらに、

住宅性能には

  • 換気性能
  • 窓性能
  • 日射取得
  • 日射遮蔽
  • 耐震性能
  • 施工品質

なども関係します。

例えば、

同じUA値0.46でも、

窓の性能や配置によって住み心地は大きく変わります。

また、

同じ数値でも施工精度によって実際の性能は変わります。

だから私は、

住宅会社を比較する時に

UA値だけを見ないでほしいと思っています。

確認していただきたいのは、

  • C値は公開しているか
  • 全棟気密測定をしているか
  • 換気システムは何か
  • 窓は何を使っているか
  • 耐震性能はどうか

です。

本当に大切なのは、

UA値という数字ではありません。

その家が快適に暮らせるかどうかです。

数字はあくまで判断材料の一つです。

家づくりは数字選びではなく、

暮らしづくりなのです。


深澤敏仁のひと言

「私はUA値を否定しているわけではありません。

むしろ重要な数字です。

ただし、

UA値だけを見て住宅性能を判断するのは危険です。

家は断熱だけでできているわけではありません。

気密、換気、窓、施工品質。

それらが揃って初めて、本当に快適な家になると思っています。」

Q なぜC値を公開しない会社があるのか?
A

なぜC値を公開しない会社があるのか?

Q

住宅会社のホームページを見ると、

UA値は書いてあるのに、

C値が書いていない会社があります。

なぜC値を公開しない会社があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

C値は計算ではなく、実際に測定しなければ分からないからです。

UA値は設計段階で計算できます。

図面があれば、

断熱材の種類や厚み、

窓の性能などから算出できます。

しかし、

C値は違います。

C値とは、

住宅にどれだけ隙間があるかを表す数字です。

そして、

完成した住宅を専用の機械で測定しなければ分かりません。

つまり、

設計ではなく、

施工品質が数字として表れるのです。

例えば、

どんなに良い断熱材を使っていても、

施工が雑なら隙間が増えます。

逆に、

しっかり施工されていれば、

隙間は少なくなります。

だから私は、

C値は住宅会社の施工力を表す数字の一つだと思っています。

では、

なぜ公開しない会社があるのでしょうか。

理由はいくつかあります。

一つ目は、

そもそも測定していないからです。

気密測定には費用がかかります。

また、

測定した結果が思ったような数字にならないこともあります。

そのため、

測定自体を行わない会社もあります。

二つ目は、

数字に自信がない場合です。

C値は良い数字も悪い数字も出ます。

もし公開すると、

他社との比較対象になります。

そのため、

あえて公表しないケースもあります。

三つ目は、

C値の重要性が十分に伝わっていないからです。

住宅業界では長年、

断熱性能ばかりが注目されてきました。

そのため、

UA値は説明しても、

C値まで説明しない会社もあります。

しかし、

私は高気密高断熱住宅において、

断熱と気密はセットだと思っています。

例えば、

どんなに断熱性能が高くても、

家に大きな隙間があれば、

暖房効率も快適性も下がります。

魔法瓶で例えるなら、

断熱材は魔法瓶の壁。

C値はフタの閉まり具合です。

壁だけ厚くても、

フタが開いていたら意味がありません。

だから住宅会社を比較する時は、

UA値だけではなく、

C値を測定しているか。

そして、

その数字を公開しているか。

も確認していただきたいと思います。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能を語るなら、

UA値だけでは足りないと思っています。

なぜなら、

実際に住むのは計算上の家ではなく、

完成した家だからです。

だからこそ、

私は全棟気密測定を行い、

実際の数字を確認することが大切だと思っています。

性能はカタログではなく、完成した家で証明されるものだと思っています。」

Q なぜ気密測定をしない会社があるのか?
A

なぜ気密測定をしない会社があるのか?

Q

高気密住宅をアピールしている会社でも、

実際には気密測定をしていない会社があります。

なぜ気密測定をしないのでしょうか?

A

結論から言うと、

気密測定をしなくても家は建てられるからです。

実は現在の住宅業界では、

断熱性能の計算は義務化されていますが、

気密測定は義務ではありません。

つまり、

測定しなくても住宅は完成します。

そのため、

気密測定を行うかどうかは住宅会社の考え方次第なのです。

では、なぜ測定しないのでしょうか。

理由はいくつかあります。

まず一つ目は、

費用と手間がかかるからです。

気密測定には専門の測定機器と測定作業が必要です。

1棟ごとに費用も発生します。

年間に何十棟、何百棟と建築する会社にとっては、

コストアップ要因になります。

二つ目は、

結果が数字として出てしまうからです。

これが実は一番大きな理由かもしれません。

例えば、

耐震等級3は図面上で確認できます。

UA値も計算で求められます。

しかしC値は違います。

実際に完成した家を測定しなければ分かりません。

つまり、

施工品質がそのまま数字になるのです。

もし測定して、

思ったより悪い数字が出れば、

改善しなければなりません。

場合によっては手直しも必要です。

だから測定しない会社もあります。

三つ目は、

お客様から求められないからです。

住宅会社はお客様が重視するものを優先します。

例えば、

価格や間取りを重視する方は多いですが、

C値について質問する方はまだ少数です。

すると、

会社としても気密測定を重要視しなくなることがあります。

しかし私は、

ここに大きな違いがあると思っています。

例えば、

自動車メーカーが

「燃費は測りません」

と言ったらどうでしょうか。

多くの方が不安になると思います。

住宅も同じです。

高気密住宅を名乗るなら、

本当に高気密なのか確認するべきではないでしょうか。

気密測定は、

お客様のためでもありますが、

施工品質を確認するためでもあります。

だから私は、

高気密住宅を検討する時には、

ぜひ住宅会社へ聞いていただきたいと思います。

「全棟気密測定をしていますか?」

そして、

「実際のC値はどれくらいですか?」

と。

高気密住宅とは、

言葉ではなく数字で証明されるものだからです。


深澤敏仁のひと言

「私は気密測定を健康診断のようなものだと思っています。

測らなければ分からない。

だからこそ測る意味があります。

本当に高気密住宅を目指すなら、

完成した家の性能を確認することが大切だと思っています。

性能は宣伝ではなく、測定結果で証明するものです。」

Q なぜ同じ断熱等級でも暖かさが違うのか?
A

なぜ同じ断熱等級でも暖かさが違うのか?

Q

住宅会社の説明を聞くと、

どちらも断熱等級6なのに、

「こちらの方が暖かいです」

と言われることがあります。

同じ断熱等級なら、暖かさも同じではないのでしょうか?

A

結論から言うと、

断熱等級だけでは住み心地は決まらないからです。

断熱等級とは、

住宅の断熱性能を一定の基準で評価したものです。

しかし実際の暮らしの中で感じる暖かさは、

断熱等級だけで決まるわけではありません。

例えば、

同じ断熱等級6でも、

気密性能が違えば暖かさは変わります。

どんなに断熱材が入っていても、

家に隙間が多ければ暖房した空気は逃げてしまいます。

逆に、

しっかり気密施工された家は、

暖かい空気を室内に留めやすくなります。

つまり、

断熱と気密はセットなのです。

さらに、

窓の性能も大きく影響します。

例えば、

同じ断熱等級6でも、

  • 窓の大きさ
  • 窓の配置
  • ガラスの性能

によって体感温度は変わります。

冬の熱損失の多くは窓から発生すると言われています。

そのため、

窓計画が違えば住み心地も変わるのです。

また、

換気システムも関係します。

第一種熱交換換気と第三種換気では、

冬に外へ逃げる熱量が変わります。

暖房効率も変わります。

そして意外と見落とされるのが、

施工品質です。

図面上では同じ断熱等級でも、

実際の施工が違えば性能も変わります。

例えば、

断熱材に隙間があったり、

気密処理が不十分だったりすると、

本来の性能を発揮できません。

つまり、

同じ断熱等級6でも、

実際には

  • 気密性能
  • 窓性能
  • 換気性能
  • 施工品質

によって、

暖かさが大きく変わることがあるのです。

私はよく、

断熱等級は通知表の一科目だとお話しします。

通知表で数学が5でも、

国語や英語が1なら総合点は上がりません。

家づくりも同じです。

断熱等級だけではなく、

家全体のバランスを見ることが大切です。

だから住宅会社を比較する時は、

「断熱等級6です」

だけではなく、

  • C値はいくつか
  • 気密測定をしているか
  • 換気は何を採用しているか
  • 窓は何を使っているか

も確認してみてください。

本当に暖かい家は、

断熱等級だけで作られるわけではありません。

家全体の性能の積み重ねで生まれるのです。


深澤敏仁のひと言

「私は断熱等級6を否定しているわけではありません。

むしろ高性能住宅には欠かせない基準です。

ただし、

断熱等級6だから暖かいのではなく、

断熱・気密・換気・施工品質が揃っているから暖かいのです。

家づくりは一つの数字ではなく、全体のバランスが大切だと思っています。」

Q なぜ高性能住宅は高いと言われるのか?
A

なぜ高性能住宅は高いと言われるのか?

Q

高気密高断熱住宅や高性能住宅という言葉を聞くと、

「高そう」
「予算的に無理かもしれない」

と思う方が少なくありません。

なぜ高性能住宅は高いと言われるのでしょうか?

A

結論から言うと、

高性能住宅が高いのではなく、高性能住宅を作る方法によって価格が変わるからです。

確かに、

高性能住宅を作るためには、

  • 断熱材
  • サッシ
  • 換気設備
  • 気密施工

などにコストがかかります。

そのため、

最低限の性能で建てる住宅よりは建築費が上がる傾向があります。

しかし、

ここで誤解してほしくないのは、

高性能住宅=高額住宅ではない

ということです。

例えば、

同じ断熱等級6を目指す場合でも、

工法によって必要なコストは変わります。

在来工法の場合、

一般的な柱の厚みは105mmです。

そのため、

高い断熱性能を実現するためには、

外張り断熱や付加断熱が必要になるケースがあります。

当然、

工事費用も増えます。

一方、

2×6工法は壁厚が約140mmあります。

そのため、

壁の中に厚い断熱材を充填しやすく、

付加断熱に頼らなくても高い断熱性能を確保しやすい特徴があります。

つまり、

同じ断熱等級6でも、

性能を出すためのコストが違うのです。

さらに、

2×6工法は規格化された木材を使うため、

木材コストや施工コストを抑えやすいという特徴もあります。

だから私は、

高性能住宅が高いのではなく、

高性能住宅をどのように作るかが重要だと思っています。

もう一つの理由は、

高性能住宅の価値が見えにくいことです。

例えば、

高級キッチンなら誰でも違いが分かります。

しかし、

断熱材や気密性能は完成後に見えません。

そのため、

価格だけが高く見えてしまうことがあります。

しかし実際には、

高性能住宅は

  • 光熱費の削減
  • 快適性の向上
  • 健康への配慮
  • 将来の資産価値

など、

住み始めてから効果が現れる部分が多いのです。

だから私は、

建築費だけで比較するのではなく、

住み始めてからの30年間も含めて考えてほしいと思っています。

高性能住宅は高いのではありません。

高性能住宅の価値が伝わりにくいだけなのです。


深澤敏仁のひと言

「私はよく、

『高性能住宅は高いですか?』

と聞かれます。

その時は、

『高性能住宅が高いのではなく、高性能を出す方法で価格が変わります』

とお答えしています。

 

 

Q なぜ寒い家がなくならないのか?
A

なぜ寒い家がなくならないのか?

Q

最近は高断熱住宅や高気密住宅という言葉をよく聞きます。

それなのに、

冬になると

「家の中が寒い」
「廊下が寒い」
「トイレが寒い」

という話を今でも耳にします。

なぜ寒い家はなくならないのでしょうか?

A

結論から言うと、

日本の住宅は長い間、「寒くても仕方ない」という考え方で作られてきたからです。

昔の日本の家づくりは、

夏を快適に過ごすことが重視されていました。

そのため、

  • 大きな窓
  • 風通し重視
  • 断熱材が少ない
  • 隙間が多い

という住宅が一般的でした。

しかし、

冬になると暖房の熱がどんどん外へ逃げてしまいます。

結果として、

リビングは暖かいけれど、

廊下や脱衣所は寒い。

そんな住宅が多く建てられてきました。

さらに、

住宅の断熱基準も長い間それほど厳しくありませんでした。

例えば、

今では断熱等級6や断熱等級7という話が出ていますが、

昔の住宅は現在の基準から見ると断熱性能がかなり低いケースも少なくありません。

そしてもう一つ大きな理由があります。

それは、

多くの人が寒い家に慣れてしまっていることです。

例えば、

冬に家の中で厚着をする。

脱衣所が寒いのは当たり前。

朝起きたら暖房を付ける。

これらを普通だと思っている方もいます。

しかし、

本来は家の中で場所によって温度差が大きいこと自体が問題なのです。

実際、

寒い家では

  • ヒートショック
  • 血圧上昇
  • 結露
  • カビ

などのリスクが高くなると言われています。

では、

これからも寒い家は建ち続けるのでしょうか。

私はそうは思いません。

近年は、

断熱性能への関心が高まり、

住宅性能も向上しています。

ただし、

住宅会社によって考え方は大きく違います。

最低限の基準を満たすことを重視する会社もあれば、

その先の快適性や健康まで考える会社もあります。

だから住宅会社を選ぶ時は、

価格だけではなく、

「冬にどれくらい暖かい家なのか」

を確認してほしいと思います。

家は雨風をしのぐだけの箱ではありません。

家族が健康に暮らすための場所です。

私は、

これからの家づくりは

「寒くない家」

ではなく、

「温度差の少ない家」

を目指すべきだと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私が住宅業界に入った頃は、

冬の朝にリビング以外が寒いのは当たり前でした。

でも私は、

それが当たり前だとは思っていません。

家の中で厚着をする暮らしより、

家族がどこにいても快適に過ごせる暮らしの方が良いと思っています。

家づくりは建物ではなく、

健康と暮らしを作ることだと思っています。」

Q なぜ結露は発生するのか?
A

なぜ結露は発生するのか?

Q

冬になると窓がびっしょり濡れたり、

カーテンの裏に水滴が付いたりすることがあります。

なぜ結露は発生するのでしょうか?

A

結論から言うと、

暖かい空気が冷たい場所に触れるからです。

例えば、

冬に冷たいコップへ氷入りの飲み物を入れると、

コップの外側に水滴が付きます。

実は住宅の結露も同じ現象です。

室内の暖かい空気には、

目に見えない水蒸気が含まれています。

その空気が、

冷えた窓ガラスや壁に触れると、

空気中の水蒸気が水滴へ変わります。

これが結露です。

つまり、

結露の原因は

  • 室内の湿気
  • 冷たい窓や壁

の組み合わせなのです。

特に昔の住宅では、

アルミサッシや単板ガラスが多く使われていました。

冬になると窓の表面温度が極端に低くなるため、

結露が発生しやすくなります。

しかし、

本当に怖いのは窓の結露ではありません。

実は、

壁の中の結露です。

これを「内部結露」と呼びます。

壁の中で結露が起きると、

外からは見えません。

そのまま放置されると、

  • カビ
  • 木材の腐朽
  • シロアリ被害
  • 断熱性能の低下

などにつながることがあります。

では、

結露を減らすにはどうすれば良いのでしょうか。

私は大きく4つあると思っています。

① 窓の性能を上げる

窓が冷たくならなければ、

結露は発生しにくくなります。

樹脂サッシやLow-Eガラスなどが有効です。

② 断熱性能を上げる

壁や天井の断熱性能が高いほど、

室内側の表面温度が下がりにくくなります。

③ 気密性能を高める

隙間から湿気を含んだ空気が壁の中へ入ることを防ぎます。

④ 換気を適切に行う

湿気を外へ排出することも重要です。

つまり、

結露は窓だけの問題ではありません。

住宅全体の性能が関係しています。

私はよく、

結露は住宅からのサインだとお話しします。

窓に付いた水滴だけを見るのではなく、

なぜ結露しているのかを考えることが大切です。

家づくりで目指すべきなのは、

結露を拭く暮らしではなく、

結露が発生しにくい住宅です。


深澤敏仁のひと言

「私は結露を見ると、

家が何かを教えてくれていると思います。

窓が悪いのではなく、

住宅全体の性能や換気のバランスに原因があることが多いのです。

毎朝結露を拭く暮らしより、

結露そのものが起きにくい暮らしの方が快適だと思っています。」

Q なぜカビが生えるのか?
A

なぜカビが生えるのか?

Q

家の中で、

  • 窓の周り

  • 押入れの奥

  • クローゼット

  • 脱衣所

  • 北側の部屋

などにカビが発生することがあります。

掃除をしているのに、なぜカビは生えてしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

カビは「湿気」と「温度」と「栄養」が揃うと発生するからです。

実はカビそのものは、

空気中に常に存在しています。

どんなにきれいな家でも、

カビの胞子を完全になくすことはできません。

では、なぜカビが生える家と生えない家があるのでしょうか。

それは、

カビが増えやすい環境があるかどうかです。

カビが大好きなのは、

  • 湿度が高い
  • 空気が動かない
  • 温度がある
  • ホコリや汚れがある

場所です。

例えば、

押入れの奥や家具の裏は、

空気が流れにくく湿気が溜まりやすくなります。

すると、

カビが繁殖しやすくなるのです。

そして住宅で最も多い原因の一つが、

結露です。

窓に水滴が付く。

壁が冷える。

その水分がカビの原因になります。

つまり、

カビは突然発生するのではありません。

多くの場合、

結露や湿気が先にあるのです。

さらに、

住宅性能も大きく関係しています。

例えば、

断熱性能が低い住宅では、

冬に壁や窓の表面温度が下がります。

すると結露が発生しやすくなります。

また、

気密性能が低い住宅では、

湿気を含んだ空気が壁の中へ入り込み、

内部結露の原因になることもあります。

そして換気が不足すると、

湿気が家の中に溜まりやすくなります。

つまり、

カビは掃除不足だけの問題ではありません。

実は、

  • 断熱
  • 気密
  • 換気

のバランスが大きく関係しているのです。

私はよく、

カビは結果だとお話しします。

本当の原因は、

湿気が溜まる住宅環境にあります。

だからカビを見つけた時は、

カビだけを掃除するのではなく、

なぜそこに湿気が溜まるのかを考えることが大切です。

家づくりで目指すべきなのは、

カビを取る暮らしではなく、

カビが発生しにくい住環境です。


深澤敏仁のひと言

「私はカビを見つけると、

掃除の問題ではなく、

住宅からの警告だと考えます。

なぜそこに湿気が溜まるのか。

なぜ空気が動かないのか。

そこを考えることが大切です。

家づくりは見た目だけではなく、

健康に暮らせる環境づくりだと思っています。」

Q なぜヒートショックが起きるのか?
A

なぜヒートショックが起きるのか?

Q

冬になると、

「ヒートショックに注意してください」

という話をよく聞きます。

なぜヒートショックは起きるのでしょうか?

A

結論から言うと、

家の中の急激な温度差が原因です。

例えば、

冬の夜に暖かいリビングから寒い脱衣所へ移動し、

その後に熱いお風呂へ入る。

実はこの時、

体には大きな負担がかかっています。

暖かい部屋にいる時、

血管は広がっています。

ところが寒い場所へ移動すると、

体は熱を逃がさないように血管を急激に縮めます。

すると血圧が上昇します。

さらに、

熱いお風呂へ入ると今度は血管が急激に広がり、

血圧が下がります。

この急激な血圧変動によって、

失神や心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まることがあります。

これがヒートショックです。

つまり、

ヒートショックの原因は

お風呂ではありません。

本当の原因は、

家の中の温度差です。

例えば、

リビング22℃

脱衣所10℃

浴室8℃

という住宅では、

移動するたびに体が大きな負担を受けます。

一方で、

高断熱・高気密住宅では、

家全体の温度差を小さくしやすくなります。

例えば、

リビングも脱衣所も20℃前後で保たれていれば、

体への負担は大きく減ります。

だから私は、

ヒートショック対策とは

暖房器具を増やすことだけではないと思っています。

本当に大切なのは、

家全体の温度差を減らすことです。

実際に、

日本では冬場にヒートショック関連で亡くなる方が交通事故死亡者数を大きく上回る年もあると報告されています。 消費者庁 や 国土交通省 なども住宅内の温度差対策の重要性を発信しています。

家づくりは、

見た目やデザインだけではありません。

家族の健康や命を守る役割もあります。

だから私は、

住宅性能を考える時に、

「冬のリビングが暖かいか」

ではなく、

「家中の温度差が少ないか」

を重視しています。

本当に快適な家とは、

どの部屋へ行っても寒くない家だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能の話をする時、

光熱費より先に健康の話をします。

なぜなら、

お金は後から取り戻せても、

健康は簡単に取り戻せないからです。

家づくりで大切なのは、

冬に暖かい家ではなく、

家族を守れる家だと思っています。」

Q なぜ光熱費に差が出るのか?
A

なぜ光熱費に差が出るのか?

Q

同じくらいの大きさの家なのに、

「電気代が月1万円の家」

もあれば、

「月3万円近くかかる家」

もあります。

なぜ住宅によって光熱費に大きな差が出るのでしょうか?

A

結論から言うと、

家の性能によって、逃げる熱の量が違うからです。

例えば冬。

暖房で室温を22℃にしたとします。

しかし、

断熱性能や気密性能が低い住宅では、

せっかく暖めた熱がどんどん外へ逃げていきます。

すると、

エアコンは何度も運転し続けなければなりません。

つまり、

電気代が高くなります。

一方で、

高断熱・高気密住宅は、

暖めた熱を家の中に留めやすくなります。

同じ22℃を維持する場合でも、

必要なエネルギーが少なくて済むのです。

これは夏も同じです。

冷房で冷やした空気が逃げにくいため、

エアコンの負担が小さくなります。

つまり、

住宅性能が高いほど、

冷暖房費を抑えやすくなるのです。

さらに、

窓の性能も大きく影響します。

実は冬の熱損失の多くは窓から発生します。

例えば、

  • アルミサッシ
  • 単板ガラス

と、

  • 樹脂サッシ
  • Low-E複層ガラス

では、

熱の逃げ方が大きく違います。

また、

気密性能も重要です。

どんなに断熱材を入れても、

隙間が多ければ暖かい空気は外へ逃げます。

だから私は、

光熱費は設備ではなく住宅性能で決まる部分が大きいと思っています。

もちろん、

家族構成や生活スタイルによっても違いはあります。

しかし、

同じような暮らしをしているのに光熱費が大きく違う場合、

住宅性能が影響しているケースは少なくありません。

ここで考えていただきたいのは、

家の価格だけではなく、

住んでからの費用です。

例えば、

月に1万円の差でも、

年間では12万円。

30年では360万円になります。

さらに、

今後エネルギー価格が上昇すれば、

その差はもっと大きくなる可能性があります。

私はよく、

住宅ローンは終わるけれど、

光熱費は一生続くとお話ししています。

だから家づくりでは、

建築費だけではなく、

将来のランニングコストも考えていただきたいと思います。

本当に安い家とは、

建てる時に安い家ではありません。

住んでからもお金がかからない家だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

建築費と同じくらい光熱費を大切に考えています。

なぜなら、

家は完成してから何十年も使うものだからです。

目先の価格だけではなく、

30年後の家計まで考えることが、

後悔しない家づくりにつながると思っています。」

Q なぜ窓が重要なのか?
A

なぜ窓が重要なのか?

Q

家づくりの話になると、

「窓が大事です」

と言われることがあります。

壁や断熱材の方が重要な気がするのですが、なぜ窓がそんなに重要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

家の中で最も熱が出入りしやすい場所が窓だからです。

どんなに高性能な断熱材を使っていても、

窓の性能が低ければ、

住宅全体の性能は大きく下がってしまいます。

例えば冬。

暖房で暖めた熱は、

壁や天井からも逃げますが、

最も逃げやすいのは窓です。

逆に夏は、

強い日差しの熱が窓から室内へ入ってきます。

つまり、

窓は冬も夏も、

快適性に大きく影響する場所なのです。

私はよく、

住宅をダウンジャケットに例えます。

ダウンジャケット本体がどれだけ厚くても、

ファスナーが開いていたら寒いですよね。

住宅も同じです。

壁の断熱性能が高くても、

窓の性能が低ければ、

快適な室内環境は作りにくくなります。

さらに窓は、

結露にも大きく関係します。

冬に窓がびっしょり濡れるのは、

窓の表面温度が低くなっているからです。

そのため、

窓性能が高い住宅ほど結露も発生しにくくなります。

また、

窓は断熱性能だけでなく、

暮らしやすさにも関係します。

例えば、

  • 採光
  • 通風
  • 景色
  • プライバシー
  • 防犯

などです。

大きな窓を付ければ明るくなりますが、

断熱性能には不利になる場合があります。

逆に窓を小さくし過ぎると、

室内が暗く感じることもあります。

つまり、

窓は単純に大きい方が良いわけでも、

小さい方が良いわけでもありません。

大切なのは、

性能と暮らしのバランスです。

私は住宅性能の話をする時、

断熱材より先に窓の話をすることがあります。

それくらい窓は重要です。

住宅会社を比較する時は、

UA値だけではなく、

  • サッシの種類
  • ガラスの種類
  • 窓の配置

も確認してみてください。

本当に快適な家は、

断熱材だけで作られるのではありません。

窓計画によって大きく変わるのです。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

窓は住宅性能の要だと思っています。

どんなに良い断熱材を使っても、

窓の性能が低ければ快適性は下がります。

逆に窓をしっかり考えるだけで、

住み心地は大きく変わります。

家づくりは壁だけではなく、

窓まで含めて考えることが大切だと思っています。」

Q なぜ樹脂サッシは高いのか?
A

なぜ樹脂サッシは高いのか?

Q

住宅会社で窓の説明を受けると、

「樹脂サッシがおすすめです」

と言われることがあります。

でもアルミサッシより高額です。

なぜ樹脂サッシは高いのでしょうか?

A

結論から言うと、

熱を伝えにくい材料を使っているからです。

まず知っていただきたいのは、

窓の性能はガラスだけで決まるわけではないということです。

実は窓枠(サッシ)も非常に重要です。

例えば、

冬に金属のドアノブを触ると冷たく感じます。

これは金属が熱を伝えやすいからです。

アルミも同じです。

アルミサッシは熱を非常によく伝えます。

そのため、

冬は室内の熱を外へ逃がしやすく、

夏は外の熱を室内へ伝えやすくなります。

一方、

樹脂サッシは熱を伝えにくい素材です。

そのため、

冬でも窓枠が冷たくなりにくく、

結露も発生しにくくなります。

つまり、

住宅の断熱性能を高めるためには非常に有利なのです。

では、

なぜ価格が高いのでしょうか。

理由は単純です。

製造コストが高いからです。

さらに、

樹脂サッシは高性能住宅向けの商品が多く、

ガラスも

  • Low-E複層ガラス
  • トリプルガラス

などと組み合わせることが一般的です。

そのため、

窓全体の価格が上がります。

しかし、

ここで考えていただきたいことがあります。

それは、

窓は毎日使う設備だということです。

キッチンやお風呂は1日数回しか使いません。

しかし窓は、

24時間365日、

家の性能に影響しています。

暖房費や冷房費、

結露の発生、

室内の快適性。

すべて窓が関係しています。

だから私は、

樹脂サッシは単なるオプションではなく、

住宅性能への投資だと思っています。

もちろん、

全ての家に最高級の窓が必要というわけではありません。

ただ、

窓は後から交換しにくい部分です。

キッチンは交換できます。

給湯器も交換できます。

しかし窓の交換は大掛かりな工事になります。

だからこそ、

家づくりの段階でしっかり考える価値があるのです。

私はよく、

「住宅性能の半分は窓で決まる」

と言います。

少し大げさかもしれませんが、

それくらい窓は重要なのです。


深澤敏仁のひと言

「私は窓を選ぶ時、

価格よりも30年後を考えてほしいと思っています。

樹脂サッシは確かに高いかもしれません。

でも毎日の快適性や光熱費に関わる部分です。

家づくりは目先の数万円ではなく、

長く住む価値で考えることが大切だと思っています。」

 

 

Q なぜトリプルガラスが必要なのか?
A

なぜトリプルガラスが必要なのか?

Q

最近の高性能住宅では、

「トリプルガラスを採用しています」

という話をよく聞きます。

ガラスが3枚になると価格も上がりますが、本当に必要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

窓は住宅の中で最も熱が逃げやすい場所だからです。

どんなに壁や天井へ断熱材を入れても、

窓の性能が低いと暖房の熱は逃げていきます。

実際に住宅の熱損失を考えると、

窓は非常に大きな影響を持っています。

だから近年の高性能住宅では、

窓の性能向上が重視されているのです。

まず、

昔の住宅で多かったのが

**単板ガラス(1枚ガラス)**です。

冬になると窓が冷たくなり、

結露が発生しやすくなります。

次に登場したのが

**複層ガラス(ペアガラス)**です。

ガラスとガラスの間に空気層を設けることで、

断熱性能を高めています。

そしてさらに性能を高めたのが、

**トリプルガラス(3枚ガラス)**です。

ガラスが3枚になることで、

熱が伝わりにくくなり、

冬は暖房の熱を逃がしにくく、

夏は外の暑さを室内へ伝えにくくなります。

また、

窓の表面温度も下がりにくいため、

結露対策としても有効です。

では、

全ての家にトリプルガラスが必要なのでしょうか?

私はそうは思いません。

大切なのは、

地域や住宅性能とのバランスです。

例えば、

山梨県は冬の冷え込みが厳しい地域です。

朝は氷点下になることも珍しくありません。

そのため、

高断熱住宅を目指すのであれば、

トリプルガラスのメリットは大きくなります。

一方で、

窓だけ性能を上げても、

家全体の断熱や気密が低ければ効果は限定的です。

つまり、

トリプルガラスだけで快適な家になるわけではありません。

重要なのは、

  • 断熱
  • 気密
  • 換気
  • 窓性能

のバランスです。

私は窓を家の弱点だと考えています。

だからこそ、

その弱点をどこまで補うのかが大切なのです。

家づくりで大事なのは、

流行で選ぶことではありません。

自分たちの家に本当に必要な性能を選ぶことです。


深澤敏仁のひと言

「私はトリプルガラスが絶対だとは思っていません。

しかし、

窓が住宅性能に与える影響は非常に大きいと思っています。

だからこそ、

価格だけではなく、

快適性や光熱費も含めて考えていただきたいのです。

家づくりは設備選びではなく、

暮らしの質を選ぶことだと思っています。」

 

Q なぜ第一種換気は高額なのか?
A

なぜ第一種換気は高額なのか?

Q

高気密高断熱住宅の説明を受けると、

「第一種換気を採用しています」

と言われることがあります。

しかし第三種換気と比べると価格も高くなります。

なぜ第一種換気は高額なのでしょうか?

A

結論から言うと、

空気を入れるだけではなく、熱までコントロールしているからです。

まず換気には大きく分けて3種類ありますが、

住宅でよく使われるのは

  • 第一種換気
  • 第三種換気

です。

第三種換気は、

給気は自然、

排気は機械で行います。

仕組みがシンプルなので、

設備費も安く、

メンテナンスも比較的簡単です。

そのため現在でも多くの住宅で採用されています。

一方、

第一種換気は、

給気も排気も機械で行います。

さらに、

高性能な第一種換気では、

排気する空気の熱を回収し、

外から入る空気へ移すことができます。

これを

熱交換換気

と呼びます。

例えば冬。

室内は22℃、

外気は0℃だとします。

第三種換気では、

暖かい空気を外へ捨てながら、

冷たい空気をそのまま室内へ取り込みます。

しかし第一種熱交換換気なら、

室内の熱を利用して、

冷たい外気を暖めながら取り込むことができます。

つまり、

暖房で作った熱を無駄にしにくいのです。

その代わり、

設備は複雑になります。

  • 熱交換ユニット
  • 給気ダクト
  • 排気ダクト
  • 制御装置

などが必要になります。

当然、

設備費も工事費も高くなります。

さらに、

メンテナンスも必要です。

フィルター清掃や交換もあります。

だから第一種換気は高額になるのです。

では、

高いから無駄なのでしょうか?

私はそうは思いません。

なぜなら、

高気密高断熱住宅では換気性能が非常に重要だからです。

例えば、

せっかく高断熱住宅を建てても、

換気によって熱を大量に捨ててしまえば、

性能を活かしきれません。

だから近年の高性能住宅では、

第一種熱交換換気を採用する会社が増えています。

ただし、

ここもバランスです。

第一種換気だから良い。

第三種換気だから悪い。

という話ではありません。

重要なのは、

住宅性能全体との組み合わせです。

私は換気を

「家の肺」

だと思っています。

どんなに高性能な家でも、

空気の流れが悪ければ快適にはなりません。

家づくりでは、

断熱や窓だけではなく、

換気にも目を向けていただきたいと思います。


深澤敏仁のひと言

「私は高性能住宅を考える時、

断熱より換気が大切な場面もあると思っています。

なぜなら、

人は空気の中で暮らしているからです。

暖かい家だけではなく、

きれいな空気で暮らせる家。

それも住宅性能の一部だと思っています。」

 

Q なぜ第三種換気が多いのか?
A

なぜ第三種換気が多いのか?

Q

高性能住宅では第一種換気が良いと聞くことがあります。

それなのに、なぜ今でも多くの住宅で第三種換気が採用されているのでしょうか?

A

結論から言うと、

第三種換気の方がコストを抑えやすいからです。

現在の日本の住宅では、

第三種換気が最も多く採用されています。

その理由は非常にシンプルです。

設備費も工事費も安く済むからです。

第三種換気は、

排気だけを機械で行い、

給気は自然に行います。

仕組みがシンプルなので、

  • 設備費が安い
  • 工事費が安い
  • メンテナンスが比較的簡単

というメリットがあります。

そのため、

住宅価格を抑えたい場合には採用しやすい換気方式なのです。

実際、

第三種換気でも法律上の換気基準は満たしています。

ですから、

第三種換気だから悪い住宅というわけではありません。

しかし、

高気密高断熱住宅になると話が変わります。

例えば冬。

室内を22℃に暖めたとします。

第三種換気では、

暖かい空気をそのまま外へ排出し、

外気をそのまま取り込みます。

つまり、

せっかく暖房で作った熱を捨てながら生活している状態になります。

一方、

第一種熱交換換気では、

排気する空気の熱を回収して、

外から入る空気へ移すことができます。

例えば、

外気0℃でも、

熱交換によって18℃前後まで暖めてから室内へ取り込むことが可能です。

つまり、

暖房エネルギーを無駄にしにくいのです。

では、

なぜ全ての住宅会社が第一種換気を採用しないのでしょうか。

理由はやはりコストです。

第一種換気は、

  • 本体価格が高い
  • ダクト工事が必要
  • 設計の知識が必要
  • メンテナンスも必要

だからです。

結果として、

住宅価格を抑えるために第三種換気を選ぶ会社が多くなります。

私は、

第三種換気が悪いとは思いません。

しかし、

高気密高断熱住宅を本気で目指すなら、

換気方式まで含めて考えるべきだと思っています。

なぜなら、

換気は24時間365日動き続ける設備だからです。

キッチンは使わない時間があります。

お風呂も使わない時間があります。

しかし換気は常に動いています。

だから住宅性能に与える影響も大きいのです。

家づくりでは、

断熱材や窓だけではなく、

換気にも注目していただきたいと思います。


深澤敏仁のひと言

「私は換気を家の心臓のような存在だと思っています。

見えない設備ですが、

毎日止まることなく働いています。

だからこそ、

家づくりでは価格だけでなく、

その換気が30年間どう働くのかを考えることが大切だと思っています。

高性能住宅とは、

断熱だけではなく、

換気まで考えられた住宅だと思っています。」

 

Q なぜ断熱材だけでは暖かくならないのか?
A

なぜ断熱材だけでは暖かくならないのか?

Q

住宅会社の広告を見ると、

「高性能断熱材採用」
「断熱材をたっぷり使用」

と書かれていることがあります。

断熱材がたくさん入っていれば暖かい家になるのでしょうか?

A

結論から言うと、

断熱材だけでは暖かい家にはなりません。

これは意外に思われるかもしれません。

しかし、

どんなに高性能な断熱材を使っても、

それだけで快適な家になるわけではないのです。

例えば、

高級なダウンジャケットを着ていても、

前のファスナーが開いていたら寒いですよね。

住宅も同じです。

断熱材は熱を逃がしにくくする役割があります。

しかし、

家に隙間があれば、

暖かい空気はどんどん外へ逃げていきます。

そこで重要になるのが、

**気密性能(C値)**です。

どんなに断熱材が良くても、

気密が悪ければ性能は発揮できません。

さらに、

窓の性能も大切です。

実は住宅の熱の出入りは、

壁よりも窓の影響が大きい場合があります。

高性能な断熱材を使っていても、

窓の性能が低ければ、

そこから熱が逃げてしまいます。

また、

換気も重要です。

近年の住宅は24時間換気が義務化されています。

換気の仕組みが悪いと、

暖めた空気を大量に外へ捨ててしまうことになります。

だから高性能住宅では、

断熱材だけでなく、

  • 気密
  • 換気

もセットで考える必要があるのです。

そしてもう一つ重要なのが、

施工品質です。

例えば、

高性能な断熱材でも、

施工が雑で隙間があれば意味がありません。

実際、

同じ断熱材を使っていても、

職人の施工精度によって住み心地が変わることがあります。

つまり、

暖かい家とは、

断熱材だけで作られるものではありません。

  • 断熱
  • 気密
  • 換気
  • 施工品質

これらすべてが揃って初めて、

本当に快適な住宅になります。

私はよく、

断熱材は主役ではなくチームの一員だとお話しします。

一人だけ優秀でも試合には勝てません。

家づくりも同じです。

断熱材だけを見て判断するのではなく、

住宅全体の性能を見ることが大切です。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能の話をする時、

断熱材の種類よりも、

その性能をどう活かしているかを重視しています。

高価な断熱材を使うことが目的ではありません。

家族が快適に暮らせることが目的です。

暖かい家は断熱材だけではなく、

住宅全体のバランスによって生まれるものだと思っています。」

 

Q なぜ高気密住宅は息苦しくないのか?
A

なぜ高気密住宅は息苦しくないのか?

Q

高気密住宅と聞くと、

「隙間が少ない家だから息苦しそう」

「空気がこもりそう」

と思う方がいます。

本当に高気密住宅は息苦しくないのでしょうか?

A

結論から言うと、

高気密住宅は空気を止める家ではなく、空気を管理する家だからです。

実は、

高気密住宅に対して最も多い誤解の一つが、

「隙間が少ない=空気が入らない」

という考え方です。

しかし、

これは少し違います。

高気密住宅が目指しているのは、

空気を入れないことではありません。

不要な隙間をなくすことです。

例えば昔の住宅では、

窓の隙間や壁の隙間から空気が出入りしていました。

一見すると換気されているように思えます。

しかし実際には、

どこから空気が入り、

どこから出ていくのか分かりません。

つまり、

空気を管理できていない状態です。

一方、

高気密住宅では、

不要な隙間を減らします。

その代わりに、

24時間換気システムによって、

必要な空気を計画的に入れ替えます。

私はよく、

高気密住宅を

「窓を閉めた車」

に例えます。

車は密閉されていますが、

エアコンや換気によって快適に過ごせます。

住宅も同じです。

高気密だから息苦しいのではなく、

換気が正しく機能するから快適なのです。

むしろ、

隙間だらけの住宅の方が問題になることがあります。

例えば、

冬に冷たい空気が隙間から入る。

花粉やホコリが入る。

換気計画が崩れる。

こうした問題が起きやすくなります。

高気密住宅では、

換気経路が計画されているため、

空気の流れをコントロールしやすくなります。

また、

第一種換気を採用している住宅では、

フィルターを通して外気を取り込むため、

花粉やホコリの侵入も抑えやすくなります。

つまり、

高気密住宅は息苦しいどころか、

空気環境を整えやすい住宅なのです。

もちろん、

換気設備のメンテナンスは必要です。

フィルター清掃などを怠ると、

本来の性能を発揮できません。

しかし、

適切に管理された高気密住宅は、

快適性や健康面でも大きなメリットがあります。

私は高気密住宅とは、

空気を閉じ込める家ではなく、

空気をデザインする家だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は高気密住宅を説明する時、

『空気を止める家ではありません』

とお話ししています。

本当に大切なのは、

どれだけ空気が入るかではなく、

どのように空気が流れるかです。

快適な家とは、

暖かい家だけではありません。

きれいな空気で暮らせる家だと思っています。」

Q なぜ高断熱住宅は健康に良いのか?
A

なぜ高断熱住宅は健康に良いのか?

Q

高断熱住宅について調べると、

「健康に良い」
「病気のリスクを減らす」

という話を見かけます。

なぜ断熱性能が健康と関係するのでしょうか?

A

結論から言うと、

人の体は温度の影響を大きく受けるからです。

多くの方は、

断熱性能というと

  • 暖かい
  • 光熱費が安い
  • 快適

というイメージを持たれます。

もちろん、それも大切です。

しかし私は、

高断熱住宅の本当の価値は健康だと思っています。

例えば冬。

家の中が寒いと、

体は体温を維持しようとして血管を縮めます。

すると血圧が上昇します。

リビングは暖かいのに、

廊下や脱衣所が寒い。

この温度差が繰り返されることで、

体には大きな負担がかかります。

実際にヒートショックの原因の一つも、

住宅内の温度差です。

また、

寒い家では暖房を使う部屋と使わない部屋が生まれやすくなります。

すると、

家族が特定の部屋に集まり、

生活空間が限定されることもあります。

さらに、

寒い住宅では結露が発生しやすくなります。

結露が増えると、

カビやダニの原因になります。

そしてカビやダニは、

喘息やアレルギー症状に関係すると言われています。

つまり、

住宅の温度環境は、

私たちが思っている以上に健康へ影響しているのです。

近年では、

住宅と健康の関係について様々な研究が行われています。

その中では、

暖かい住宅に住むことで、

血圧や睡眠の質などに良い影響が見られたという報告もあります。 慶應義塾大学

もちろん、

高断熱住宅に住めば病気にならない、

という話ではありません。

しかし、

健康的な暮らしを支える環境になる可能性はあります。

私は住宅を

「家族が一番長く過ごす場所」

だと考えています。

だからこそ、

デザインや価格だけではなく、

健康への影響も考えていただきたいと思っています。

本当に良い家とは、

見た目が良い家だけではありません。

家族が安心して長く暮らせる家だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能の話をする時、

光熱費より先に健康の話をすることがあります。

なぜなら、

毎日の暮らしに影響するのは数字ではなく体だからです。

暖かい家は贅沢ではありません。

家族の健康を守るための住環境だと思っています。

家づくりは建物づくりではなく、

健康づくりでもあるのです。」

 

Q なぜ暖かい家は寿命に関係すると言われるのか?
A

なぜ暖かい家は寿命に関係すると言われるのか?

Q

最近、

「暖かい家は健康に良い」

だけではなく、

「寿命にも関係する」

という話を聞くことがあります。

本当に住宅の暖かさと寿命は関係するのでしょうか?

A

結論から言うと、

暖かい家そのものが寿命を延ばすのではなく、健康リスクを減らす可能性があるからです。

私たちは人生の約半分以上を家の中で過ごしています。

つまり、

住宅環境は毎日体へ影響を与え続けています。

例えば冬。

室温が低い住宅では、

体温を維持するために血管が収縮します。

すると血圧が上昇しやすくなります。

さらに、

暖かい部屋と寒い部屋を行き来すると、

血圧が大きく変動します。

これがヒートショックの原因の一つです。

特に高齢になるほど、

血圧変動による体への負担は大きくなります。

実際、

冬場には心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まることが知られています。

また、

寒い住宅では活動量も減りやすくなります。

暖房の効いた部屋から出たくない。

トイレや脱衣所へ行くのが億劫になる。

そうした生活習慣も健康へ影響する可能性があります。

さらに、

寒い住宅は結露が発生しやすく、

カビやダニが増えやすくなります。

その結果、

喘息やアレルギー症状などの原因になることもあります。

一方で、

住宅全体の温度差が少ない家では、

体への負担を減らしやすくなります。

近年では、

住宅と健康に関する研究も進み、

暖かい住宅環境が健康維持に良い影響を与える可能性が報告されています。 慶應義塾大学

だから私は、

住宅性能を考える時、

単なる光熱費の話だけではないと思っています。

暖かい家は、

快適性だけではなく、

健康的な暮らしを支える環境でもあるのです。

もちろん、

高断熱住宅に住めば長生きできる、

という単純な話ではありません。

寿命は、

食事や運動、

生活習慣など様々な要素で決まります。

しかし、

毎日暮らす家の環境が健康へ影響することは間違いありません。

私は、

家づくりとは建物を作ることではなく、

家族が長く元気に暮らせる環境を作ることだと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能を説明する時、

『暖かい家は贅沢品ではありません』

とお話ししています。

なぜなら、

暖かさは快適性だけではなく、

健康にも関係するからです。

家づくりで大切なのは、

今の住み心地だけではありません。

10年後、20年後、30年後も元気に暮らせることだと思っています。」

 

Q なぜ住宅性能で将来の支出が変わるのか?
A

なぜ住宅性能で将来の支出が変わるのか?

Q

家を建てる時は、

どうしても建築費ばかり気になります。

しかし、

「住宅性能によって将来の支出が変わる」

と言われることがあります。

なぜ住宅性能と将来のお金が関係するのでしょうか?

A

結論から言うと、

家は建てた瞬間に終わる商品ではなく、何十年も使い続ける商品だからです。

例えば車を買う時、

車両価格だけで判断する人は少ないと思います。

  • 燃費
  • 保険料
  • 税金
  • メンテナンス費

も考えるはずです。

住宅も同じです。

しかし不思議なことに、

家づくりになると建築費だけで比較する方が少なくありません。

例えば、

断熱性能や気密性能が低い住宅では、

冷暖房費が高くなりやすくなります。

夏は暑い。

冬は寒い。

その結果、

エアコンが長時間稼働します。

仮に月1万円の差でも、

年間12万円。

30年間では360万円になります。

さらに今後、

電気料金が上昇すれば、

差はさらに大きくなる可能性があります。

また、

住宅性能はメンテナンス費用にも影響します。

例えば、

結露が多い住宅では、

カビや劣化のリスクが高まります。

温度差の大きい住宅では、

設備への負担も増えます。

もちろん、

住宅性能だけで全てが決まるわけではありません。

しかし、

長く快適に暮らすためには、

建てた後の費用も考える必要があります。

さらに近年では、

中古住宅市場でも性能が重視される傾向があります。

将来売却する場合、

断熱性能や耐震性能が評価される時代になる可能性もあります。

つまり、

住宅性能は

  • 光熱費
  • 快適性
  • 健康
  • メンテナンス費
  • 将来の資産価値

に関係しているのです。

私はよく、

家づくりは建築費の競争ではないとお話ししています。

本当に見るべきなのは、

住み始めてからの総支出です。

例えば、

建築時に100万円安かったとしても、

その後30年間で300万円余計にかかるならどうでしょうか。

本当に安いと言えるでしょうか。

私はそうは思いません。

家づくりで大切なのは、

今日の価格だけではありません。

30年後の家計まで考えることです。

住宅性能とは、

未来への投資でもあるのです。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

建築費だけを見て判断することはおすすめしていません。

なぜなら、

家は建てて終わりではないからです。

本当に安い家とは、

契約金額が安い家ではありません。

住み始めてからもお金がかからない家だと思っています。

だから私は、

価格と性能の両方を考えることが大切だと思っています。」

 

Q なぜ在来工法が主流なのか?
A

なぜ在来工法が主流なのか?

Q

住宅会社の話を聞くと、

「在来工法」
「2×4工法」
「2×6工法」

など様々な工法があります。

その中でも日本では在来工法が多いと聞きます。

なぜ在来工法が主流なのでしょうか?

A

結論から言うと、

日本で長い歴史があり、多くの住宅会社や職人が慣れているからです。

在来工法とは、

正式には木造軸組工法と呼ばれる工法です。

柱と梁を組み合わせて建物を支える、

日本で最も普及している住宅工法です。

昔から日本の住宅で採用されてきたため、

多くの大工さんや住宅会社が施工経験を持っています。

そのため、

現在でも全国で広く採用されています。

また、

在来工法には自由度が高いという特徴があります。

例えば、

  • 間取り変更がしやすい
  • 開口部を大きくしやすい
  • 増改築しやすい

などです。

そのため、

設計の自由度を重視する住宅会社に選ばれることがあります。

では、

なぜ全ての住宅会社が在来工法なのでしょうか。

実はそうではありません。

近年は、

2×4工法や2×6工法を採用する会社も増えています。

特に高気密高断熱住宅では、

2×6工法が採用されることも多くなっています。

その理由の一つが、

壁の厚みです。

一般的な在来工法の柱は105mmです。

一方、

2×6工法の壁厚は約140mmあります。

そのため、

壁の中へより多くの断熱材を入れることができます。

例えば、

断熱等級6やHEAT20 G2レベルを目指す場合、

在来工法では付加断熱や外張り断熱が必要になるケースがあります。

しかし2×6工法では、

壁内断熱だけで高い断熱性能を確保しやすい場合があります。

つまり、

工法によって性能を出す方法が違うのです。

だから私は、

在来工法が良い。

2×6工法が良い。

という単純な話ではないと思っています。

大切なのは、

その工法でどんな家を作ろうとしているのかです。

例えば、

高気密高断熱住宅を目指す会社と、

設計自由度を重視する会社では、

選ぶ工法が変わることもあります。

家づくりで重要なのは、

工法の名前ではありません。

その工法を選んだ理由です。

住宅会社へ行ったら、

ぜひ聞いてみてください。

「なぜこの工法を採用しているのですか?」

その答えに、

その会社の考え方が表れると思います。

深澤敏仁のひと言

「私は工法には向き不向きがあると思っています。

だから工法の名前で選ぶのではなく、

その工法で何を実現したいのかを見ることが大切です。

私たちは高性能住宅を適正価格で提供するために2×6工法を選んでいます。

工法は目的ではありません。

お客様が快適に暮らすための手段だと思っています。」

Q なぜ在来工法が主流なのか?
A

この内容は良いのですが、

「なぜ在来工法が主流なのか?」

というテーマに対しては、少し遠慮し過ぎています。

「住宅会社が言わない本当の理由」というシリーズなら、もう少し踏み込んだ方が面白くなります。


なぜ在来工法が主流なのか?

Q

住宅会社の話を聞くと、

「在来工法」
「2×4工法」
「2×6工法」

など様々な工法があります。

それなのに日本では今でも在来工法が主流です。

なぜ在来工法が選ばれ続けているのでしょうか?

A

結論から言うと、

住宅会社にとって扱いやすいからです。

在来工法は正式には木造軸組工法と呼ばれます。

日本で最も普及している工法で、

多くの住宅会社や大工さんが施工経験を持っています。

そのため、

  • 職人を集めやすい
  • 設計しやすい
  • 施工会社を確保しやすい

というメリットがあります。

つまり、

住宅会社にとって非常に扱いやすい工法なのです。

さらに、

昔から続いている工法なので、

業界全体が在来工法を前提に動いています。

だから現在でも主流になっています。

しかし、

ここで知っていただきたいことがあります。

それは、

主流だから性能が高いとは限らない

ということです。

例えば、

一般的な在来工法の柱は105mmです。

一方、

2×6工法の壁厚は約140mmあります。

単純に考えても、

壁の中へ入る断熱材の量が違います。

高断熱住宅を作ろうとすると、

在来工法では

  • 外張り断熱
  • 付加断熱

などを追加するケースがあります。

その分、

工事費も増えます。

しかし2×6工法では、

壁の中だけで断熱等級6やHEAT20 G2レベルを狙いやすくなります。

つまり、

高性能住宅を作る方法そのものが違うのです。

また、

2×6工法は壁で建物を支える構造のため、

気密性能も確保しやすい特徴があります。

だから近年、

高気密高断熱住宅を重視する会社では、

2×6工法を採用するケースが増えています。

では、

在来工法はダメなのでしょうか?

もちろん違います。

在来工法でも高性能住宅は建てられます。

しかし、

高性能化するためには、

追加の工夫やコストが必要になることがあります。

だから私は、

工法選びで大切なのは、

流行や主流ではなく、

どの工法が目的に合っているか

だと思っています。

住宅会社を選ぶ時は、

「在来工法です」

だけで終わらせず、

ぜひこう聞いてみてください。

「なぜその工法を採用しているのですか?」

その答えに、

住宅会社の本当の考え方が現れると思います。


深澤敏仁のひと言

「私は在来工法を否定しているわけではありません。

ただ、

高性能住宅を適正価格で提供することを考えた時、

2×6工法の方が合理的だと考えています。

主流だから選ぶのではなく、

なぜその工法を選ぶのか。

そこが家づくりでは一番大切だと思っています。」

 

Q なぜ2×6工法は少ないのか?
A

なぜ2×6工法は少ないのか?

Q

高気密高断熱住宅について調べていると、

2×6工法を採用している会社があります。

しかし実際には、

多くの住宅会社が在来工法です。

2×6工法にはメリットがあるのに、なぜ採用する会社が少ないのでしょうか?

A

結論から言うと、

住宅業界が在来工法を中心に発展してきたからです。

実は2×6工法が少ないのは、

性能が悪いからではありません。

むしろ、

高気密高断熱住宅との相性は非常に良い工法です。

ではなぜ少ないのでしょうか。

理由の一つは、

日本の住宅業界が長年在来工法を中心に発展してきたからです。

大工さんも、

設計士も、

施工会社も、

多くが在来工法に慣れています。

そのため、

住宅会社が新たに2×6工法へ切り替えるには、

設計方法や施工方法を学び直す必要があります。

つまり、

会社側の負担が大きいのです。

二つ目の理由は、

住宅会社の売り方にあります。

実は在来工法は、

間取りの自由度が高いと言われています。

そのため、

大空間や特殊な設計をアピールしやすい面があります。

一方、

2×6工法は壁で建物を支えるため、

設計には一定のルールがあります。

もちろん工夫次第で十分な設計は可能ですが、

住宅会社によっては扱いにくいと感じる場合があります。

そして三つ目。

私はこれが大きいと思っています。

それは、

お客様が工法を気にしないからです。

多くの方は、

  • デザイン
  • 間取り
  • 価格

を見ます。

しかし、

工法まで比較する方は少数です。

すると住宅会社も、

わざわざ工法を変える理由が少なくなります。

しかし、

高性能住宅という視点で考えると話は変わります。

例えば、

一般的な在来工法の柱は105mmです。

一方、

2×6工法の壁厚は約140mmあります。

つまり、

壁の中へ入る断熱材の量が違います。

断熱等級6やHEAT20 G2レベルを目指す場合、

在来工法では付加断熱や外張り断熱が必要になることがあります。

しかし2×6工法では、

壁内断熱だけで高い断熱性能を確保しやすいのです。

さらに、

2×6工法は面で建物を支えるため、

気密性能も確保しやすい特徴があります。

つまり、

高気密高断熱住宅を合理的に作りやすい工法なのです。

私は、

2×6工法が少ない理由は、

性能ではなく業界の歴史だと思っています。

だから住宅会社を比較する時は、

「どの工法ですか?」

ではなく、

「なぜその工法を選んでいるのですか?」

と聞いてみてください。

そこに住宅会社の考え方が表れます。


深澤敏仁のひと言

「私は2×6工法が万能だとは思っていません。

しかし、

高性能住宅を適正価格で提供するという考え方には非常に合っていると思っています。

だから私たちは2×6工法を採用しています。

工法選びで大切なのは流行ではありません。

お客様にどんな暮らしを提供したいのかだと思っています。」

 

Q なぜ2×6は断熱性能を出しやすいのか?
A

なぜ2×6は断熱性能を出しやすいのか?

Q

高気密高断熱住宅について調べていると、

「2×6工法は断熱性能を出しやすい」

と言われることがあります。

なぜ2×6工法は高い断熱性能を実現しやすいのでしょうか?

A

結論から言うと、

壁が厚いからです。

実は高断熱住宅を作る上で、

最も重要な要素の一つが

断熱材をどれだけ入れられるか

です。

一般的な在来工法では、

柱の厚みは105mmです。

つまり、

壁の中へ入る断熱材の厚みも基本的には105mm前後になります。

一方、

2×6工法の壁厚は約140mmです。

単純に比較すると、

約35mmも厚くなります。

数字だけ見ると小さな差に見えるかもしれません。

しかし住宅性能では、

この35mmが非常に大きな差になります。

例えば、

同じ種類の断熱材を使った場合、

厚みが増えれば熱は逃げにくくなります。

つまり、

断熱性能を高めやすくなるのです。

そのため、

2×6工法では壁の中だけで、

断熱等級6やHEAT20 G2レベルを狙いやすくなります。

一方、

在来工法で同等の性能を目指す場合、

  • 外張り断熱
  • 付加断熱
  • 高性能断熱材

などを追加するケースがあります。

もちろん在来工法でも断熱等級6は可能です。

しかし、

性能を出すための工事が増えるため、

コストアップにつながることがあります。

つまり、

同じ断熱等級6でも、

性能へ到達する方法が違うのです。

さらに2×6工法には、

もう一つ大きなメリットがあります。

それは、

壁全体で断熱層を作りやすいことです。

断熱材が厚く入るだけでなく、

施工品質も安定しやすくなります。

結果として、

設計した性能を実際の住宅で再現しやすくなるのです。

私はよく、

断熱材は住宅のダウンジャケットだとお話しします。

同じ素材なら、

薄いダウンジャケットより、

厚いダウンジャケットの方が暖かいですよね。

住宅も同じです。

壁の厚みがあるということは、

断熱性能にとって大きなアドバンテージなのです。

だから私たちは、

高性能住宅を適正価格で提供するために、

2×6工法を採用しています。

高性能住宅とは、

高額な住宅ではありません。

合理的に性能を高めた住宅だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は断熱性能を上げるために、

高価な設備を増やす前に、

まず建物の基本性能を考えます。

その中で2×6工法は非常に合理的です。

壁厚140mmを活かして断熱材をしっかり入れる。

それによって断熱等級6を目指しやすくなります。

家づくりは特別なことをする前に、

まず基本性能を高めることが大切だと思っています。」

 

Q なぜ2×6はコストを抑えやすいのか?
A

なぜ2×6はコストを抑えやすいのか?

Q

高気密高断熱住宅というと、

「高い家」

というイメージがあります。

しかしデザインハウス甲府では、

2×6工法を採用することで高性能住宅を比較的手の届きやすい価格で提供しています。

なぜ2×6工法はコストを抑えやすいのでしょうか?

A

結論から言うと、

高性能住宅を効率よく作れるからです。

実は住宅価格は、

単純に材料の量だけで決まるわけではありません。

どのような工法で性能を実現するかによって大きく変わります。

例えば、

一般的な在来工法の柱は105mmです。

高い断熱性能を実現しようとすると、

壁の中だけでは断熱材の厚みが不足する場合があります。

そのため、

  • 外張り断熱
  • 付加断熱
  • 高額な断熱材

などを追加するケースがあります。

当然、

材料費も施工費も増えます。

一方、

2×6工法は壁厚が約140mmあります。

つまり、

最初から断熱材をたっぷり入れられる構造になっています。

そのため、

断熱等級6やHEAT20 G2レベルを目指す場合でも、

追加工事を少なくできるケースがあります。

これが一つ目の理由です。

二つ目は、

木材コストです。

意外に思われるかもしれませんが、

2×6工法で使われる木材は規格化されています。

そのため、

加工の手間が少なく、

材料コストも安定しやすい特徴があります。

一方、

在来工法は柱や梁を組み合わせるため、

使用する木材も多様になります。

結果として、

コスト差が生まれることがあります。

三つ目は、

施工効率です。

2×6工法は面で建物を作る工法です。

構造がシンプルで、

施工品質も安定しやすくなります。

つまり、

高性能住宅を再現しやすいのです。

私はここが大きいと思っています。

なぜなら、

高性能住宅で最も大切なのは、

高額な設備を付けることではなく、

住宅の基本性能を高めることだからです。

例えば、

高性能なエアコンを付ける前に、

熱が逃げにくい家を作る。

その方が合理的です。

つまり、

2×6工法は

性能を上げるための無駄なコストを減らしやすい工法

なのです。

もちろん、

どの工法にもメリットとデメリットがあります。

しかし私たちは、

高性能住宅をできるだけ多くの方に届けたいと考えています。

そのため、

断熱等級6や高気密住宅を無理なく実現しやすい2×6工法を採用しています。

高性能住宅が高いのではありません。

高性能住宅を作る方法によって価格が変わるのです。


深澤敏仁のひと言

「私はよく、

『高性能住宅だから高いのではありません』

とお話ししています。

私たちが考えているのは、

どうすれば高性能を効率よく実現できるかです。

2×6工法はその答えの一つです。

家づくりは高額な設備競争ではありません。

基本性能を高めることが、

結果的にお客様の負担を減らすことにつながると思っています。」

 

Q なぜ2×6はコストを抑えやすいのか?
A

なぜ2×6はコストを抑えやすいのか?

Q

高気密高断熱住宅というと、

「高い家」

というイメージがあります。

しかしデザインハウス甲府では、

2×6工法を採用することで高性能住宅を比較的手の届きやすい価格で提供しています。

なぜ2×6工法はコストを抑えやすいのでしょうか?

A

結論から言うと、

高性能住宅を効率よく作れるからです。

実は住宅価格は、

単純に材料の量だけで決まるわけではありません。

どのような工法で性能を実現するかによって大きく変わります。

例えば、

一般的な在来工法の柱は105mmです。

高い断熱性能を実現しようとすると、

壁の中だけでは断熱材の厚みが不足する場合があります。

そのため、

  • 外張り断熱
  • 付加断熱
  • 高額な断熱材

などを追加するケースがあります。

当然、

材料費も施工費も増えます。

一方、

2×6工法は壁厚が約140mmあります。

つまり、

最初から断熱材をたっぷり入れられる構造になっています。

そのため、

断熱等級6やHEAT20 G2レベルを目指す場合でも、

追加工事を少なくできるケースがあります。

これが一つ目の理由です。

二つ目は、

木材コストです。

意外に思われるかもしれませんが、

2×6工法で使われる木材は規格化されています。

そのため、

加工の手間が少なく、

材料コストも安定しやすい特徴があります。

一方、

在来工法は柱や梁を組み合わせるため、

使用する木材も多様になります。

結果として、

コスト差が生まれることがあります。

三つ目は、

施工効率です。

2×6工法は面で建物を作る工法です。

構造がシンプルで、

施工品質も安定しやすくなります。

つまり、

高性能住宅を再現しやすいのです。

私はここが大きいと思っています。

なぜなら、

高性能住宅で最も大切なのは、

高額な設備を付けることではなく、

住宅の基本性能を高めることだからです。

例えば、

高性能なエアコンを付ける前に、

熱が逃げにくい家を作る。

その方が合理的です。

つまり、

2×6工法は

性能を上げるための無駄なコストを減らしやすい工法

なのです。

もちろん、

どの工法にもメリットとデメリットがあります。

しかし私たちは、

高性能住宅をできるだけ多くの方に届けたいと考えています。

そのため、

断熱等級6や高気密住宅を無理なく実現しやすい2×6工法を採用しています。

高性能住宅が高いのではありません。

高性能住宅を作る方法によって価格が変わるのです。


深澤敏仁のひと言

「私はよく、

『高性能住宅だから高いのではありません』

とお話ししています。

私たちが考えているのは、

どうすれば高性能を効率よく実現できるかです。

2×6工法はその答えの一つです。

家づくりは高額な設備競争ではありません。

基本性能を高めることが、

結果的にお客様の負担を減らすことにつながると思っています。」

 

Q なぜ壁の厚みが重要なのか?
A

なぜ壁の厚みが重要なのか?

Q

住宅会社の説明で、

「壁の厚みが重要です」

と言われることがあります。

でも家が完成すると壁の厚みは見えません。

なぜそんなに重要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

壁の厚みは住宅性能の土台になるからです。

家づくりでは、

キッチンやお風呂のように目に見える設備へ注目が集まりがちです。

しかし、

実際に30年、40年と暮らした時の快適性を左右するのは、

見えなくなる部分です。

その代表が壁です。

例えば、

一般的な在来工法の柱は105mmです。

一方、

2×6工法の壁厚は約140mmあります。

その差は約35mm。

数字だけ見ると小さな差に感じるかもしれません。

しかし住宅性能の世界では、

この35mmが非常に大きな意味を持ちます。

なぜなら、

壁の中へ入る断熱材の量が変わるからです。

同じ断熱材なら、

厚い方が熱は伝わりにくくなります。

つまり、

冬は暖かく、

夏は涼しい家を作りやすくなるのです。

さらに、

壁の厚みは断熱だけの話ではありません。

例えば、

遮音性にも関係します。

壁の中にしっかり断熱材が入ることで、

外部の騒音が伝わりにくくなります。

また、

室内の音も外へ漏れにくくなります。

さらに、

配線や配管の納まりにも余裕が生まれます。

つまり、

壁の厚みは見えない部分ですが、

住み心地そのものに関わるのです。

私はよく、

壁を魔法瓶に例えます。

魔法瓶は中身が見えません。

しかし、

保温性能は壁の厚みや構造によって決まります。

住宅も同じです。

完成後は見えなくなりますが、

その壁の中に何が入っているかで、

毎日の快適性が変わります。

特に高気密高断熱住宅では、

壁の厚みは非常に重要です。

なぜなら、

住宅性能は後から追加しにくいからです。

キッチンは交換できます。

給湯器も交換できます。

しかし、

壁の厚みは完成後に簡単には変えられません。

だからこそ、

家づくりでは最初の段階で考える必要があります。

私は、

住宅性能とは設備ではなく、

建物そのものだと思っています。

そしてその基本になるのが、

壁の厚みなのです。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

見える部分より見えなくなる部分を大切にしています。

なぜなら、

家族を守るのは壁紙ではなく構造だからです。

壁の厚みは完成すると見えません。

しかし、

その差は30年後の快適性や光熱費として現れます。

家づくりは見た目だけではなく、

中身を知ることが大切だと思っています。」

 

Q なぜ在来工法は付加断熱が必要になるのか?
A

なぜ在来工法は付加断熱が必要になるのか?

Q

高性能住宅について調べていると、

「付加断熱」
「外張り断熱」

という言葉を聞くことがあります。

なぜ在来工法では付加断熱が必要になるのでしょうか?

A

結論から言うと、

壁の厚みだけでは断熱材の量が足りない場合があるからです。

まず知っていただきたいのは、

在来工法が悪いという話ではありません。

在来工法でも高性能住宅は十分に建てられます。

ただし、

高い断熱性能を実現しようとすると、

追加の工夫が必要になることがあります。

その理由が壁の厚みです。

一般的な在来工法の柱は105mmです。

つまり、

壁の中へ入る断熱材の厚みも約105mmが基本になります。

一方、

2×6工法の壁厚は約140mmです。

最初から35mm厚い構造になっています。

例えば、

断熱等級5程度であれば、

在来工法でも十分対応できます。

しかし、

断熱等級6やHEAT20 G2レベルを目指すと、

壁の中だけでは断熱性能が不足するケースがあります。

そこで登場するのが、

付加断熱です。

付加断熱とは、

柱の外側へさらに断熱材を追加する方法です。

つまり、

105mm+付加断熱

という形で断熱層を厚くしていきます。

当然、

断熱性能は向上します。

しかしその反面、

  • 断熱材が増える
  • 工程が増える
  • 工事費が増える
  • 工期が伸びる

ということも起こります。

一方、

2×6工法は最初から140mmあります。

そのため、

壁内断熱だけでも断熱等級6やHEAT20 G2を狙いやすくなります。

つまり、

高性能住宅を実現するための方法が違うのです。

私はよく、

冬用のコートで例えます。

薄いコートで寒ければ、

上からもう一枚着るしかありません。

これが付加断熱です。

しかし、

最初から厚いコートなら、

重ね着をしなくても暖かいかもしれません。

それが2×6工法の考え方です。

もちろん、

付加断熱そのものは悪いものではありません。

実際に非常に高性能な住宅では採用されています。

しかし、

私は

できるだけシンプルに高性能を実現すること

が大切だと思っています。

だからこそ、

高性能住宅を適正価格で提供するために、

2×6工法を採用しています。

高性能住宅とは、

お金をかけることではありません。

合理的に性能を高めることだと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は付加断熱を否定しているわけではありません。

ただ、

同じ性能を目指すなら、

より合理的な方法があると思っています。

2×6工法は壁厚140mmを活かし、

断熱材をしっかり入れることができます。

だから高性能住宅を比較的シンプルに実現しやすいのです。

家づくりで大切なのは、

高価な工事ではなく、

性能を効率よく実現することだと思っています。」

 

Q なぜ同じ断熱等級でも価格差があるのか?
A

なぜ同じ断熱等級でも価格差があるのか?

Q

住宅会社を比較していると、

どちらも

「断熱等級6」

なのに、

A社は2,500万円、

B社は3,000万円。

こんなことがあります。

同じ断熱等級なのに、なぜ価格差が生まれるのでしょうか?

A

結論から言うと、

断熱等級は結果であって、そこへ到達する方法が違うからです。

これは住宅業界で意外と説明されないことです。

例えば、

マラソンで42.195kmを完走した人が二人いたとします。

結果は同じです。

しかし、

一人は楽に完走し、

もう一人は必死に完走したかもしれません。

住宅も同じです。

断熱等級6というのは結果です。

その結果にどうやって到達したかによって、

価格が変わるのです。

例えば、

在来工法の場合、

一般的な柱の厚みは105mmです。

そのため、

断熱等級6を目指すと、

  • 付加断熱
  • 外張り断熱
  • 高性能断熱材
  • 高額なサッシ

などを追加するケースがあります。

当然、

コストも上がります。

一方、

2×6工法は壁厚が約140mmあります。

最初から断熱材を多く入れられるため、

比較的シンプルに断熱等級6を目指しやすくなります。

つまり、

同じ等級6でも、

必要な工事や材料が違うのです。

さらに、

断熱等級以外の部分も価格へ影響します。

例えば、

  • C値(気密性能)
  • 換気システム
  • 耐震性能
  • 構造計算
  • サッシの種類
  • 保証内容

などです。

例えば、

どちらも断熱等級6でも、

片方は気密測定をしていない。

もう片方は全棟測定している。

これだけでもコストは違います。

また、

耐震等級3でも、

許容応力度計算をしているかどうかで価格は変わります。

つまり、

断熱等級だけを見ても、

家の中身までは分からないのです。

私はよく、

住宅をお弁当に例えます。

同じ1,000円のお弁当でも、

中身は全く違います。

住宅も同じです。

同じ断熱等級6でも、

中身を見なければ比較できません。

だから私は、

住宅会社を比較する時に、

「断熱等級6ですか?」

だけで終わらせないでほしいと思っています。

その先にある、

「なぜその性能を実現できるのですか?」

という質問が大切です。

価格差には必ず理由があります。

そして、

その理由を説明できる住宅会社こそ、

信頼できる住宅会社だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能を数字だけで比較することはおすすめしていません。

なぜなら、

数字の裏側にある仕組みの方が大切だからです。

同じ断熱等級6でも、

その住宅がどのように作られているのか。

そこを見ることで、

本当の価値が見えてくると思っています。

家づくりは結果だけではなく、

理由を知ることが大切です。」

 

Q なぜ構造見学会をしない会社があるのか?
A

なぜ構造見学会をしない会社があるのか?

Q

住宅会社は完成見学会をよく開催しています。

しかし、

構造見学会はあまり見かけません。

なぜ住宅会社は構造見学会をしないのでしょうか?

A

結論から言うと、

お客様に伝わりにくく、売りにくいからです。

完成した家は誰が見ても分かります。

例えば、

  • おしゃれなキッチン
  • 吹抜け
  • 間接照明
  • 造作洗面台
  • デザイン性の高い内装

これらは一目で魅力が伝わります。

しかし構造見学会は違います。

見えるのは、

  • 金物
  • 断熱材
  • 配線
  • 気密施工

などです。

住宅の知識がない方からすると、

何を見れば良いのか分かりません。

そのため、

集客しにくいという現実があります。

これが一つ目の理由です。

二つ目は、

完成後には見えなくなる部分だからです。

家は完成すると、

壁も天井も塞がれます。

つまり、

構造や断熱材、

気密施工は見えなくなります。

そのため、

多くの住宅会社は完成後の見た目を重視します。

しかし私は、

むしろそこに大きな違いがあると思っています。

例えば、

完成後に見えるキッチンは交換できます。

お風呂も交換できます。

クロスも張り替えられます。

しかし、

構造や断熱材、

気密施工は簡単にはやり直せません。

つまり、

家づくりで本当に重要なのは、

完成後に見えなくなる部分なのです。

三つ目の理由は、

会社ごとの差が見えやすいからです。

構造見学会では、

施工品質がそのまま見えます。

例えば、

  • 断熱材の施工
  • 気密処理
  • 金物の取り付け
  • 構造材の納まり

などです。

だからこそ、

見せたくない会社もあるかもしれません。

もちろん、

全ての会社がそうだという話ではありません。

しかし、

構造見学会を積極的に行う会社は、

自分たちの家づくりに自信を持っていることが多いと思います。

私はよく、

完成見学会は家の化粧。

構造見学会は家の健康診断だとお話しします。

どちらも大切ですが、

本当に家の良し悪しが分かるのは構造段階です。

だから住宅会社を比較する時は、

ぜひ聞いてみてください。

「構造見学はできますか?」

その答えで、

家づくりに対する考え方が見えてくるかもしれません。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

完成後に見えなくなる部分こそ大切だと思っています。

なぜなら、

家族を守るのはクロスや照明ではなく、

構造や断熱だからです。

もし住宅会社を比較するなら、

完成した家だけでなく、

建築中の家も見てみてください。

その会社の本当の姿が見えると思います。」

 

Q なぜ完成後では見えない部分が重要なのか?
A

なぜ完成後では見えない部分が重要なのか?

Q

家づくりでは、

キッチンや床材、クロスなどに目が行きがちです。

しかし住宅会社から

「見えなくなる部分が大事です」

と言われることがあります。

なぜ完成後には見えなくなる部分が重要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

家の性能や寿命を決めるのは、完成後に見えなくなる部分だからです。

例えば車を買う時、

ボディの色は見えます。

しかし、

エンジンやブレーキの性能は外から見えません。

もし見た目だけで車を選んだらどうなるでしょうか。

安全性や耐久性に問題があるかもしれません。

住宅も同じです。

完成後に見えるものは、

  • クロス
  • 床材
  • キッチン
  • 洗面台
  • 照明

などです。

もちろん大切です。

毎日使いますし、

暮らしの満足度にも関係します。

しかし、

住宅の性能を支えているのは、

その奥にある見えない部分です。

例えば、

  • 構造材
  • 耐震金物
  • 断熱材
  • 気密施工
  • 防水処理
  • 換気配管

などです。

実は、

地震に強いかどうか。

冬暖かいかどうか。

光熱費が安いかどうか。

結露しにくいかどうか。

これらはほとんどが見えなくなる部分で決まります。

さらに重要なのは、

見えなくなった後では確認できないことです。

例えば、

クロスは貼り替えられます。

キッチンも交換できます。

給湯器も交換できます。

しかし、

壁の中の断熱材や気密施工を確認するためには、

壁を壊さなければなりません。

つまり、

完成後にやり直すことが非常に難しいのです。

私はよく、

家づくりを人間の体に例えます。

おしゃれな服は後から買えます。

しかし、

骨格や内臓は簡単に変えられません。

住宅も同じです。

見た目は後から変えられます。

しかし、

構造や断熱性能は簡単には変えられません。

だから私は、

住宅会社を選ぶ時に、

デザインだけではなく、

見えなくなる部分をどう考えているかを見てほしいと思っています。

例えば、

  • 全棟気密測定をしているか
  • 構造見学会を行っているか
  • 耐震等級を取得しているか
  • 断熱性能を説明できるか

こうした部分に、

住宅会社の本当の姿勢が現れます。

家づくりで一番大切なのは、

完成した瞬間ではありません。

10年後、20年後、30年後も快適に暮らせることです。

そのためには、

見えなくなる部分へのこだわりが欠かせないのです。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

見える部分より見えなくなる部分にお金をかけるべきだと思っています。

なぜなら、

家族を守るのはデザインではなく性能だからです。

完成すると見えなくなる。

だからこそ大切にする。

それが本当に良い家づくりだと思っています。」

 

Q なぜ耐震等級3が必要なのか?
A

なぜ耐震等級3が必要なのか?

Q

住宅会社の説明を聞くと、

「耐震等級3です」

と言われることがあります。

耐震等級1でも建築基準法を満たしているのに、

なぜ耐震等級3が必要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

家族の命と、その後の暮らしを守るためです。

まず知っていただきたいのは、

耐震等級1でも違法住宅ではありません。

建築基準法で定められた最低基準を満たしています。

しかし、

ここで大切なのは、

建築基準法の目的です。

建築基準法は、

「大地震で倒壊しないこと」

を目的にしています。

つまり、

命を守ることが最優先です。

逆に言えば、

大地震の後に住み続けられることまでは保証していません。

一方、

耐震等級3は、

耐震等級1の1.5倍の耐震性能を持つとされています。

消防署や警察署など、

災害時に機能を維持することが求められる建物と同等レベルの基準です。

では、

なぜ住宅にそこまで必要なのでしょうか。

理由は、

地震は一度では終わらないからです。

例えば、

2016年の熊本地震では、

大きな揺れが短期間に複数回発生しました。

最初の地震で傷んだ建物が、

次の地震で大きな被害を受けたケースもありました。

また、

地震の被害は建物の倒壊だけではありません。

例えば、

家が大きく変形した場合、

住み続けることが難しくなることがあります。

すると、

  • 仮住まい
  • 修繕費
  • 引越し費用

などが発生します。

つまり、

地震後の生活にも大きく影響するのです。

私は、

耐震性能とは保険のようなものだと思っています。

使わないかもしれません。

しかし、

必要になった時には非常に大きな意味を持ちます。

さらに、

ここで知っていただきたいことがあります。

それは、

耐震等級3なら全て同じではない

ということです。

例えば、

簡易的な計算による耐震等級3と、

構造計算による耐震等級3では考え方が異なります。

だから私は、

耐震等級だけを見るのではなく、

どのように計算されているのか

も重要だと思っています。

家づくりで大切なのは、

地震の時に倒れないことだけではありません。

地震の後も家族が安心して暮らせることです。

そのために、

私は耐震等級3をおすすめしています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能の中で、

耐震性能は最優先だと思っています。

なぜなら、

どんなに暖かい家でも、

地震で住めなくなったら意味がないからです。

断熱も大切。

気密も大切。

でもその前に、

家族の命を守れること。

それが家づくりの基本だと思っています。」

 

Q なぜ許容応力度計算をしない会社があるのか?
A

なぜ許容応力度計算をしない会社があるのか?

Q

住宅会社のホームページを見ると、

「耐震等級3」

と書かれていることがあります。

しかし、

「許容応力度計算」

についてはあまり説明されていません。

なぜ許容応力度計算をしない会社があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

法律上、必ずしも必要ではないからです。

まず知っていただきたいのは、

耐震等級3には取得方法が複数あるということです。

多くのお客様は、

耐震等級3なら全て同じだと思われています。

しかし実際には、

その耐震等級3をどのように計算したのかによって考え方が違います。

例えば、

木造住宅では比較的簡易な計算方法でも耐震等級3を取得できます。

一方、

許容応力度計算は、

建物にかかる力を一本一本の柱や梁まで詳細に計算する方法です。

簡単に言えば、

より詳細な構造計算です。

では、

なぜ全ての住宅会社が採用しないのでしょうか。

理由の一つは、

手間とコストがかかるからです。

許容応力度計算は、

専門知識が必要です。

設計にも時間がかかります。

当然、

設計費用も増えます。

また、

計算結果によっては、

柱や梁を増やさなければならないこともあります。

つまり、

建築コストが上がる場合もあります。

二つ目は、

お客様から求められることが少ないからです。

実際、

住宅展示場で

「許容応力度計算していますか?」

と質問される方は多くありません。

多くの方は、

  • 間取り
  • デザイン
  • 価格

を重視します。

すると住宅会社も、

見えない部分への投資を後回しにすることがあります。

しかし私は、

ここに大きな違いがあると思っています。

例えば、

地震保険へ加入する時、

適当に金額を決める人はいません。

将来のリスクを考えるからです。

住宅も同じです。

家は何十年も住み続けるものです。

だからこそ、

地震に対してどこまで備えるのかを考える必要があります。

私はよく、

耐震等級3が車なら、

許容応力度計算は衝突試験だとお話しします。

どちらも安全のためですが、

より詳しく確認しているのが許容応力度計算です。

もちろん、

許容応力度計算をしていない住宅が危険という話ではありません。

しかし、

同じ耐震等級3なら、

どのように計算しているのかまで確認する価値はあると思います。

家づくりで大切なのは、

耐震等級の数字だけではありません。

その数字をどうやって証明しているのかです。


深澤敏仁のひと言

「私は耐震等級3という言葉だけでは安心できません。

だから全棟で許容応力度計算を行っています。

なぜなら、

見えない部分ほど根拠が大切だからです。

家づくりは『たぶん大丈夫』ではなく、

『計算上も大丈夫』を積み重ねることだと思っています。

それが家族を守ることにつながると考えています。」

 

Q なぜ制震装置が必要なのか?
A

なぜ制震装置が必要なのか?

Q

最近の住宅では、

「制震装置付き住宅」

という言葉を見かけるようになりました。

耐震等級3なら十分強いはずなのに、

なぜ制震装置まで必要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

地震で倒れないためではなく、地震のダメージを減らすためです。

まず、

耐震と制震は似ているようで役割が違います。

耐震とは、

建物そのものを強くして地震に耐える考え方です。

例えば、

柱や梁を強くしたり、

耐力壁を増やしたりして、

大きな揺れでも倒壊しないようにします。

一方、

制震は地震の揺れを吸収する考え方です。

建物が受ける衝撃を和らげることで、

ダメージを減らそうという仕組みです。

私はよく、

車のサスペンションに例えます。

車のボディだけを頑丈にしても、

衝撃はそのまま伝わります。

しかし、

サスペンションがあれば衝撃を吸収できます。

住宅の制震装置もそれに近い役割です。

では、

耐震等級3だけではダメなのでしょうか。

もちろん、

耐震等級3は非常に重要です。

私は家づくりの基本は耐震性能だと思っています。

しかし、

地震は一度だけではありません。

例えば、

熊本地震では、

震度7クラスの大きな揺れが短期間に複数回発生しました。

最初の揺れで傷んだ建物が、

次の揺れでさらに被害を受けるケースもありました。

つまり、

倒壊しなくてもダメージは蓄積するのです。

そこで制震装置が役立ちます。

建物に伝わる揺れを減らすことで、

構造体への負担を軽減しやすくなります。

結果として、

地震後の修繕費や建物の傷みを抑えられる可能性があります。

もちろん、

制震装置があれば絶対安心というわけではありません。

まず大切なのは耐震性能です。

耐震性能が不足している住宅に、

制震装置だけ付けても意味がありません。

私は、

耐震が骨格、

制震がクッションだと思っています。

骨格がしっかりしていて、

さらに衝撃を吸収する。

それが理想的な考え方です。

だから私たちは、

耐震等級3だけではなく、

制震装置も採用しています。

地震に強いだけではなく、

地震の後も住み続けられる住宅を目指しているからです。

家づくりで大切なのは、

地震の瞬間だけではありません。

地震の後も安心して暮らせることです。


深澤敏仁のひと言

「私は制震装置を、

万が一への備えだと考えています。

耐震性能で命を守る。

制震性能で住宅へのダメージを減らす。

その両方が大切だと思っています。

家づくりは地震に耐えるだけではなく、

地震の後も家族が安心して暮らせることが重要だと思っています。」

 

Q なぜ地震で家は傷むのか?
A

なぜ地震で家は傷むのか?

Q

地震のニュースを見ると、

家が倒壊していなくても

「住宅に被害が出ました」

という話を聞きます。

なぜ家は地震で傷んでしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

地震の力は想像以上に大きく、建物全体を揺さぶるからです。

多くの方は、

家が倒れなければ大丈夫だと思っています。

しかし実際には、

倒壊しなくても住宅はダメージを受けています。

例えば地震が起きると、

建物は左右に大きく揺れます。

その時、

柱や梁、

耐力壁には大きな力がかかります。

例えるなら、

針金を何度も曲げると折れやすくなるのと同じです。

一度の地震では問題なくても、

繰り返し揺れることで建物は少しずつダメージを受けます。

実際に

熊本地震では、

最初の大きな揺れで傷んだ住宅が、

その後の地震によってさらに被害を受けた事例が報告されています。

また、

建物が傷むのは構造だけではありません。

例えば、

  • クロスのひび割れ
  • 建具のズレ
  • ドアが閉まりにくくなる
  • 床鳴り
  • 外壁のひび割れ

なども発生することがあります。

こうした症状は、

建物が地震の力を受けたサインでもあります。

さらに重要なのは、

見えない部分です。

例えば、

壁の中の金物や接合部、

耐力壁などは、

完成後には確認できません。

しかし地震の力は、

そうした見えない部分にも蓄積されます。

だから私は、

地震に強い家とは

「倒れない家」

だけではないと思っています。

本当に大切なのは、

地震の後も安心して住み続けられる家です。

そこで重要になるのが、

耐震性能と制震性能です。

耐震は建物を強くする考え方。

制震は揺れそのものを減らす考え方です。

例えば、

耐震等級3の住宅でも揺れは発生します。

しかし制震装置があれば、

建物へ伝わる衝撃を軽減できる可能性があります。

つまり、

ダメージを減らしやすくなるのです。

私は家づくりで、

「地震で倒れない家」

よりも、

「地震の後も暮らせる家」

を目指すべきだと思っています。

なぜなら、

家族の生活は地震の後も続くからです。


深澤敏仁のひと言

「私は耐震性能を説明する時、

倒壊だけの話はしません。

大切なのは、

地震の後も家族が安心して暮らせることだからです。

住宅は建てて終わりではありません。

10年後、20年後も住み続ける場所です。

だから私は、

地震のダメージまで考えた家づくりが必要だと思っています。」

 

Q なぜ同じ耐震等級でも強さが違うのか?
A

なぜ同じ耐震等級でも強さが違うのか?

Q

住宅会社を比較していると、

どちらも

「耐震等級3」

なのに、

価格も違うし、

構造の説明も違います。

耐震等級3なら同じ強さではないのでしょうか?

A

結論から言うと、

耐震等級3は同じでも、その中身が違うからです。

これは住宅業界でもあまり説明されないことです。

多くの方は、

耐震等級3という言葉を聞くと、

すべて同じ性能だと思われます。

しかし実際には、

耐震等級3へ到達する方法が違います。

例えば、

木造住宅には複数の計算方法があります。

その中でも、

最も詳細に構造を確認する方法の一つが

許容応力度計算です。

許容応力度計算では、

柱一本、

梁一本、

基礎、

接合部に至るまで、

建物へかかる力を詳細に計算します。

一方、

より簡易な方法で耐震等級3を取得するケースもあります。

どちらも耐震等級3ですが、

確認している内容は同じではありません。

つまり、

同じ「等級3」という結果でも、

そこへ至る過程が違うのです。

さらに、

建物の形状も影響します。

例えば、

真四角に近い建物と、

複雑な形状の建物では、

地震時の力のかかり方が違います。

また、

吹抜けの有無や、

大開口の窓の有無によっても、

構造計画は変わります。

さらに、

制震装置の有無もあります。

耐震等級3は、

建物を強くする考え方です。

一方、

制震装置は揺れを吸収する考え方です。

つまり、

同じ耐震等級3でも、

地震の時の建物の挙動は変わる可能性があります。

私はよく、

耐震等級をテストの点数に例えます。

同じ100点でも、

偶然取った100点と、

しっかり勉強して取った100点では意味が違います。

住宅も同じです。

大切なのは、

耐震等級3という数字だけではありません。

なぜ耐震等級3なのか。

そこを見ることが重要です。

だから住宅会社を比較する時は、

ぜひ聞いてみてください。

  • 許容応力度計算ですか?
  • 制震装置はありますか?
  • どのように耐震等級3を取得していますか?

その答えに、

住宅会社の考え方が表れると思います。

家づくりで大切なのは、

数字を比較することではありません。

数字の根拠を比較することです。


深澤敏仁のひと言

「私は耐震等級3という言葉だけでは十分ではないと思っています。

なぜなら、

同じ等級でも考え方や計算方法が違うからです。

だから私たちは全棟で許容応力度計算を行い、

さらに制震装置も採用しています。

家づくりは『等級』ではなく、

『安心の根拠』が大切だと思っています。」

 

Q なぜ施工品質に差が出るのか?
A

なぜ施工品質に差が出るのか?

Q

同じ図面、

同じ断熱材、

同じ設備を使っているはずなのに、

住宅会社によって品質に差が出ると言われます。

なぜ施工品質は変わってしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

家は工場で完成する商品ではなく、人が作る商品だからです。

例えば自動車は、

工場で機械によって組み立てられます。

そのため、

同じ車種なら品質の差はほとんどありません。

しかし住宅は違います。

家は現場で作られます。

しかも、

  • 基礎業者
  • 大工
  • 電気業者
  • 設備業者
  • 外壁業者
  • 内装業者

など、

多くの職人が関わります。

つまり、

施工品質は人によって左右される部分があるのです。

例えば、

同じ断熱材を使っても、

丁寧に施工する職人と、

隙間ができる施工をする職人では結果が変わります。

気密施工も同じです。

気密テープの貼り方一つで、

完成後のC値が変わることもあります。

つまり、

材料が同じでも、

完成した家の性能は同じとは限らないのです。

さらに、

現場管理も重要です。

どんなに優秀な職人がいても、

管理が不十分なら品質は安定しません。

例えば、

  • 図面通り施工されているか
  • 気密処理が正しいか
  • 防水処理が正しいか

などを確認する必要があります。

私はここが非常に重要だと思っています。

なぜなら、

住宅性能は設計図だけでは実現できないからです。

例えば、

UA値0.46と設計しても、

施工が悪ければ本来の性能は発揮できません。

耐震等級3も同じです。

図面だけでは家は強くなりません。

現場で正しく施工されて初めて意味があります。

だから私は、

住宅会社を選ぶ時に、

設備や価格だけではなく、

品質を確認している仕組みがあるか

を見てほしいと思います。

例えば、

  • 全棟気密測定
  • 第三者検査
  • 構造見学会
  • 現場写真公開

などです。

これらは、

施工品質を確認するための仕組みです。

私はよく、

住宅は図面で作るのではなく、

現場で作るものだとお話しします。

どんなに良い設計でも、

施工品質が伴わなければ意味がありません。

家づくりで大切なのは、

高性能な材料を使うことではなく、

高性能をきちんと完成させることです。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能を語る時、

材料より施工を重視しています。

なぜなら、

同じ材料でも施工によって結果が変わるからです。

家づくりはカタログでは完成しません。

現場で完成します。

だから私は、

見えなくなる施工品質こそ、

住宅会社選びで最も大切なポイントだと思っています。」

 

Q なぜ職人によって家の性能が変わるのか?
A

なぜ職人によって家の性能が変わるのか?

Q

住宅会社のカタログを見ると、

同じ断熱材、
同じサッシ、
同じ換気システムが使われています。

それなのに、

「職人によって性能が変わる」

と言われるのはなぜでしょうか?

A

結論から言うと、

住宅は材料だけで性能が決まるのではなく、施工で性能が決まるからです。

例えば、

どんなに高価な断熱材を使っても、

断熱材と柱の間に隙間があればどうなるでしょうか。

そこから熱が逃げます。

つまり、

カタログ上の性能を発揮できません。

また、

高性能なサッシを採用しても、

取り付け方が悪ければ隙間風が発生する可能性があります。

気密施工も同じです。

例えば、

気密テープの貼り忘れが一か所あっただけでも、

完成後のC値へ影響することがあります。

つまり、

住宅性能は材料の性能ではなく、

完成した住宅の性能

が重要なのです。

私はよく料理に例えます。

例えば、

最高級の食材を使ったとしても、

料理人が違えば味は変わります。

住宅も同じです。

同じ材料でも、

施工する人によって結果が変わることがあります。

特に高気密高断熱住宅では、

施工精度が非常に重要です。

例えば、

断熱等級6の住宅でも、

施工が悪ければ本来の性能を発揮できません。

逆に、

丁寧な施工が行われれば、

設計通りの性能へ近づけることができます。

だから私は、

高性能住宅を語るなら、

断熱材やサッシの話だけでは足りないと思っています。

本当に重要なのは、

その性能を現場で再現できるかどうかです。

では、

お客様はどう判断すれば良いのでしょうか。

私は、

施工品質を確認する仕組みがあるかを見るべきだと思っています。

例えば、

  • 全棟気密測定
  • 第三者検査
  • 現場監督による確認
  • 構造見学会

などです。

気密測定を例にすると、

完成した家の性能を数字で確認できます。

つまり、

職人の技術が結果として表れるのです。

だから私は、

住宅会社を選ぶ時に、

「どんな材料を使っていますか?」

だけでなく、

「どうやって品質を確認していますか?」

も聞いてほしいと思っています。

家づくりで大切なのは、

良い材料を使うことではありません。

良い材料を活かせる施工をすることです。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能を説明する時、

材料の話より現場の話を大切にしています。

なぜなら、

家はカタログで建つのではなく、

職人の手で建つからです。

どんなに良い材料でも、

施工が悪ければ意味がありません。

だから私は、

完成した時の数字や品質確認を大切にしています。

本当に大切なのは、

使った材料ではなく、

完成した家の性能だと思っています。」

Q なぜ工期が延びるのか?
A

なぜ工期が延びるのか?

Q

住宅会社から

「完成は6か月後です」

と聞いていたのに、

実際には工事が延びてしまうことがあります。

なぜ家づくりでは工期が延びることがあるのでしょうか?

A

結論から言うと、

家は工場で作る製品ではなく、天候や人、材料に左右されるからです。

多くの方は、

契約したら予定通り完成すると思われます。

しかし住宅建築は、

たくさんの条件が重なって進んでいきます。

例えば、

最も多いのが天候です。

基礎工事や上棟工事は、

雨や強風の影響を受けます。

安全を優先するため、

工事を延期することもあります。

特に近年は、

豪雨や台風の大型化もあり、

以前より天候リスクが高くなっています。

次に、

職人不足です。

現在の住宅業界では、

大工さんをはじめとする職人不足が大きな課題になっています。

そのため、

予定通りに職人を確保できない場合があります。

さらに、

材料不足もあります。

例えば、

ウッドショックや資材高騰の時には、

建材の納期が大幅に遅れたこともありました。

住宅は数万点の部材で作られています。

たった一つの部材が入らないだけで、

次の工程へ進めなくなることもあるのです。

また、

お客様との打合せによる変更もあります。

例えば、

  • 間取り変更
  • 設備変更
  • 窓の変更
  • 外壁変更

などが発生すると、

図面修正や発注変更が必要になります。

その結果、

工期へ影響することがあります。

しかし私は、

工期が短いことだけが良いとは思っていません。

例えば、

急いで工事を進めた結果、

施工品質が落ちてしまったら意味がありません。

断熱施工や気密施工は、

丁寧な作業が必要です。

耐震金物の取り付けも同じです。

見えなくなる部分ほど、

時間をかけて確認する価値があります。

私はよく、

家づくりはマラソンに似ているとお話しします。

スタートダッシュはできます。

しかし最後まで安全に走り切ることが大切です。

住宅も同じです。

予定通り完成することは重要です。

しかしそれ以上に、

品質を守ることが重要だと思っています。

家づくりで大切なのは、

一日でも早く完成することではありません。

完成した時に安心できることです。


深澤敏仁のひと言

「私は工期より品質を優先したいと思っています。

もちろん予定通り完成することは大切です。

しかし、

見えなくなる部分を急いで施工することはしたくありません。

なぜなら、

その家にはこれから何十年もご家族が暮らすからです。

家づくりはスピード競争ではなく、

安心を作る仕事だと思っています。」

 

Q なぜ木材価格は変動するのか?
A

なぜ木材価格は変動するのか?

Q

数年前と比べると、

住宅価格がかなり上がったと言われています。

その理由の一つに木材価格の上昇がありますが、

なぜ木材の価格は変動するのでしょうか?

A

結論から言うと、

木材は世界中で取引される国際商品だからです。

意外に思われるかもしれませんが、

住宅で使われる木材の価格は、

日本国内だけで決まっているわけではありません。

例えば、

  • アメリカ
  • カナダ
  • ヨーロッパ
  • 中国

など、

世界中の需要と供給によって価格が変わります。

特に日本では、

住宅用木材の多くを輸入に頼っています。

そのため、

海外の状況が日本の住宅価格へ直接影響するのです。

例えば2020年以降、

世界的な住宅需要の増加によって木材価格が急上昇しました。

いわゆる

「ウッドショック」

です。

アメリカで住宅需要が増え、

木材の取り合いが発生しました。

すると日本へ入ってくる木材も減り、

価格が大きく上昇しました。

さらに、

為替も影響します。

例えば、

円安になると輸入木材は高くなります。

同じ木材でも、

日本円で支払う金額が増えるからです。

また、

近年は物流費も上昇しています。

燃料費の高騰や輸送コストの増加によって、

木材を運ぶ費用も上がっています。

つまり、

木材価格は単純に木そのものの価格だけではありません。

  • 世界情勢
  • 為替
  • 輸送費
  • 住宅需要

など、

様々な要因が関係しています。

では、

木材価格が上がると住宅価格はどうなるのでしょうか。

当然、

建築コストも上昇します。

住宅会社は木材を使わずに家を建てることができません。

そのため、

木材価格の上昇は住宅価格へ反映されやすいのです。

しかし私は、

ここで大切なのは価格だけを見ることではないと思っています。

例えば、

同じ木材価格の上昇でも、

工法によって影響は変わります。

また、

住宅会社の考え方によっても変わります。

だから私は、

単純に高い安いではなく、

なぜその価格になっているのか

を見ていただきたいと思っています。

住宅価格が上がった理由には、

木材だけではなく、

人件費や設備費の上昇もあります。

つまり、

今の住宅価格は、

様々なコスト上昇の結果なのです。

家づくりで大切なのは、

価格だけを比較することではありません。

その価格の理由を知ることです。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『住宅価格が上がったのは住宅会社だけの問題ではありません』

とお話ししています。

木材も、

設備も、

人件費も、

この数年で大きく変わりました。

だからこそ、

今は価格だけではなく、

その中身を見ることが大切だと思っています。

家づくりは値段を見るのではなく、

価値を見ることが重要だと思っています。」

 

Q なぜ完成保証が重要なのか?
A

なぜ完成保証が重要なのか?

Q

住宅会社を選ぶ時、

間取りや価格、

住宅性能は気になります。

しかし、

「完成保証があります」

と言われても、

正直あまりピンときません。

なぜ完成保証は重要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

家が完成することは当たり前ではないからです。

多くの方は、

住宅会社と契約したら、

当然家が完成すると思っています。

私も本来そうあるべきだと思います。

しかし現実には、

住宅会社も企業です。

どんな会社でも、

経営上のリスクがゼロとは言えません。

例えば、

会社が経営不振になったり、

資金繰りが悪化したりした場合、

工事が途中で止まってしまう可能性があります。

もし家が完成しなかったらどうなるでしょうか。

  • 支払ったお金はどうなるのか
  • 工事途中の家はどうなるのか
  • 誰が引き継ぐのか
  • 追加費用は発生するのか

多くの方が不安になると思います。

そこで重要になるのが、

完成保証制度です。

完成保証とは、

万が一住宅会社に問題が発生した場合でも、

第三者機関が完成までサポートする仕組みです。

つまり、

お客様の家づくりを最後まで守るための制度です。

私はよく、

火災保険に例えます。

火災保険は、

火事になることを期待して入るものではありません。

万が一に備えるためです。

完成保証も同じです。

使わないのが一番良い。

しかし、

万が一の時には非常に大きな意味を持ちます。

実際、

家づくりは数千万円という大きな買い物です。

しかも完成までには数か月かかります。

その間、

お客様は住宅会社を信頼して進めるしかありません。

だからこそ私は、

住宅性能だけではなく、

会社の信頼性も大切だと思っています。

例えば、

  • 完成保証があるか
  • 瑕疵保険があるか
  • 長期保証があるか

こうした部分も住宅会社選びの重要なポイントです。

家づくりで大切なのは、

契約することではありません。

安心して完成を迎えることです。

完成保証は、

その安心を支える仕組みの一つなのです。


深澤敏仁のひと言

「私は完成保証を、

お客様との約束だと思っています。

家づくりは契約したら終わりではありません。

完成して、

お引渡しをして、

その後も安心して暮らしていただくことが大切です。

だから私たちは全棟で完成保証制度を採用しています。

万が一の時こそ、

お客様を守る仕組みが必要だと思っているからです。」

 

Q なぜ住宅会社によって保証内容が違うのか?
A

なぜ住宅会社によって保証内容が違うのか?

Q

住宅会社を比較していると、

「初期保証20年」

「初期保証30年」

「最長60年保証」

など、

保証内容が会社によって大きく違います。

なぜ同じ住宅なのに保証内容が違うのでしょうか?

A

結論から言うと、

保証とは住宅の性能ではなく、会社の考え方だからです。

多くの方は、

保証期間が長いほど良い会社だと思われます。

もちろん、

長い保証は安心材料の一つです。

しかし、

保証は単純に年数だけでは判断できません。

例えば、

「60年保証」

と書かれていても、

よく見ると条件付きの場合があります。

  • 定期点検が必須
  • 指定工事が必要
  • 有償メンテナンスが条件

などです。

つまり、

保証年数だけでは内容が分からないのです。

また、

住宅会社によって保証に対する考え方も違います。

例えば、

保証期間を長くする会社もあります。

一方で、

保証期間よりも施工品質を重視する会社もあります。

つまり、

同じ住宅でも保証内容が違うのは、

会社ごとの方針が違うからなのです。

さらに知っていただきたいことがあります。

それは、

法律で義務付けられている保証もあるということです。

例えば、

住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分については、

法律で10年間の保証が義務付けられています。

これは住宅会社に関係なく共通です。

しかし、

それ以外の保証は会社ごとに異なります。

だからこそ、

住宅会社を比較する時は、

単に

「何年保証ですか?」

ではなく、

「何を保証してくれるのですか?」

を確認していただきたいと思います。

例えば、

  • 構造保証
  • 防水保証
  • シロアリ保証
  • 設備保証
  • 地盤保証

では内容が違います。

また、

保証だけでなく、

定期点検体制も重要です。

どんなに長い保証があっても、

点検やアフターサービスが無ければ意味がありません。

私はよく、

保証は保険証書ではなく、

会社の姿勢だとお話しします。

本当に大切なのは、

保証書の年数ではありません。

その会社が引渡し後もお客様と付き合い続ける意思があるかどうかです。

だから私は、

保証内容を見る時に、

年数だけではなく、

その会社の考え方も見てほしいと思っています。

家づくりは建てたら終わりではありません。

むしろ、

本当のお付き合いはそこから始まるのです。


深澤敏仁のひと言

「私は保証の長さよりも、

困った時に相談できる関係の方が大切だと思っています。

もちろん保証は重要です。

しかし、

保証書だけでは家は守れません。

定期点検やアフターサービス、

そして会社の姿勢があって初めて安心につながります。

家づくりは契約で終わるものではなく、

引渡し後から本当のお付き合いが始まるものだと思っています。」

 

Q なぜ南道路の土地は人気なのか?
A

なぜ南道路の土地は人気なのか?

Q

土地探しをしていると、

「南道路は人気です」

「南道路は価格が高いです」

と言われることがあります。

なぜ南道路の土地はそんなに人気なのでしょうか?

A

結論から言うと、

日当たりが良いと思われているからです。

日本では昔から、

「南向き=良い」

という考え方があります。

洗濯物が乾く。

部屋が明るい。

冬でも暖かい。

そうしたイメージがあるため、

土地探しでも南道路は人気になっています。

実際、

南道路の土地は、

南側に大きな窓を配置しやすく、

日射を取り込みやすいというメリットがあります。

特に冬は、

太陽の光を室内へ取り込むことで、

暖房負荷を軽減できる場合もあります。

そのため、

昔から不動産会社も住宅会社も、

南道路をおすすめしてきました。

しかし、

ここで知っていただきたいことがあります。

それは、

南道路だから日当たりが良いとは限らない

ということです。

例えば、

南側に

  • アパート
  • マンション
  • 3階建て住宅

が建っていたらどうでしょうか。

南道路でも日陰になることがあります。

また、

住宅街では将来建物が建つ可能性もあります。

今は日当たりが良くても、

10年後は分かりません。

さらに、

南道路にはデメリットもあります。

例えば、

道路からリビングが見えやすくなることがあります。

そのため、

カーテンを閉めっぱなしにする方もいます。

また、

外構費用が増えるケースもあります。

目隠しフェンスや植栽が必要になることもあるからです。

つまり、

南道路=正解

ではないのです。

私は土地探しで、

南道路かどうかより、

その土地でどんな暮らしができるか

の方が重要だと思っています。

例えば、

東道路でも明るい家は作れます。

北道路でも快適な家は作れます。

住宅設計によって、

暮らしやすさは大きく変わるからです。

だから私は、

土地選びで

「南道路だから買う」

という考え方はおすすめしていません。

大切なのは、

周辺環境や建物計画も含めて考えることです。

土地だけを見て判断すると、

後悔することがあります。

家づくりは、

土地探しではありません。

暮らし探しなのです。


深澤敏仁のひと言

「私は南道路が悪いとは思っていません。

実際に良い土地もたくさんあります。

ただ、

南道路だから良い土地だと思い込むのは危険です。

土地の価値は道路の向きではなく、

そこでどんな暮らしができるかで決まると思っています。

だから私は、

土地だけではなく、

家まで一緒に考えることをおすすめしています。」

 

Q なぜ南道路でも買ってはいけない土地があるのか?
A

なぜ南道路でも買ってはいけない土地があるのか?

Q

土地探しをしていると、

「南道路なら間違いありません」

と言われることがあります。

しかし、

南道路でも買わない方が良い土地はあるのでしょうか?

A

結論から言うと、

南道路だから良い土地とは限らないからです。

実は土地探しで多い失敗の一つが、

「南道路だから安心」

と思い込んでしまうことです。

確かに南道路は人気があります。

そのため、

価格も高くなりやすい傾向があります。

しかし、

人気と住みやすさは必ずしも同じではありません。

例えば、

南道路の土地でよくあるのが、

リビングが丸見えになるケースです。

南側に大きな窓を付ける。

すると道路から室内が見えやすくなります。

結果として、

昼間でもレースカーテンを閉める。

夜はシャッターを閉める。

せっかくの日当たりを活かせないことがあります。

さらに、

視線対策のために

  • 目隠しフェンス
  • 植栽
  • 外構工事

が必要になることもあります。

つまり、

土地代だけでなく外構費も増える可能性があるのです。

また、

意外と見落とされるのが、

将来の日当たりです。

今は南側が空いていても、

将来そこへ住宅やアパートが建つ可能性があります。

すると、

購入時には最高だった日当たりが、

数年後には変わってしまうこともあります。

そしてもう一つ。

南道路は人気があるため、

土地価格そのものが高いことがあります。

例えば、

同じ分譲地で

北道路より300万円高い。

東道路より200万円高い。

そんなことも珍しくありません。

私はここで考えていただきたいのです。

その差額で、

  • 断熱性能を上げる
  • 気密性能を高める
  • 太陽光を載せる
  • 制震装置を付ける

という選択肢もあります。

つまり、

南道路へお金を使うのか、

住宅性能へお金を使うのかという考え方です。

私は土地選びで、

道路の向きだけを見ることはおすすめしていません。

本当に大切なのは、

その土地にどんな家が建つのかです。

例えば、

北道路でも中庭を作れば明るい家はできます。

東道路でも快適な家は作れます。

家づくりは土地単体ではなく、

建物とセットで考えるべきなのです。

だから私は、

南道路だから買うのではなく、

その土地でどんな暮らしができるのか

を考えることが大切だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しで、

『南道路だから買いですか?』

と聞かれることがあります。

その時は、

『その土地にどんな家を建てるか次第です』

とお答えしています。

土地は家のためにあります。

家が土地のためにあるわけではありません。

だから私は、

道路の向きよりも、

暮らしやすさを優先して考えることが大切だと思っています。」

 

Q なぜ角地は高いのか?
A

なぜ角地は高いのか?

Q

土地探しをしていると、

角地だけ他の土地より高くなっていることがあります。

なぜ角地は価格が高いのでしょうか?

A

結論から言うと、

人気が高いからです。

不動産の価格は、

建物と違って原価だけで決まるものではありません。

欲しい人が多ければ高くなり、

少なければ安くなります。

角地が高いのも同じ理由です。

では、

なぜ角地は人気なのでしょうか。

まず一つ目は、

開放感があるからです。

通常の土地は両隣に家が建ちます。

しかし角地は、

二方向が道路に接しています。

そのため、

圧迫感が少なく感じられます。

二つ目は、

日当たりや風通しが良いと思われているからです。

道路側には建物が建たないため、

光や風を取り込みやすいというイメージがあります。

三つ目は、

見た目が良いからです。

建物がよく見えるため、

外観が映えます。

住宅会社の広告でも、

角地のモデルハウスが使われることが多い理由の一つです。

ここまではメリットです。

しかし、

住宅会社があまり言わないこともあります。

実は角地には、

デメリットもあるのです。

例えば、

二方向から視線を受けます。

リビングが道路へ面すると、

通行人や車から見えやすくなることがあります。

そのため、

目隠しフェンスや植栽が必要になるケースがあります。

さらに、

外構費用も増えやすくなります。

通常の土地よりも、

フェンスや境界工事の距離が長くなることがあるからです。

また、

交差点に近い角地では、

車のヘッドライトが室内へ入ることもあります。

夜になると意外と気になる方もいます。

そして、

土地価格そのものも高くなります。

例えば、

同じ分譲地でも、

角地だけ100万円〜300万円高いことがあります。

私はここで考えていただきたいのです。

その差額を土地へ使うのか。

それとも、

  • 断熱性能
  • 気密性能
  • 太陽光発電
  • 制震装置

へ使うのか。

家づくりでは、

予算の使い方も重要です。

だから私は、

角地だから買うのではなく、

角地のメリットとデメリットを理解して選ぶこと

が大切だと思っています。

人気だから良い土地。

安いから悪い土地。

そう単純ではありません。

土地選びで本当に大切なのは、

価格ではなく、

そこでどんな暮らしができるかです。


深澤敏仁のひと言

「私は角地を否定しているわけではありません。

実際に素晴らしい角地もたくさんあります。

ただ、

角地だから得だと思い込むのは危険です。

土地には必ずメリットとデメリットがあります。

だから私は、

人気ではなく暮らしで選ぶことが大切だと思っています。

家づくりは土地探しではなく、

暮らし探しだと思っています。」

 

Q なぜ安い土地には理由があるのか?
A

なぜ安い土地には理由があるのか?

Q

土地探しをしていると、

周辺相場より300万円も安い土地や、

なぜかずっと売れ残っている土地があります。

こういう土地はお買い得なのでしょうか?

それとも何か理由があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地が安いのには必ず理由があります。

私は土地探しで、

「なぜ安いのか?」

を最初に考えるべきだと思っています。

なぜなら、

不動産会社は慈善事業ではないからです。

もし本当に条件が良い土地なら、

すぐに売れてしまうはずです。

それなのに安いということは、

何らかの理由がある可能性があります。

例えば、

最も多いのが

地盤の問題です。

昔、

  • 田んぼだった土地
  • 沼地だった土地
  • 盛土された土地

などは、

地盤改良が必要になる場合があります。

土地は安くても、

地盤改良費で100万円〜200万円以上かかることもあります。

次に、

日当たりの問題です。

南側に大きな建物がある。

周囲を住宅に囲まれている。

そうすると、

昼間でも日が入りにくい場合があります。

また、

立地の問題もあります。

例えば、

  • 工場の近く
  • 幹線道路沿い
  • 線路の近く
  • 高圧線の近く

などです。

現地へ行くと気にならなくても、

住み始めてから騒音が気になることもあります。

さらに、

土地の形状もあります。

例えば、

  • 旗竿地
  • 三角形の土地
  • 極端に細長い土地

などです。

土地は安くても、

建物計画が難しくなることがあります。

すると、

結果的に建築費が増える場合もあります。

また、

最近私が気になるのは

ハザードマップです。

浸水想定区域や土砂災害警戒区域などでは、

価格が安くなっているケースがあります。

もちろん、

全てが危険というわけではありません。

しかし、

安さだけで判断するのは危険です。

私は土地探しで、

こう考えていただきたいと思っています。

安い土地を探すのではなく、

安い理由を理解できる土地を探す。

例えば、

旗竿地だけど価格差が大きい。

多少不便でも問題ない。

そう判断できるなら良いのです。

しかし、

理由を知らずに購入すると、

後から

「そういうことだったのか…」

となることがあります。

土地選びで大切なのは、

価格を見ることではありません。

価格の理由を見ることです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しの時、

『安い土地を探してください』

とは言いません。

『安い理由を探してください』

とお話しします。

土地には必ず理由があります。

その理由に納得して購入するなら良いのです。

でも理由を知らずに買うと、

その安さが後悔につながることがあります。

私は価格ではなく、

理由で判断することが大切だと思っています。」

 

Q なぜ土地探しから失敗するのか?
A

なぜ土地探しから失敗するのか?

Q

家づくりで失敗した人の話を聞くと、

「土地選びで失敗した」

という声をよく聞きます。

なぜ土地探しから失敗してしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地だけを見て決めてしまうからです。

実は土地探しで失敗する人には、

共通点があります。

それは、

土地と家を別々に考えていることです。

例えば、

日当たりが良い。

駅に近い。

人気のエリア。

価格も予算内。

そこで土地を先に契約してしまう。

しかし、

いざ建物の計画を始めると、

  • 駐車場が取りにくい
  • 思った間取りが入らない
  • 庭が取れない
  • 建築費が高くなる

ということがあります。

つまり、

土地は良かったのに、

家づくりがうまくいかないのです。

これは非常によくある失敗です。

また、

土地の価格ばかり見てしまう方もいます。

例えば、

相場より300万円安い土地。

お得に見えます。

しかし、

  • 地盤改良費
  • 擁壁工事
  • 給排水引込工事

などで、

結局高くなることもあります。

土地価格だけでは総額は分からないのです。

さらに、

不動産会社と住宅会社が別の場合もあります。

不動産会社は土地のプロです。

住宅会社は建物のプロです。

ところが、

土地だけ先に契約してしまうと、

建物計画との整合性が取れなくなることがあります。

私はここが非常に重要だと思っています。

なぜなら、

家づくりの主役は土地ではないからです。

本当に欲しいのは土地ではなく、

その土地での暮らしです。

例えば、

土地探しで失敗する人は、

  • 南道路だから買う
  • 駅近だから買う
  • 安いから買う

という判断をします。

一方で、

後悔しない人は、

  • どんな家が建つのか
  • 駐車しやすいか
  • 将来も暮らしやすいか

まで考えています。

私はよく、

土地は家の部品だとお話しします。

土地だけでは暮らせません。

家が建って初めて価値が生まれます。

だから土地探しは、

土地探しではなく、

暮らし探しなのです。

住宅会社へ相談する前に土地を決める。

これは意外と危険です。

私は、

土地と建物を同時に考えることが、

後悔しない家づくりの第一歩だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『土地を買う前に相談してください』

とお話しすることがあります。

なぜなら、

土地は買い直せないからです。

建物は工夫できます。

間取りも工夫できます。

でも土地は変えられません。

だから私は、

土地選びこそ家づくりのスタートだと思っています。

良い土地ではなく、

良い暮らしができる土地を選んでください。」

 

Q なぜ夜に土地を見るべきなのか?
A

なぜ夜に土地を見るべきなのか?

Q

土地を見に行く時は、

ほとんどの人が昼間に見学します。

でも、

「土地は夜も見た方が良い」

と言われることがあります。

なぜ夜に土地を見る必要があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

昼と夜では全く違う土地に見えることがあるからです。

土地探しで失敗する人の多くは、

昼間しか現地を見ていません。

確かに昼間は、

  • 日当たり
  • 周辺環境
  • 道路状況

などが分かります。

しかし、

実際に暮らす時間を考えてみてください。

平日は仕事から帰宅する頃には暗くなっています。

つまり、

家族が最も長く過ごす時間帯は夜なのです。

ところが、

夜の土地には昼間では分からないことがたくさんあります。

例えば、

街灯の数です。

昼間は気になりません。

しかし夜になると、

暗い道路や暗い駐車場は不安を感じることがあります。

特に女性やお子様がいるご家庭では重要です。

次に、

交通量です。

昼間は静かだった道路が、

夜になると抜け道になっていることがあります。

逆に昼は混んでいても、

夜は静かな場所もあります。

これは実際に行かなければ分かりません。

さらに、

周辺の生活音です。

例えば、

  • 工場の機械音
  • 飲食店の騒音
  • エアコンの室外機
  • 交通騒音

などです。

昼間は気付かなくても、

夜になると意外と聞こえることがあります。

また、

防犯面も重要です。

周辺住宅の雰囲気。

人通り。

明るさ。

これらは夜にならないと分かりません。

私は土地探しで、

最低でも

  • 平日の昼
  • 平日の夜
  • 休日

の3回は見てほしいと思っています。

なぜなら、

土地は時間によって表情が変わるからです。

そして、

もう一つ大切なことがあります。

それは、

帰宅する気持ちで見ることです。

実際に仕事から帰ってきたつもりで、

周辺を歩いてみてください。

すると、

昼間には見えなかったことが見えてきます。

土地探しで後悔する人は、

土地を見ています。

後悔しない人は、

そこで暮らす自分を見ています。

私は土地選びとは、

不動産探しではなく、

生活環境探しだと思っています。

だから昼だけではなく、

ぜひ夜も見ていただきたいのです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地を見る時、

夜に一度行ってくださいとお話ししています。

なぜなら、

土地の本当の姿は夜に見えることがあるからです。

昼間は誰でも良く見えます。

でも、

毎日帰ってくるのは夜です。

だから私は、

土地を見るのではなく、

そこで暮らす未来を見ることが大切だと思っています。」

 

 

Q なぜ昼だけでは分からないのか?
A

なぜ昼だけでは分からないのか?

Q

土地探しをする時、

不動産会社と一緒に昼間見学することがほとんどです。

でも、

「昼だけで判断すると失敗する」

と言われることがあります。

なぜ昼だけでは分からないのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地の本当の姿は時間帯によって変わるからです。

昼間に土地を見ると、

多くのことが良く見えます。

例えば、

  • 日当たり
  • 周辺の建物
  • 道路状況
  • 景色

などです。

しかし、

実際の暮らしは昼だけではありません。

むしろ、

平日で考えると、

家族が一番長く過ごす時間帯は夕方から夜です。

つまり、

昼だけで土地を判断するのは、

映画の予告編だけ見て本編を決めるようなものなのです。

例えば、

昼間は静かな住宅地でも、

夜になると状況が変わることがあります。

  • 抜け道になる道路
  • コンビニの出入り
  • 飲食店の騒音
  • 若者のたまり場

などです。

これは昼間では分かりません。

また、

防犯面もあります。

昼は明るいので不安を感じません。

しかし夜になると、

  • 街灯が少ない
  • 人通りが少ない
  • 死角が多い

ということもあります。

さらに、

土地探しで見落としやすいのが

太陽の動きです。

例えば、

午前10時に見学して

「日当たりが良いですね」

と思った土地でも、

午後になると隣家の影がかかることがあります。

冬と夏でも太陽の高さは違います。

つまり、

一瞬だけ見ても本当の日当たりは分からないのです。

私は土地を見る時に、

こう考えてほしいと思っています。

「もしここで暮らしたらどうだろう?」

朝起きる時。

子どもが学校へ行く時。

仕事から帰る時。

休日に庭で過ごす時。

そのイメージを持つことが大切です。

土地探しで後悔する方は、

土地そのものを見ています。

後悔しない方は、

その土地での生活を見ています。

私は、

土地選びとは不動産選びではなく、

暮らし選びだと思っています。

だから昼だけでは足りないのです。

本当に大切なのは、

その土地がどんな表情を持っているかを知ることです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しの時、

最低でも昼と夜の両方を見てほしいと思っています。

なぜなら、

土地は時間によって印象が大きく変わるからです。

昼間の土地を買うのではありません。

これから何十年も暮らす場所を選ぶのです。

だから私は、

土地ではなく暮らしを見ることが大切だと思っています。」

 

Q なぜハザードマップが重要なのか?
A

なぜハザードマップが重要なのか?

Q

土地探しをしていると、

「ハザードマップを確認してください」

と言われることがあります。

でも、

今まで浸水したことがない場所なら大丈夫ではないのでしょうか?

なぜハザードマップは重要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

過去ではなく、将来起こる可能性を見るためです。

土地を探していると、

価格や日当たり、

立地ばかりに目が向きがちです。

しかし、

私は土地選びで最初に確認してほしいものがあります。

それが

ハザードマップです。

ハザードマップとは、

自然災害が発生した場合に、

どの地域へどのような被害が想定されるのかを示した地図です。

例えば、

  • 洪水
  • 内水氾濫
  • 土砂災害
  • 津波
  • 地震

などがあります。

特に最近は、

異常気象による豪雨が増えています。

昔は問題なかった地域でも、

現在は浸水リスクが指摘されることがあります。

ここでよく聞くのが、

「今まで浸水したことがないから大丈夫」

という言葉です。

しかし、

災害は過去と同じ規模で起きるとは限りません。

むしろ、

過去に経験していない規模の豪雨や災害が発生することもあります。

だからハザードマップを見るのです。

そして、

もう一つ大切なことがあります。

それは、

土地価格にも関係していることです。

例えば、

周辺相場より安い土地。

その理由を調べると、

浸水想定区域だったということがあります。

もちろん、

ハザードマップに色が付いている土地が全て危険というわけではありません。

実際に多くの住宅が建っています。

しかし、

そのリスクを知った上で購入することが大切なのです。

私はよく、

ハザードマップは健康診断に似ているとお話しします。

健康診断で病気が確定するわけではありません。

しかし、

リスクを知ることができます。

土地も同じです。

リスクを知っていれば、

対策を考えることができます。

知らなければ、

何も準備できません。

また、

将来売却する時にも影響する可能性があります。

今後は住宅性能だけでなく、

立地の安全性も重要視される時代になるかもしれません。

だから私は、

土地を探す時には必ず

「なぜこの土地はこの価格なのか?」

と合わせて、

「ハザードマップはどうなっているのか?」

を確認していただきたいと思います。

家づくりで大切なのは、

今日の価格ではありません。

家族が安心して暮らせる未来です。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しで、

日当たりを見る前にハザードマップを見ることがあります。

なぜなら、

家は何十年も住む場所だからです。

土地選びで大切なのは、

今の条件だけではありません。

将来起こるかもしれないリスクも含めて考えることだと思っています。

安心して暮らせる土地こそ、本当に価値のある土地だと思っています。」

 

Q なぜ地盤改良が必要になるのか?
A

なぜ地盤改良が必要になるのか?

Q

土地を購入した後、

「地盤改良が必要です」

と言われることがあります。

土地は平らに見えるのに、

なぜ地盤改良が必要になるのでしょうか?

A

結論から言うと、

地面の強さは見た目では分からないからです。

多くの方は、

土地を見る時に

  • 広さ
  • 日当たり
  • 価格

を確認します。

しかし、

住宅を支える最も重要な部分は、

実は地面の下です。

どんなに耐震性能の高い家を建てても、

地盤が弱ければ本来の性能を発揮できません。

例えば、

同じ土地に見えても、

過去を調べると

  • 田んぼだった土地
  • 沼地だった土地
  • 川沿いだった土地
  • 盛土された土地

ということがあります。

こうした土地は、

地盤改良が必要になるケースがあります。

そして厄介なのは、

見た目では全く分からないことです。

更地になってしまえば、

良い地盤も悪い地盤も同じように見えます。

だから住宅を建てる前には、

地盤調査を行います。

専用の機械を使い、

地面の強さを確認するのです。

その結果、

建物を安全に支えられないと判断された場合、

地盤改良工事が必要になります。

例えば、

  • 表層改良
  • 柱状改良
  • 鋼管杭工法

などがあります。

土地の状態によって方法は変わります。

ここでよくある誤解があります。

それは、

地盤改良が必要な土地=悪い土地

ではないということです。

実際には、

住宅地の中でも地盤改良が必要になる土地は珍しくありません。

問題なのは、

その費用を想定していないことです。

例えば、

土地が200万円安かった。

喜んで購入した。

しかし、

地盤改良費が150万円かかった。

これでは思ったほど得ではありません。

だから私は、

土地探しの段階から

地盤のことも考えるべきだと思っています。

特に安い土地ほど、

地盤履歴を確認する価値があります。

私はよく、

家づくりは木の見える部分ではなく、

根っこから始まるとお話しします。

どんなに立派な木でも、

根が弱ければ倒れてしまいます。

住宅も同じです。

家を支えるのは基礎。

その基礎を支えるのは地盤です。

だから地盤は、

家づくりで最も大切な部分の一つなのです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地を見る時、

地面の上より地面の下を気にしています。

なぜなら、

家を支えるのは地盤だからです。

どんなに高性能な住宅でも、

地盤が弱ければ安心できません。

家づくりは建物から始まるのではなく、

地盤から始まるものだと思っています。」

 

Q なぜ造成地は注意が必要なのか?
A

なぜ造成地は注意が必要なのか?

Q

新しい分譲地を見ると、

道路もきれいで、

区画も整っていて、

とても住みやすそうに見えます。

でも、

「造成地は注意が必要」

と言われることがあります。

なぜなのでしょうか?

A

結論から言うと、

見た目がきれいでも、土地の履歴までは消えないからです。

造成地とは、

山や畑、田んぼなどだった土地を整地して、

住宅地として販売している土地のことです。

見た目は非常に魅力的です。

  • 道路が新しい
  • 区画が整っている
  • インフラが整備されている
  • 新しい街並みになる

こうしたメリットがあります。

実際に私も、

造成地そのものが悪いとは思っていません。

しかし、

注意していただきたいことがあります。

それは、

その土地が何だったのかです。

例えば、

山を削って平らにした土地。

谷を埋めて作った土地。

田んぼを埋め立てた土地。

これらは造成地によくあります。

特に問題になるのが

**盛土(もりど)**です。

盛土とは、

低い場所へ土を入れて高さを調整することです。

見た目は平らでも、

自然の地盤と盛土部分では性質が違います。

場合によっては、

沈下や地盤改良が必要になることもあります。

また、

大規模造成地では、

擁壁(ようへき)が使われていることもあります。

擁壁そのものが悪いわけではありません。

しかし、

  • いつ作られたのか
  • 適切に施工されたのか

を確認することは大切です。

さらに、

造成地は一斉に家が建ちます。

今は日当たりが良くても、

数年後には周囲に家が建ち並びます。

つまり、

購入時と完成後では環境が変わることもあるのです。

私は造成地を見る時、

必ずこう考えます。

「ここは昔、何だったのか?」

土地には歴史があります。

その歴史を知ることで、

見えないリスクが見えてくることがあります。

もちろん、

造成地だから危険という話ではありません。

実際に良い造成地もたくさんあります。

しかし、

新しい街並みだけを見て判断するのは危険です。

家づくりで大切なのは、

今の見た目ではありません。

10年後、20年後も安心して暮らせるかどうかです。

そのためには、

土地の過去も知ることが大切なのです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しで、

『今の姿だけを見ないでください』

とお話ししています。

土地には必ず過去があります。

その過去が、

将来の安心につながることもあります。

だから私は、

土地の値段や見た目だけではなく、

土地の歴史を見ることが大切だと思っています。」

 

Q .なぜ昔の田んぼは注意が必要なのか?
A

なぜ昔の田んぼは注意が必要なのか?

Q

土地探しをしていると、

「ここは昔、田んぼでした」

と言われることがあります。

田んぼだった土地は安いこともありますが、

なぜ注意が必要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

田んぼは元々、水をためるために作られた土地だからです。

まず誤解してほしくないのは、

田んぼだった土地が全て悪い土地ではありません。

実際に多くの住宅地が、

昔は田んぼや畑だった場所に作られています。

問題は、

その土地の特徴を知らずに購入することです。

田んぼは、

農作物を育てるために水をためる場所です。

つまり、

もともと地面が柔らかいことがあります。

そのため、

住宅を建てる時には、

地盤調査を行うと地盤改良が必要になるケースがあります。

例えば、

土地は200万円安かった。

しかし、

地盤改良費が150万円かかった。

こうなると、

思ったほどお得ではなくなります。

また、

田んぼだった土地は、

地下水位が高いこともあります。

すると、

  • 湿気
  • 排水計画
  • 地盤の安定性

などを考慮する必要があります。

さらに、

大雨の時に周辺の水が集まりやすい場所もあります。

だから私は、

田んぼだった土地を見る時は、

周辺環境まで確認することをおすすめしています。

ここで大切なのは、

「田んぼだったから買わない」

ではありません。

本当に重要なのは、

なぜ田んぼだったのかを知ることです。

例えば、

平坦で暮らしやすい土地もあります。

一方で、

水が集まりやすい低地もあります。

同じ田んぼでも条件は全く違います。

だから私は、

土地探しで必ず

  • 地盤調査
  • ハザードマップ
  • 周辺地形

を確認することをおすすめしています。

土地には履歴があります。

そして、

その履歴が将来の安心に関係することがあります。

私はよく、

家づくりは建物選びではなく、

土地選びから始まるとお話しします。

どんなに良い住宅でも、

地盤や立地を無視しては安心できません。

だからこそ、

昔の土地利用を知ることも大切なのです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地を見る時、

今の姿だけではなく、

昔どんな土地だったのかを気にしています。

なぜなら、

土地は過去を消せないからです。

田んぼだったことが問題なのではありません。

その特徴を理解しているかどうかが大切なのです。

家づくりは建物だけではなく、

土地の歴史まで考えることが重要だと思っています。」

 

Q なぜ周辺環境が重要なのか?
A

なぜ周辺環境が重要なのか?

Q

土地を探す時、

広さや価格ばかり気になります。

でも、

「周辺環境も見てください」

と言われることがあります。

なぜ周辺環境はそんなに重要なのでしょうか?

A

結論から言うと、

家は変えられても、周辺環境は簡単には変えられないからです。

例えば、

キッチンが気に入らなければ交換できます。

クロスも張り替えられます。

エアコンも新しくできます。

しかし、

土地の周辺環境だけは自分の力で変えることができません。

だから私は、

土地探しでは建物より先に周辺環境を見ることが大切だと思っています。

例えば、

昼間は静かな住宅地だったとします。

しかし実際には、

朝夕になると抜け道になり交通量が増えることがあります。

また、

近くに工場や事業所がある場合、

昼間は気にならなくても夜間の機械音が気になることもあります。

さらに、

周辺環境は住み始めてからの満足度に大きく影響します。

例えば、

  • スーパーまでの距離
  • 学校までの距離
  • 病院へのアクセス
  • 公園の有無
  • 通勤時間

などです。

土地そのものは良くても、

毎日の生活が不便なら後悔することがあります。

そして意外と見落とされるのが、

隣地との関係です。

例えば、

  • 隣家との距離
  • 窓の位置
  • 駐車場の位置

によって、

住み心地は大きく変わります。

また、

将来の変化も考える必要があります。

今は空き地でも、

数年後にはアパートが建つかもしれません。

今は静かでも、

周辺開発によって交通量が増えることもあります。

つまり、

土地はその区画だけ見ても分からないのです。

私はよく、

土地選びは家探しではなく街探しだとお話しします。

なぜなら、

実際に暮らすのは建物の中だけではないからです。

毎日歩く道。

近所の雰囲気。

買い物環境。

そうした全てが暮らしの一部になります。

だから私は、

土地を見る時に、

ぜひ周辺を歩いてみてほしいと思っています。

車の中からでは見えないことがたくさんあります。

家づくりで大切なのは、

良い家を建てることではありません。

良い暮らしを手に入れることです。

そのためには、

土地だけでなく周辺環境も見る必要があるのです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しで、

土地そのものより周辺環境を見ることがあります。

なぜなら、

建物は変えられても周辺環境は変えられないからです。

家づくりとは建物を買うことではありません。

その場所での暮らしを選ぶことです。

だから私は、

土地より先に暮らしを想像することが大切だと思っています。」

 

 

Q なぜ学校区だけで選んではいけないのか?
A

なぜ学校区だけで選んではいけないのか?

Q

土地探しをしていると、

「〇〇小学校区だから人気です」

「学区が良いからこの土地が欲しい」

という話を聞きます。

学校区は大切だと思いますが、

なぜ学校区だけで選んではいけないのでしょうか?

A

結論から言うと、

学校区は変わることがあるからです。

子育て世代にとって、

学校区が気になるのは当然です。

私自身も、

学校までの距離や通学の安全性は大切だと思っています。

しかし、

土地選びで失敗する方の中には、

学校区だけを見て決めてしまう方がいます。

実はそこに落とし穴があります。

例えば、

学校区は将来変更されることがあります。

人口の増減によって、

通学区域が見直されることもあります。

つまり、

今の学校区が将来も同じとは限らないのです。

また、

子どもが学校へ通う期間は意外と短いものです。

例えば、

小学校6年。

中学校3年。

合わせても9年です。

しかし、

住宅ローンは35年。

家には40年、50年と住む可能性があります。

つまり、

学校区だけで土地を選ぶと、

子どもが卒業した後の暮らしを見落としてしまうことがあります。

例えば、

  • 通勤しやすいか
  • 買い物しやすいか
  • 老後も暮らしやすいか
  • 医療機関が近いか

こうしたことも重要です。

さらに、

「人気学区だから安心」

とも限りません。

人気学区の土地は価格が高いことがあります。

同じ予算なら、

建物に使えるお金が減る可能性もあります。

私はここで考えていただきたいのです。

学校区へ300万円使うのか。

その300万円で、

  • 断熱性能を上げる
  • 気密性能を高める
  • 太陽光を載せる
  • 老後資金を残す

のか。

どちらも選択肢です。

もちろん、

学校区を無視しろという話ではありません。

大切なのは、

学校区も含めて総合的に判断することです。

私はよく、

土地選びは子育てだけではなく、

人生設計だとお話しします。

家は子どものためだけではありません。

ご夫婦のためでもあります。

老後のためでもあります。

だから学校区だけで決めるのではなく、

その土地で何十年暮らせるか

を考えていただきたいと思います。


深澤敏仁のひと言

「私は学校区が大切ではないとは思いません。

ただ、

学校区だけで土地を決めるのは危険だと思っています。

なぜなら、

子どもは成長します。

でも家は残ります。

だから私は、

学校区よりも人生全体で考えることが大切だと思っています。

家づくりは9年のためではなく、

30年、40年の暮らしのためにあると思っています。」

 

Q なぜ土地が決まらない人がいるのか?
A

なぜ土地が決まらない人がいるのか?

Q

土地探しを始めて半年。

1年。

それでも土地が決まらない人がいます。

なぜ土地が決まらないのでしょうか?

A

結論から言うと、

理想の土地を探しているからです。

実は、

土地探しが長引く方には共通点があります。

それは、

「100点の土地を探している」

ことです。

例えば、

  • 南道路が良い
  • 角地が良い
  • 日当たりが良い
  • 学校が近い
  • スーパーも近い
  • 駅も近い
  • 静かな住宅地が良い
  • 土地は安い方が良い

もちろん、

気持ちはよく分かります。

私も土地を探す立場なら、

そう思うかもしれません。

しかし現実には、

全ての条件を満たす土地はほとんどありません。

そして、

もしあったとしても、

非常に高額になることが多いのです。

だから土地探しでは、

何かを優先し、

何かを諦める必要があります。

ところが土地が決まらない方は、

全てを手に入れようとします。

その結果、

毎回こうなります。

「良い土地だけど、もう少し探そう。」

すると、

その土地は売れてしまいます。

そしてまた探す。

この繰り返しです。

また、

最近はインターネットで土地情報を簡単に見られます。

すると、

もっと良い土地があるかもしれない。

という心理になります。

しかし、

土地探しは婚活に似ています。

完璧な相手を探していると、

なかなか決まりません。

大切なのは、

自分たちに合うかどうかです。

さらに、

土地だけを見ている方も決まりにくい傾向があります。

例えば、

土地単体で考えると微妙でも、

建物計画を工夫すれば素晴らしい家になることがあります。

逆に、

良い土地でも建物が入らなければ意味がありません。

だから私は、

土地探しで悩んだ時には、

こう考えてほしいと思っています。

「この土地でどんな暮らしができるか?」

土地選びのゴールは、

土地を買うことではありません。

家族が幸せに暮らすことです。

その視点を持つと、

土地選びは意外とシンプルになります。

私は土地探しで、

70点の土地を100点の家にする方が、

100点の土地を探し続けるより良いと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しのお手伝いをしていて、

完璧な土地はないと思っています。

大切なのは、

その土地でどんな暮らしができるかです。

土地を探すことが目的ではありません。

家族の暮らしを作ることが目的です。

だから私は、

100点の土地を探すより、

家族に合う土地を探すことをおすすめしています。」

 

Q なぜ土地と建物は同時に考えるべきなのか?
A

なぜ土地と建物は同時に考えるべきなのか?

Q

土地探しをしていると、

不動産会社から

「まず土地を決めましょう」

と言われることがあります。

でも住宅会社は

「土地と建物を同時に考えましょう」

と言います。

なぜ土地と建物は同時に考えるべきなのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地だけでは暮らせないからです。

当たり前の話ですが、

土地を買っただけでは生活できません。

その土地に家を建てて初めて暮らしが始まります。

しかし実際には、

土地だけ先に契約してしまう方が少なくありません。

そして後から、

「こんなはずじゃなかった」

となることがあります。

例えば、

土地は気に入った。

価格も予算内だった。

そこで購入した。

しかし建物の計画を始めたら、

  • 思った間取りが入らない
  • 駐車場が取りにくい
  • 庭が取れない
  • 建築費が高くなる

ということがあります。

これは非常によくある失敗です。

なぜなら、

土地だけで判断してしまったからです。

例えば、

土地予算が1,500万円。

建物予算が2,500万円。

総額4,000万円の予定だったとします。

ところが、

土地へ1,800万円使ってしまうと、

建物予算は2,200万円になります。

すると、

断熱性能を下げる。

設備を削る。

収納を減らす。

ということが起きるかもしれません。

つまり、

土地と建物は別々ではなく、

同じ予算の中で考えるべきなのです。

また、

土地によって建築費も変わります。

例えば、

  • 旗竿地
  • 傾斜地
  • 変形地
  • 高低差のある土地

では、

追加工事が必要になることがあります。

土地価格は安くても、

建築費が高くなることがあるのです。

だから私は、

土地を見る時に必ず建物を考えます。

例えば、

この土地なら

  • 駐車場はどうなるか
  • リビングはどこになるか
  • 日当たりはどうか
  • 太陽光は載るか

まで考えます。

家づくりで大切なのは、

良い土地を買うことではありません。

良い家を建てることでもありません。

良い暮らしを作ることです。

そのためには、

土地と建物を切り離して考えてはいけません。

私はよく、

土地は器。

建物は中身。

とお話しします。

器だけ良くても、

中身が良くなければ意味がありません。

逆に、

中身だけ良くても器が合わなければうまくいきません。

だから土地と建物は、

最初から一緒に考えるべきなのです。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

土地を買う前に相談してくださいとお話ししています。

なぜなら、

土地を買ってからでは変えられないからです。

家づくりは土地選びではありません。

土地と建物を合わせた総額計画です。

だから私は、

土地と建物を同時に考えることが後悔しない家づくりにつながると思っています。」

 

Q ぜ土地代を抑えた方が良いのか?
A

なぜ土地代を抑えた方が良いのか?

Q

家づくりを考える時、

どうしても土地に目が行きます。

「せっかく建てるなら良い土地が欲しい」

と思うのですが、

なぜ土地代を抑えた方が良いと言われるのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地は暮らしを良くするより、建物の性能の方が暮らしを良くすることが多いからです。

例えば、

同じ総予算4,000万円だとします。

土地に2,000万円使えば、

建物に使えるお金は2,000万円です。

逆に、

土地を1,500万円に抑えれば、

建物へ500万円多く使うことができます。

この500万円で何ができるでしょうか。

例えば、

  • 断熱等級6
  • 高性能サッシ
  • 第一種熱交換換気
  • 太陽光発電
  • 制震装置
  • 大容量収納

などです。

つまり、

毎日の暮らしに直接関係する部分へ投資できるのです。

ところが土地探しでは、

人気やイメージで選んでしまう方が少なくありません。

例えば、

  • 南道路だから
  • 角地だから
  • 人気学区だから

という理由です。

もちろん悪いことではありません。

しかし、

そのために土地へ300万円高く払う価値が本当にあるのかは考える必要があります。

例えば、

南道路と北道路で300万円差があったとします。

私はよくお客様へこう聞きます。

「その300万円で住宅性能を上げるのと、どちらが暮らしやすいと思いますか?」

実際には、

断熱性能が高い方が、

毎日の快適性や光熱費へ大きく影響することがあります。

また、

土地は買った瞬間に価値が決まります。

しかし、

住宅性能は毎日効果を発揮します。

冬の暖かさ。

夏の涼しさ。

光熱費。

健康。

こうしたものは、

建物の性能で決まる部分が大きいのです。

さらに、

土地は後から変えられません。

しかし、

高い土地を買ってしまうと、

建物予算を削るしかなくなることがあります。

私はこれが一番もったいないと思っています。

家づくりの目的は、

良い土地を買うことではありません。

快適な暮らしを手に入れることです。

だから私は、

土地へ全力投資するより、

土地と建物のバランスを考えることをおすすめしています。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しで、

人気よりもバランスを大切にしています。

なぜなら、

土地だけでは暮らせないからです。

もし土地代を少し抑えることで、

断熱性能や耐震性能を上げられるなら、

私はそちらを選びます。

家づくりで本当に大切なのは、

土地の評価ではなく、

家族の暮らしの質だと思っています。」

Q なぜ土地価格は上がるのか?
A

なぜ土地価格は上がるのか?

Q

数年前に比べて、

土地価格が高くなったという話を聞きます。

同じ土地なのに、

なぜ価格は上がるのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地は商品ではなく、数が増えない資産だからです。

例えば、

車や家電製品なら、

需要が増えればたくさん作ることができます。

しかし土地は違います。

地球上の土地の数は増えません。

特に、

人気エリアの土地は限られています。

そのため、

欲しい人が増えると価格が上がります。

これが土地価格が上昇する一番の理由です。

例えば、

  • 人気学区
  • 駅近
  • 商業施設周辺
  • 新しい分譲地

などは、

購入希望者が多くなりやすい傾向があります。

すると、

自然に価格も上昇します。

また、

近年は建築費の上昇も影響しています。

道路整備や造成工事、

インフラ整備などのコストが上がると、

分譲地の販売価格にも反映されます。

さらに、

人件費の上昇もあります。

土地そのものではなく、

土地を商品化する費用が上がっているのです。

そしてもう一つ、

意外と大きいのが心理です。

例えば、

「このエリアは人気」

というイメージが付くと、

価格は上がりやすくなります。

実際には隣町と大きな差がなくても、

人気というだけで価格差が生まれることがあります。

ここで考えていただきたいことがあります。

それは、

高い土地が良い土地とは限らない

ということです。

確かに人気がある理由はあります。

しかし、

価格が高いということは、

その分だけ建物へ使える予算が減るということでもあります。

例えば、

土地が300万円高ければ、

住宅ローンも300万円増えます。

すると、

毎月の返済も増えます。

だから私は、

土地価格が上がっている時ほど、

冷静に考えてほしいと思っています。

本当にその価格の価値があるのか。

その差額で住宅性能を上げた方が良いのではないか。

そういう視点も大切です。

私はよく、

土地価格は人気投票だとお話しします。

人気があるから高い。

しかし、

人気と暮らしやすさは必ずしも同じではありません。

家づくりで大切なのは、

高い土地を買うことではありません。

予算の中で最も良い暮らしを作ることです。

だから土地価格を見る時は、

高い安いではなく、

その理由を見ることが大切なのです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しで、

高い土地をおすすめすることはありません。

おすすめするのは、

バランスの良い土地です。

土地へお金を使い過ぎると、

建物や将来の暮らしへ影響することがあります。

だから私は、

土地価格ではなく、

家族が幸せに暮らせるかどうかで判断することが大切だと思っています。」

 

Q なぜ売れ残る土地があるのか?
A

なぜ売れ残る土地があるのか?

Q

土地情報を見ていると、

何か月も、

時には何年も売れ残っている土地があります。

価格も下がっているのに売れません。

なぜ売れ残る土地があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

買わない理由があるからです。

少し厳しい言い方になりますが、

不動産は非常に正直です。

本当に条件の良い土地なら、

多くの場合すぐに売れます。

それでも長期間売れないということは、

何らかの理由がある可能性があります。

例えば、

よくあるのが

価格の問題です。

売主は高く売りたい。

買主は安く買いたい。

そのバランスが取れていない場合、

なかなか売れません。

しかし、

売れ残る理由は価格だけではありません。

例えば、

  • 旗竿地
  • 変形地
  • 狭小地
  • 高低差のある土地

などは、

建物計画が難しくなることがあります。

すると、

土地は安くても建築費が高くなる可能性があります。

また、

周辺環境も影響します。

例えば、

  • 騒音
  • 交通量
  • 日当たり
  • ハザードマップ

などです。

現地へ行かなければ分からない理由もあります。

さらに、

売れ残る土地の中には、

単純にイメージの問題もあります。

例えば、

北道路。

旗竿地。

三角形の土地。

こうした土地は敬遠されやすい傾向があります。

しかし、

私はここで一つお伝えしたいことがあります。

それは、

売れ残っている土地=悪い土地ではない

ということです。

例えば、

人気がないだけで、

実際には非常に住みやすい土地もあります。

北道路でも、

設計次第で明るい家は作れます。

旗竿地でも、

価格差が大きければ魅力的なことがあります。

つまり、

重要なのは

なぜ売れ残っているのかを知ることです。

私は土地を見る時、

「売れていない」

ことより、

「なぜ売れていないのか」

を考えます。

その理由に納得できるなら、

むしろ良い買い物になることもあります。

逆に、

理由を知らずに購入すると、

後から同じことで悩むかもしれません。

私はよく、

土地探しは宝探しに似ているとお話しします。

人気の土地を追いかけるのではなく、

価値を理解できる土地を探すことが大切です。

だから売れ残りという言葉だけで判断しないでください。

本当に見るべきなのは、

売れ残った理由です。


深澤敏仁のひと言

「私は売れ残っている土地を見ると、

まず理由を調べます。

なぜなら、

そこに価値が隠れていることもあるからです。

売れていないから悪い。

人気だから良い。

そう単純ではありません。

家づくりで大切なのは、

人の評価ではなく、

自分たちの暮らしに合うかどうかだと思っています。」

 

 

Q なぜ不動産会社は急がせるのか?
A

 

なぜ不動産会社は急がせるのか?

Q

土地を見に行くと、

「この土地は人気です」

「他にも検討している人がいます」

「今週中に決めないと売れるかもしれません」

と言われることがあります。

なぜ不動産会社は急がせるのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地は一つしかないからです。

まず誤解してほしくないのは、

不動産会社が必ずしも嘘を言っているわけではないということです。

例えば、

住宅は同じような商品を何棟も建てることができます。

しかし土地は違います。

同じ土地は二つありません。

つまり、

誰かが買ってしまえば終わりです。

そのため、

本当に他のお客様が検討しているケースもあります。

これが一つ目の理由です。

しかし、

もう一つ理由があります。

それは、

迷っている時間が長くなると契約率が下がるからです。

人は時間が経つほど慎重になります。

他の土地も見たくなります。

家族と相談します。

住宅会社にも相談します。

すると契約へ進まない可能性が高くなります。

そのため、

不動産営業は

「今がチャンスです」

という話をすることがあります。

これは住宅営業でも同じです。

つまり、

急がせる理由の中には、

営業的な理由も含まれているのです。

では、

急がされたらすぐ契約するべきなのでしょうか。

私はそうは思いません。

なぜなら、

土地は買い直しが難しいからです。

例えば、

車なら買い替えできます。

家電も買い替えできます。

しかし土地は簡単にやり直せません。

だからこそ、

慎重に考える必要があります。

特に気を付けていただきたいのは、

土地だけで判断してしまうことです。

例えば、

「良い土地だから買おう」

と思って契約した。

しかし後から、

  • 希望の間取りが入らない
  • 建築費が高くなる
  • 駐車場が取りにくい

と分かることがあります。

だから私は、

土地を契約する前に、

必ず住宅会社へ相談してほしいと思っています。

その土地に、

本当に理想の家が建つのか。

総額はいくらになるのか。

そこまで確認してから判断するべきです。

私はよく、

土地探しは結婚に似ているとお話しします。

焦って決めると後悔することがあります。

しかし、

考え過ぎても決まりません。

大切なのは、

正しい情報を集めて判断することです。

だから、

不動産会社から

「急いでください」

と言われた時ほど、

一度立ち止まって考えてみてください。

本当に大切なのは、

その土地が人気かどうかではありません。

その土地で幸せに暮らせるかどうかです。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『土地は急いで決めないでください』

とお話しすることがあります。

もちろん良い土地は早く売れます。

でも、

焦って決めて後悔する方が大きな問題です。

土地探しで大切なのは、

買うことではありません。

その土地で家族が幸せに暮らせることです。

だから私は、

土地を契約する前に建物まで含めて考えることをおすすめしています。」

 

Q なぜ家づくりで夫婦喧嘩になるのか?
A

なぜ家づくりで夫婦喧嘩になるのか?

Q

家づくりは楽しいものだと思っていました。

しかし実際には、

「家づくり中に夫婦喧嘩が増えた」

という話をよく聞きます。

なぜ家づくりで夫婦喧嘩になってしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

家の話をしているようで、人生の話をしているからです。

多くの方は、

家づくりの喧嘩というと、

  • キッチンの色
  • 間取り
  • 収納
  • 外観

などが原因だと思っています。

もちろん、

そういうこともあります。

しかし私は、

本当の原因はそこではないと思っています。

例えば、

ご主人は

「住宅ローンを抑えたい」

と思っている。

奥様は

「せっかく建てるなら理想の家にしたい」

と思っている。

すると、

収納の話をしているようで、

実はお金の価値観の話になっています。

また、

ご主人は

「将来の老後資金が心配」

と思っている。

奥様は

「子育てしやすい家にしたい」

と思っている。

すると、

間取りの話をしているようで、

実は人生設計の話になっているのです。

つまり、

家づくりの喧嘩は、

家そのものが原因ではありません。

価値観の違いが見えるからです。

そして家づくりは、

人生で最も大きな買い物になる方がほとんどです。

住宅ローンは何十年も続きます。

だから不安になります。

すると、

お互いの言葉に敏感になります。

さらに、

SNSも影響しています。

Instagramを見れば、

素敵な家がたくさん出てきます。

すると、

「うちもこうしたい」

となります。

しかし予算には限りがあります。

その結果、

理想と現実のギャップが生まれるのです。

では、

どうすれば良いのでしょうか。

私はまず、

家の話をする前に、

人生の話をするべきだと思っています。

例えば、

  • どんな暮らしがしたいのか
  • 子どもをどう育てたいのか
  • 将来どんな生活を送りたいのか
  • 何を大切にしたいのか

です。

この方向性が揃っていれば、

間取りの話は意外とまとまります。

逆に、

人生の方向性が違うまま家づくりを始めると、

何を決めても衝突しやすくなります。

私はよく、

家づくりは夫婦の共同事業だとお話しします。

どちらかが勝つものではありません。

二人で同じ方向を向くことが大切です。

家づくりで本当に大切なのは、

理想の家を作ることではありません。

家族が幸せに暮らせることです。

そのことを忘れなければ、

家づくりはもっと楽しくなると思います。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『間取りの前に人生を話してください』

とお伝えすることがあります。

なぜなら、

家づくりの本当の目的は家ではないからです。

家族が幸せに暮らすための器が家です。

だから私は、

夫婦で同じ未来を見ることが、

良い家づくりの第一歩だと思っています。」

 

 

Q なぜ家を建てて後悔する人がいるのか?
A

なぜ家を建てて後悔する人がいるのか?

Q

家は人生で最も大きな買い物と言われます。

夢だったマイホームを手に入れたのに、

「建てなければ良かった」

「こんなはずじゃなかった」

と後悔する人がいるのはなぜでしょうか?

A

結論から言うと、

家を建てることが目的になってしまうからです。

多くの方は、

家づくりを始めると、

  • 間取り
  • 外観
  • キッチン
  • 収納
  • 設備

に意識が向きます。

もちろん大切なことです。

しかし、

家づくりで後悔する人には共通点があります。

それは、

家の話ばかりして、暮らしの話をしていないことです。

例えば、

理想の間取りができた。

おしゃれな家になった。

でも、

住宅ローンが苦しくなった。

旅行へ行けなくなった。

趣味を我慢するようになった。

これでは本当に幸せでしょうか。

また、

逆のケースもあります。

価格だけを重視して家を建てた。

すると、

冬寒い。

夏暑い。

光熱費が高い。

結露が多い。

これも後悔につながります。

つまり、

後悔する原因は家ではありません。

バランスです。

例えば、

家づくりには正解がありません。

100人いれば100通りの答えがあります。

しかし、

後悔しない人には共通点があります。

それは、

自分たちに合った家を作っていることです。

SNSで人気だから。

友人がそうしたから。

住宅会社に勧められたから。

ではなく、

自分たちに必要かどうかで判断しています。

さらに、

後悔する人は比較が足りないことがあります。

1社だけで決める。

勢いで契約する。

価格だけで決める。

こうしたケースでは、

後から

「もっと調べれば良かった」

となることがあります。

私はよく、

家づくりは結婚に似ているとお話しします。

完璧な相手はいません。

完璧な家もありません。

大切なのは、

自分たちに合っているかどうかです。

だから私は、

家づくりで最初に考えるべきことは、

どんな家を建てるかではなく、

どんな人生を送りたいか

だと思っています。

家は人生の道具です。

目的ではありません。

家づくりで後悔しない人は、

家の先にある暮らしを見ています。

後悔する人は、

家そのものを見ています。

私はそこが大きな違いだと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『家を建てることがゴールではありません』

とお話ししています。

本当のゴールは、

その家で幸せに暮らすことです。

家は人生を豊かにするための道具です。

だから私は、

家づくりの前に人生設計を考えることが大切だと思っています。」

 

Q なぜ家を建てて不幸になる人がいるのか?
A

なぜ家を建てて不幸になる人がいるのか?

Q

家を建てれば幸せになれると思っていました。

しかし実際には、

「家を建ててから生活が苦しくなった」

「夫婦仲が悪くなった」

「毎日が楽しくなくなった」

という話を聞くことがあります。

なぜ家を建てて不幸になる人がいるのでしょうか?

A

結論から言うと、

家を建てたから不幸になるのではなく、無理をして家を建てるからです。

私は長年住宅業界にいますが、

家そのものが不幸を作ることはないと思っています。

問題は、

家づくりの進め方です。

例えば、

住宅ローンです。

本当は月々8万円なら安心だった。

しかし、

「せっかくだから」

を積み重ねて、

月々11万円になった。

最初は払えます。

しかし、

  • 教育費
  • 車の買い替え
  • 物価上昇
  • 老後資金

が重なってくると、

家計に余裕がなくなります。

すると、

旅行を我慢する。

外食を減らす。

趣味を諦める。

そんな生活になることがあります。

また、

夫婦関係もあります。

家づくり中は夢があります。

しかし住み始めると現実です。

ローンの支払い。

家事の負担。

維持費。

その時に、

「こんなはずじゃなかった」

という気持ちが生まれることがあります。

さらに、

SNSとの比較もあります。

家を建てた後も、

他人の家は良く見えます。

もっと広い家。

もっと豪華な家。

もっとおしゃれな家。

すると、

せっかく建てた家なのに満足できなくなることがあります。

でも私は、

ここに大きな誤解があると思っています。

家は幸せを作るものではありません。

幸せな暮らしを支えるものです。

例えば、

家族で笑いながら食事をする。

休日にゆっくり過ごす。

子どもが元気に育つ。

本当に大切なのはそういうことではないでしょうか。

どんなに豪華な家でも、

ローンで苦しんでいたら幸せとは言えません。

逆に、

少し小さな家でも、

家族が笑顔で暮らせるなら幸せだと思います。

私は家づくりで、

「いくら借りられるか」

より、

「いくらなら笑顔で返せるか」

が重要だと思っています。

家は人生の主役ではありません。

家族が主役です。

だから家づくりでは、

建物より人生を優先してほしいと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅会社の社長ですが、

家が一番大切だとは思っていません。

一番大切なのは家族です。

家は家族を幸せにするための道具です。

だから私は、

無理なローンを組んでまで大きな家を建てることはおすすめしていません。

家づくりの成功とは、

立派な家を建てることではなく、

家族が笑顔で暮らし続けることだと思っています。」

 

Q なぜ住宅ローン破綻が起きるのか?
A

なぜ住宅ローン破綻が起きるのか?

Q

住宅ローンを組む時には、

銀行の審査もあります。

それなのに、

なぜ住宅ローン破綻が起きてしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

借りられる金額と、返せる金額は違うからです。

住宅ローンを組む時、

多くの方は銀行の審査を受けます。

そして、

「〇〇万円まで借りられます」

という結果が出ます。

すると、

その金額なら安心だと思ってしまいます。

しかし、

ここに大きな落とし穴があります。

銀行が見ているのは、

今の返済能力です。

ところが、

住宅ローンは35年、

長い場合は40年続きます。

人生はその間に大きく変わります。

例えば、

  • 子どもの教育費
  • 車の買い替え
  • 親の介護
  • 転職
  • 病気
  • 物価上昇

などです。

契約時には問題なくても、

10年後、20年後は分かりません。

そして住宅ローン破綻の多くは、

家を建てた瞬間ではなく、

生活環境の変化によって起きます。

また、

住宅ローンだけを見てしまうことも原因です。

例えば、

月々8万円の返済。

一見すると問題なさそうです。

しかし、

実際には

  • 固定資産税
  • 火災保険
  • 修繕費
  • 光熱費

もあります。

さらに、

将来的なリフォーム費用も必要になります。

つまり、

住宅ローンだけで家は維持できないのです。

そしてもう一つ。

私はこれが大きいと思っています。

それは、

家にお金を使い過ぎることです。

家づくりは楽しいです。

あれも欲しい。

これも欲しい。

そうやって少しずつ予算が増えていきます。

しかし、

その増えた金額は、

住宅ローンとして何十年も続きます。

だから私は、

「いくら借りられるか」

ではなく、

「いくらなら余裕を持って返せるか」

を考えるべきだと思っています。

住宅ローンは人生の敵ではありません。

しかし、

無理な住宅ローンは人生を苦しくすることがあります。

家づくりの目的は、

立派な家を建てることではありません。

家族が幸せに暮らすことです。

だから私は、

住宅ローンを組む時には、

今の収入だけではなく、

将来の人生まで考えてほしいと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅ローンの相談を受ける時、

『銀行が貸してくれる金額』より、

『笑顔で返せる金額』を大切にしています。

なぜなら、

家は建てた後の方が長いからです。

住宅ローン破綻を防ぐ一番の方法は、

無理をしないことです。

私は大きな家より、

安心して暮らせる人生の方が大切だと思っています。」

 

Q なぜ予算オーバーするのか?
A

なぜ予算オーバーするのか?

Q

家づくりを始めた時は、

「総額4,000万円以内にしよう」

と決めていました。

それなのに気が付くと、

4,300万円、
4,500万円になっていることがあります。

なぜ家づくりは予算オーバーしてしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

家づくりが進むほど、お金より夢が大きくなるからです。

家づくりを始めたばかりの頃は、

誰もが予算を気にしています。

しかし、

住宅展示場へ行き、

モデルハウスを見て、

InstagramやYouTubeを見るようになると、

少しずつ理想が増えていきます。

例えば、

  • 吹抜けが欲しい
  • ランドリールームが欲しい
  • 太陽光発電を載せたい
  • 大容量収納が欲しい
  • アイランドキッチンにしたい

最初は必要だと思っていなかったものまで欲しくなります。

そして打合せの中で、

よく出てくる言葉があります。

それは、

「せっかくだから」

です。

せっかくだから収納を増やそう。

せっかくだから床材を良くしよう。

せっかくだから太陽光を載せよう。

この「せっかくだから」が積み重なると、

数十万円が数百万円になります。

さらに、

契約時には入っていなかった

  • 外構工事
  • 地盤改良費
  • カーテン
  • 照明
  • エアコン

などが後から加わることもあります。

すると、

当初の予算からどんどん離れていくのです。

しかし私は、

予算オーバーの本当の原因は別にあると思っています。

それは、

予算の決め方です。

多くの方は、

「いくら借りられるか」

から予算を考えます。

しかし本当に大切なのは、

「いくらなら余裕を持って返せるか」

です。

例えば、

銀行が4,500万円貸してくれる。

だから4,500万円使う。

これは危険です。

なぜなら、

家を建てた後にも人生は続くからです。

  • 教育費
  • 車の買い替え
  • 老後資金
  • 趣味
  • 旅行

こうしたお金も必要になります。

私は家づくりで、

予算オーバーそのものが悪いとは思いません。

本当に問題なのは、

人生設計をオーバーすることです。

例えば、

100万円予算オーバーしても、

将来の生活に影響がなければ問題ないかもしれません。

しかし、

毎月の返済が苦しくなるなら、

それは危険です。

家づくりのゴールは、

契約ではありません。

引渡しでもありません。

その後の暮らしです。

だから私は、

理想の家より、

理想の人生を優先してほしいと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『予算を守るために家を建てるのではありません』

とお話ししています。

本当に守るべきなのは、

家族の暮らしです。

家づくりで大切なのは、

立派な家ではありません。

その家で笑顔で暮らし続けられることだと思っています。

だから私は、

家の予算より人生の予算を大切にしてほしいと思っています。」

 

 

Q なぜSNSを見過ぎると失敗するのか?
A

なぜSNSを見過ぎると失敗するのか?

Q

家づくりの参考にするため、

InstagramやYouTubeを毎日見ています。

情報収集は大切だと思うのですが、

「SNSを見過ぎると失敗する」

と言われることがあります。

なぜなのでしょうか?

A

結論から言うと、

理想は増えるのに、予算は増えないからです。

今の時代、

家づくりの情報は簡単に手に入ります。

Instagramを開けば、

おしゃれなキッチン。

広いリビング。

ホテルライクな洗面台。

収納アイデア。

素敵な家が次々と出てきます。

YouTubeを見れば、

住宅会社ごとの特徴も分かります。

情報収集そのものは悪いことではありません。

むしろ大切です。

しかし、

SNSには一つ大きな特徴があります。

それは、

良いところしか映らないことです。

例えば、

Instagramで見る家は、

最もきれいな瞬間が切り取られています。

しかし、

その家の住宅ローンまでは見えません。

光熱費も見えません。

固定資産税も見えません。

つまり、

暮らし全体は見えないのです。

また、

SNSを見続けると、

欲しいものが増えていきます。

最初は普通のキッチンで良かった。

しかし、

SNSを見るうちに

  • アイランドキッチン
  • 間接照明
  • 造作洗面台
  • 吹抜け

が欲しくなります。

そして気付けば、

当初の予算を超えていることがあります。

私はこれを

「SNS住宅病」

と呼んでいます。

他人の理想を見過ぎることで、

自分たちに必要なものが分からなくなってしまうのです。

さらに、

SNSには極端な情報もあります。

例えば、

「これが正解」

「絶対に後悔する」

という表現です。

しかし、

家づくりに絶対の正解はありません。

100人いれば100通りの答えがあります。

だから、

他人にとって正解でも、

自分たちには合わないことがあります。

私は家づくりで、

SNSを見るなとは言いません。

ただし、

SNSは参考書であって、

答えではないと思っています。

本当に大切なのは、

「みんながどうしているか」

ではありません。

「自分たちはどう暮らしたいか」

です。

家づくりで後悔しない人は、

SNSを参考にします。

後悔する人は、

SNSを基準にします。

この違いは非常に大きいと思います。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

『SNSを見る前にご夫婦で話してください』

とお伝えすることがあります。

なぜなら、

家づくりの答えはInstagramの中ではなく、

ご家族の中にあるからです。

SNSは参考になります。

でも、

最後に決めるのは他人ではありません。

家族が幸せに暮らせるかどうかだと思っています。」

 

Q なぜ他人と比較すると苦しくなるのか?
A

なぜ他人と比較すると苦しくなるのか?

Q

家づくりを始めると、

友人の家やSNSの家が気になります。

「あの人の家は広いな」

「うちよりおしゃれだな」

と思うこともあります。

なぜ他人と比較すると苦しくなるのでしょうか?

A

結論から言うと、

比較しているのは家ではなく、人生だからです。

家づくりで悩んでいる方のお話を聞くと、

実は家そのものに悩んでいるわけではないことがあります。

例えば、

友人が大きな家を建てた。

SNSで豪華な家を見た。

すると、

自分の家が小さく感じたり、

物足りなく感じたりすることがあります。

しかし、

本当に比較しているのは家でしょうか。

私は違うと思っています。

例えば、

友人の家が広い。

それは友人の収入かもしれません。

土地の価格かもしれません。

親からの援助かもしれません。

ライフスタイルかもしれません。

つまり、

見えているのは結果だけなのです。

ところが私たちは、

その結果だけを見て自分と比較してしまいます。

すると、

「もっと大きな家が良かった」

「もっとお金をかければ良かった」

と思うようになります。

しかし、

ここに落とし穴があります。

他人の家は見えても、

他人の住宅ローンは見えません。

他人の固定資産税も見えません。

他人の悩みも見えません。

見えているのは、

人生の一部分だけなのです。

また、

比較には終わりがありません。

例えば、

3,000万円の家を建てた。

すると4,000万円の家が気になります。

4,000万円の家を建てても、

今度は5,000万円の家が気になります。

つまり、

比較を続ける限り満足は難しいのです。

私はよく、

家づくりは競争ではないとお話しします。

誰かに勝つために家を建てる人はいません。

家族が幸せに暮らすために建てるのです。

だから大切なのは、

友人の家より良いかではありません。

SNS映えするかでもありません。

自分たちが幸せに暮らせるかどうかです。

例えば、

家族で笑って食事ができる。

冬暖かく過ごせる。

ローンに追われず旅行へ行ける。

それも立派な成功です。

私は、

他人と比較する家づくりではなく、

昨日の自分たちより良い暮らしを作る家づくりが大切だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

他人の家を目標にしない方が良いと思っています。

なぜなら、

人生が違うからです。

家づくりの成功とは、

誰かより良い家を建てることではありません。

家族が幸せに暮らせることです。

だから私は、

比較ではなく満足を大切にしてほしいと思っています。」

 

Q なぜ理想の家が分からなくなるのか?
A

なぜ理想の家が分からなくなるのか?

Q

家づくりを始めた頃は、

「こんな家に住みたい」

というイメージがありました。

でも調べれば調べるほど、

何が正解なのか分からなくなります。

なぜ理想の家が分からなくなってしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

情報が増えるほど、自分の希望より他人の希望が増えるからです。

家づくりを始めたばかりの頃は意外とシンプルです。

例えば、

  • 家族が快適に暮らしたい
  • 冬暖かい家が欲しい
  • 子育てしやすい家が良い

そんな考えからスタートします。

ところが、

住宅展示場へ行く。

Instagramを見る。

YouTubeを見る。

住宅会社を何社も回る。

そうすると、

たくさんの情報が入ってきます。

  • 吹抜けが人気
  • ランドリールームが便利
  • アイランドキッチンがおしゃれ
  • ホテルライクが流行
  • 平屋が人気

どれも魅力的に見えます。

そして気付かないうちに、

自分の理想ではなく、

他人の理想を集め始めるのです。

すると、

こんな状態になります。

吹抜けも欲しい。

収納も欲しい。

平屋も良い。

二階建ても捨てがたい。

ホテルライクも素敵。

ナチュラルも好き。

つまり、

方向性が見えなくなるのです。

私はよく、

家づくりはレストランに似ているとお話しします。

メニューが3つなら選べます。

しかし100個あったら迷います。

今の住宅情報はまさにその状態です。

情報が多すぎるのです。

そしてもう一つ大きな理由があります。

それは、

理想の家を考えているようで、理想の暮らしを考えていないことです。

例えば、

吹抜けが欲しい。

でも本当に欲しいのは、

家族とのつながりかもしれません。

ランドリールームが欲しい。

でも本当に欲しいのは、

家事の時間を減らすことかもしれません。

つまり、

設備や間取りの奥には必ず目的があります。

その目的を忘れると、

理想の家が分からなくなります。

私はお客様に、

こんな質問をすることがあります。

「10年後、どんな暮らしをしていたら幸せですか?」

実は、

そこに答えがあります。

家づくりは、

間取りを作ることではありません。

人生を作ることです。

だから私は、

理想の家が分からなくなった時ほど、

家ではなく暮らしを考えてほしいと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで迷った時、

間取りを見るのをやめて、

暮らしを考えてくださいとお伝えしています。

なぜなら、

家は目的ではないからです。

本当に欲しいのは家ではなく、

その家での幸せな時間だと思っています。

理想の家を探すより、

理想の暮らしを探すことが大切だと思っています。」

 

 

Q なぜ収納が足りなくなるのか?
A

なぜ収納が足りなくなるのか?

Q

新築したばかりなのに、

「もう収納が足りない」

という話を聞くことがあります。

収納をたくさん作ったはずなのに、

なぜ足りなくなってしまうのでしょうか?

A

結論から言うと、

収納の量ではなく、収納の計画が足りないからです。

家づくりをしていると、

多くの方が

「収納は多い方が良い」

と考えます。

もちろん間違いではありません。

しかし、

収納不足で後悔する家の多くは、

収納の面積が少ないわけではありません。

実は、

収納の場所や使い方に問題があることが多いのです。

例えば、

2階に大きな収納を作った。

でも、

普段使う物は1階にある。

すると、

結局リビングへ物が置かれるようになります。

また、

奥行きが深すぎる収納もあります。

一見すると大容量です。

しかし、

奥に入れた物が見えなくなり、

使わなくなることがあります。

結果として、

新しい物を買い続けてしまいます。

つまり、

収納が足りないのではなく、

使いにくいのです。

さらに、

家づくりの時に見落とされやすいのが、

将来増える物です。

例えば、

  • 子どもの成長
  • 学用品
  • 部活動用品
  • 趣味の道具
  • 防災用品
  • 季節家電

などです。

今は必要なくても、

数年後には増えることがあります。

だから私は、

現在の荷物だけで収納を考えない方が良いと思っています。

そして、

もう一つ大切なことがあります。

それは、

収納は広ければ良いわけではないということです。

例えば、

大きな収納を増やせば、

その分だけ部屋は小さくなります。

住宅ローンも増えるかもしれません。

だから大切なのは、

収納量ではなく、

適材適所です。

私はよく、

収納は面積ではなく動線だとお話しします。

例えば、

玄関には玄関収納。

洗面所にはタオル収納。

キッチンには食品収納。

使う場所の近くへ収納を配置する。

これだけで暮らしやすさは大きく変わります。

実際、

収納が足りないと感じる家より、

収納が遠い家の方が多いと感じています。

家づくりで大切なのは、

収納を増やすことではありません。

片付けやすい仕組みを作ることです。

収納は家を広く見せるためのものではありません。

家族の暮らしを楽にするためのものなのです。


深澤敏仁のひと言

「私は収納計画で、

『何坪ありますか?』

より、

『どこで使いますか?』

を大切にしています。

なぜなら、

収納は広さより場所だからです。

家づくりで大切なのは、

物をしまうことではありません。

片付けやすい暮らしを作ることだと思っています。」🏠✨

 

Q なぜ平屋が人気なのか?
A

なぜ平屋が人気なのか?

Q

最近、

平屋を希望する方が増えていると聞きます。

以前は二階建てが当たり前だったのに、

なぜ今、平屋が人気なのでしょうか?

A

結論から言うと、

暮らしやすさを重視する人が増えたからです。

昔は、

「大きな家=良い家」

という考え方がありました。

子ども部屋を作る。

客間を作る。

二階建てにする。

それが一つの理想だった時代もあります。

しかし今は少し変わってきました。

多くの方が求めているのは、

大きさよりも暮らしやすさです。

その中で注目されているのが平屋です。

例えば、

平屋には階段がありません。

毎日の生活がワンフロアで完結します。

  • 洗濯
  • 掃除
  • 料理
  • 子育て

なども移動が少なくなります。

また、

将来を考えた時にもメリットがあります。

年齢を重ねると、

階段の上り下りが負担になることがあります。

しかし平屋なら、

老後も同じ生活スタイルを維持しやすくなります。

つまり、

今だけではなく、

将来まで考えた家づくりができるのです。

さらに、

家族との距離が近くなりやすいという特徴もあります。

二階建ての場合、

子どもが自分の部屋へ行くと、

顔を合わせる機会が減ることがあります。

一方、

平屋は自然と家族が同じ空間を通ります。

そのため、

コミュニケーションが取りやすいと感じる方もいます。

ただし、

ここで知っていただきたいことがあります。

それは、

平屋だから良いというわけではない

ということです。

例えば、

平屋は広い土地が必要になります。

同じ延床面積なら、

二階建てより土地を使います。

そのため、

土地価格が高いエリアでは不利になることがあります。

また、

屋根や基礎の面積も増えるため、

建築コストが上がることもあります。

つまり、

平屋にもメリットとデメリットがあるのです。

私は平屋が人気なのは、

建物の形ではなく、

暮らし方の変化だと思っています。

今の時代は、

大きな家より、

無駄のない家。

豪華な家より、

快適な家。

そう考える方が増えています。

だから平屋が選ばれているのです。

家づくりで大切なのは、

平屋か二階建てかではありません。

自分たちの暮らしに合っているかどうかです。


深澤敏仁のひと言

「私は平屋が人気なのは、

家の形が人気なのではなく、

暮らし方が人気なのだと思っています。

平屋も二階建ても、

どちらが正解ということはありません。

大切なのは、

10年後、20年後も暮らしやすいかどうかです。

家づくりは建物選びではなく、

暮らし方選びだと思っています。」

 

Q なぜ二階建てを選ぶ人がいるのか?
A

なぜ二階建てを選ぶ人がいるのか?

Q

最近は平屋が人気だと言われています。

それなのに、

なぜ今でも二階建てを選ぶ人がいるのでしょうか?

平屋の方が暮らしやすいのではないのでしょうか?

A

結論から言うと、

土地条件や家族構成によっては二階建ての方が合理的だからです。

最近は平屋ブームとも言われています。

確かに平屋には、

  • 階段がない
  • 家事動線が短い
  • 老後も暮らしやすい

という大きなメリットがあります。

私自身も平屋はとても良い住宅だと思っています。

しかし、

だからといって全ての人に平屋が向いているわけではありません。

例えば、

土地が50坪しかない。

駐車場を3台欲しい。

庭も欲しい。

そうなると、

平屋では難しくなることがあります。

一方、

二階建てなら建築面積を小さくできるため、

駐車場や庭を確保しやすくなります。

また、

土地代が高いエリアでは、

二階建ての方が有利な場合があります。

例えば、

同じ30坪の家を建てるとしても、

平屋は広い土地が必要になります。

しかし二階建てなら、

比較的小さな土地でも建築可能です。

つまり、

土地代を抑えやすい場合があるのです。

さらに、

家族構成によっても違います。

例えば、

お子様が3人いる。

それぞれに個室が必要。

将来的にプライバシーも大切にしたい。

こうした場合は、

二階建ての方が間取りを作りやすいことがあります。

また、

眺望や日当たりを活かしたい場合もあります。

二階リビングという選択肢もあります。

周囲に建物が多い土地では、

二階の方が景色や採光を確保しやすい場合もあります。

つまり、

平屋にも二階建てにもメリットがあります。

私はよく、

住宅は車選びに似ているとお話しします。

ミニバンが良い人もいれば、

コンパクトカーが良い人もいます。

正解は一つではありません。

大切なのは、

自分たちの暮らしに合っているかどうかです。

実際、

家づくりで失敗する方は、

流行で選ぶことがあります。

平屋が人気だから平屋。

SNSで見たから平屋。

しかし本当に大切なのは、

自分たちの生活スタイルです。

私は平屋派でも二階建て派でもありません。

暮らしやすい方派です。

家づくりで大切なのは、

どちらが人気かではなく、

どちらが家族に合っているかだと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私はお客様に、

平屋と二階建てのどちらが良いですかと聞かれた時、

『暮らし方によります』

とお答えしています。

家づくりに正解はありません。

大切なのは、

10年後、20年後も暮らしやすいことです。

流行ではなく、

家族に合った家を選ぶことが一番大切だと思っています。」

Q なぜ吹抜けで後悔する人がいるのか?
A

なぜ吹抜けで後悔する人がいるのか?

Q

吹抜けのある家に憧れています。

開放感もありますし、

おしゃれな印象もあります。

それなのに、

「吹抜けで後悔した」

という人がいるのはなぜでしょうか?

A

結論から言うと、

吹抜けが悪いのではなく、性能や暮らし方と合っていないことがあるからです。

吹抜けは非常に魅力的です。

例えば、

  • 明るい
  • 開放感がある
  • 家が広く見える
  • 家族の気配を感じやすい

などのメリットがあります。

実際に私も、

吹抜けそのものは素晴らしい設計手法だと思っています。

しかし、

吹抜けにはデメリットもあります。

それを知らずに採用すると、

後悔につながることがあります。

例えば、

最も多いのが

寒さや暑さの問題です。

住宅性能が低い家の場合、

暖房した空気は上へ上がります。

すると、

冬は一階が寒く感じることがあります。

逆に夏は、

二階へ熱が溜まりやすくなることがあります。

つまり、

吹抜けそのものが悪いのではなく、

住宅性能との相性が重要なのです。

例えば、

高気密高断熱住宅なら、

吹抜けがあっても温度差を小さくしやすくなります。

だから私は、

吹抜けを採用するなら、

断熱や気密も同時に考えるべきだと思っています。

次に多いのが、

音の問題です。

吹抜けがあると、

一階と二階がつながります。

そのため、

テレビの音。

子どもの声。

生活音。

そうした音が伝わりやすくなります。

家族のつながりを感じられる反面、

プライバシーを重視する方には向かない場合もあります。

また、

掃除やメンテナンスもあります。

高い位置に窓がある場合、

掃除が難しいこともあります。

照明交換も簡単ではありません。

つまり、

吹抜けにはメリットとデメリットがあるのです。

私はここで考えていただきたいことがあります。

それは、

吹抜けが欲しい理由です。

例えば、

本当に欲しいのは吹抜けではなく、

明るさかもしれません。

開放感かもしれません。

家族とのつながりかもしれません。

その目的によっては、

吹抜け以外の方法でも実現できることがあります。

だから私は、

吹抜けを作るかどうかではなく、

何のために作るのかを考えることが大切だと思っています。

家づくりで後悔する人は、

吹抜けを見ています。

後悔しない人は、

吹抜けの先にある暮らしを見ています。


深澤敏仁のひと言

「私は吹抜けが好きです。

でも、

全ての家に必要だとは思っていません。

なぜなら、

吹抜けは目的ではなく手段だからです。

家づくりで大切なのは、

吹抜けがあることではありません。

その家で快適に暮らせることだと思っています。

だから私は、

デザインだけではなく、

性能や暮らし方も一緒に考えることをおすすめしています。

Q なぜ全館空調で失敗する人がいるのか?
A

なぜ全館空調で失敗する人がいるのか?

Q

最近は、

「全館空調の家」

が人気です。

家中が快適になると聞きますが、

中には

「全館空調で失敗した」

という人もいます。

なぜなのでしょうか?

A

結論から言うと、

全館空調が悪いのではなく、住宅性能が不足していることがあるからです。

まず知っていただきたいのは、

全館空調は魔法の設備ではありません。

あくまで、

家全体の温度をコントロールする設備です。

つまり、

家そのものの性能が低ければ、

どんなに良い設備を付けても限界があります。

例えば、

断熱性能が低い家。

気密性能が低い家。

その状態で全館空調を入れると、

暖房や冷房した空気がどんどん逃げていきます。

すると、

設備は頑張って動き続けます。

結果として、

光熱費が高くなることがあります。

私はよく、

穴の空いたバケツに水を入れる話をします。

どんなに大きなホースで水を入れても、

穴が空いていれば水は溜まりません。

住宅も同じです。

断熱と気密が不足している状態では、

全館空調の効果を十分に発揮しにくいのです。

また、

全館空調で後悔する理由として、

期待値のズレもあります。

例えば、

真夏でも寒いくらい涼しい。

真冬でも半袖で暮らせる。

そんなイメージを持つ方もいます。

しかし実際には、

快適な温度を維持する設備です。

ホテルのような快適性を期待していたら、

思っていたのと違うと感じることがあります。

さらに、

メンテナンスも重要です。

フィルター清掃。

定期点検。

これらを怠ると、

本来の性能を発揮できません。

私はここでお伝えしたいのです。

全館空調を考えるなら、

まず考えるべきなのは設備ではありません。

住宅性能です。

例えば、

  • 断熱等級6
  • 高気密住宅
  • 高性能サッシ
  • 第一種熱交換換気

こうした性能があってこそ、

全館空調は本来の力を発揮しやすくなります。

逆に言えば、

住宅性能が高ければ、

大掛かりな全館空調がなくても快適な家は作れます。

だから私は、

全館空調ありきの家づくりはおすすめしていません。

大切なのは、

設備で快適にすることではなく、

家そのものを快適にすることです。

その上で全館空調を選ぶなら、

非常に良い選択になると思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は全館空調を否定しているわけではありません。

むしろ快適な設備だと思っています。

ただ、

全館空調だけで快適になるわけではありません。

本当に大切なのは、

断熱と気密という家の基本性能です。

私は設備に頼る家より、

設備が少なくても快適な家を目指したいと思っています。」

Q なぜ間取りで暮らしが変わるのか?
A

なぜ間取りで暮らしが変わるのか?

Q

家づくりでは、

間取りが大切だと言われます。

でも、

部屋の配置が少し違うだけで、

本当に暮らしは変わるのでしょうか?

A

結論から言うと、

間取りとは家族の行動を決める設計図だからです。

多くの方は、

間取りを

「部屋の配置」

だと思っています。

もちろんそれも間違いではありません。

しかし私は、

間取りとは

家族の暮らし方そのもの

だと思っています。

例えば、

玄関から入ってすぐ洗面所へ行ける家。

帰宅したら、

手を洗う。

着替える。

リビングへ行く。

この流れが自然にできます。

一方、

洗面所が遠いと、

面倒になってしまうこともあります。

つまり、

間取りは行動を変えるのです。

また、

収納も同じです。

収納が使う場所の近くにあると片付きます。

遠いと散らかりやすくなります。

これも間取りの影響です。

さらに、

家族関係にも関係します。

例えば、

リビング階段。

子ども部屋へ行く時に必ずリビングを通ります。

すると自然に顔を合わせる機会が増えます。

逆に、

玄関から直接二階へ行ける間取りでは、

顔を合わせる機会が減ることもあります。

どちらが良い悪いではありません。

ただ、

間取りによって家族の関係は変わるのです。

また、

家事の負担も変わります。

例えば、

洗濯機。

物干し場。

ファミリークローゼット。

この動線が近ければ、

毎日の家事が楽になります。

1日5分短縮でも、

10年後には大きな差になります。

私はここが重要だと思っています。

多くの方は、

間取りを見る時に

「広い」

「狭い」

で判断します。

しかし本当に大切なのは、

暮らしやすいかどうかです。

例えば、

40坪の使いにくい家より、

30坪の使いやすい家の方が満足度は高いことがあります。

なぜなら、

人は面積で暮らすのではなく、

動線で暮らすからです。

私はよく、

間取りは家族の生活習慣を設計することだとお話しします。

家は毎日使います。

だから小さな使いやすさが、

大きな快適さにつながります。

家づくりで大切なのは、

おしゃれな間取りではありません。

家族に合った間取りです。

その間取りが、

10年後、20年後の暮らしを変えていくのです。


深澤敏仁のひと言

「私は間取りを考える時、

部屋の数より生活の流れを大切にしています。

なぜなら、

家は展示場ではなく暮らす場所だからです。

毎日の行動。

毎日の家事。

毎日の家族との時間。

それらを少しでも快適にすることが、

良い間取りだと思っています。

家づくりとは、

建物を作ることではなく、

暮らしを設計することだと思っています。」

Q なぜ子育てしやすい家があるのか?
A

なぜ子育てしやすい家があるのか?

Q

同じような家なのに、

「子育てしやすい家だった」

という人もいれば、

「もっと考えれば良かった」

という人もいます。

なぜ子育てしやすい家と、そうでない家があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

子育てしやすい家とは、子どもに合わせた家ではなく、家族の生活に合わせた家だからです。

家づくりを考える時、

多くの方は

「子ども部屋をどうするか」

を考えます。

もちろん大切です。

しかし、

実際に子育てへ影響するのは、

子ども部屋よりも日常の動線です。

例えば、

学校から帰ってきた子どもが、

どこを通ってリビングへ行くのか。

ランドセルはどこへ置くのか。

宿題はどこでするのか。

こうしたことが毎日繰り返されます。

つまり、

子育てしやすい家とは、

親が楽をする家ではなく、

子どもが自然に良い習慣を身につけやすい家なのです。

例えば、

リビング学習を考えるご家庭もあります。

その場合、

キッチンから子どもの様子が見えると安心です。

また、

玄関近くへ手洗いを設置すると、

帰宅後の習慣も作りやすくなります。

さらに、

収納計画も重要です。

子どもは片付けが苦手です。

しかし、

使う場所の近くに収納があれば、

自然と片付けやすくなります。

私はここが大切だと思っています。

多くの方は、

子育てしやすい家=広い家

だと思っています。

しかし、

実際には違います。

例えば、

50坪の使いにくい家より、

30坪の動線が良い家の方が暮らしやすいことがあります。

また、

子どもは成長します。

今は小学生でも、

中学生になります。

高校生になります。

そしていつか独立します。

だから私は、

子どものためだけの家づくりはおすすめしていません。

大切なのは、

子育ての時期も、

その後も暮らしやすい家です。

私はよく、

家づくりは子ども中心ではなく、

家族中心で考えるべきだとお話しします。

なぜなら、

子どもが巣立った後も家は残るからです。

家づくりで大切なのは、

今の子育てだけではありません。

10年後、20年後の暮らしまで考えることです。

それが本当に子育てしやすい家につながると思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は子育てしやすい家とは、

子ども部屋が多い家ではないと思っています。

家族が自然に顔を合わせ、

生活しやすい家だと思っています。

子どもは成長します。

でも家は残ります。

だから私は、

子育てだけでなく、

その後の人生まで考えた家づくりが大切だと思っています。」

Q なぜ老後まで考えるべきなのか?
A

なぜ老後まで考えるべきなのか?

Q

家づくりを考えているのは30代や40代です。

老後なんてまだ先の話だと思うのですが、

なぜ今から老後まで考える必要があるのでしょうか?

A

結論から言うと、

家は30年、40年、50年と住み続けるものだからです。

例えば車なら、

10年ほどで買い替える方も多いでしょう。

スマートフォンなら数年です。

しかし住宅は違います。

人生で最も長く使う買い物です。

30代で建てた家なら、

70代になっても住んでいる可能性があります。

つまり、

今の暮らしだけで考えると、

将来後悔することがあるのです。

例えば、

若い頃は階段も気になりません。

しかし年齢を重ねると、

階段の上り下りが負担になることがあります。

また、

子どもが独立すると、

使わない部屋が増えることもあります。

広い家が必要だった時期と、

老後の暮らしでは必要な家が変わるのです。

さらに、

老後には収入も変わります。

住宅ローンは終わっていても、

  • 固定資産税
  • 光熱費
  • 修繕費

は続きます。

だから私は、

若い時ほど住宅性能が大切だと思っています。

例えば、

高断熱高気密住宅は、

光熱費を抑えやすくなります。

また、

家の中の温度差も少なくなります。

年齢を重ねるほど、

ヒートショックなどのリスクも高まります。

つまり、

住宅性能は老後の安心にもつながるのです。

私はよく、

家づくりは子育てのためだけではないとお話しします。

もちろん子育ては大切です。

しかし、

子育て期間は10年〜20年です。

一方、

老後の暮らしは20年〜30年続く可能性があります。

つまり、

人生全体で考えると、

老後の期間の方が長いこともあるのです。

だから私は、

家づくりをする時に、

こんな質問をします。

「70歳になった時も暮らしやすいですか?」

この視点を持つだけで、

間取りも、

住宅性能も、

考え方が変わってきます。

家づくりで大切なのは、

今だけを見ることではありません。

人生全体を見ることです。

住宅は人生で最も長く付き合うパートナーです。

だからこそ、

老後まで考えておく価値があるのです。


深澤敏仁のひと言

「私は家づくりで、

『今の暮らしだけを見ないでください』

とお話ししています。

なぜなら、

家は何十年も使うものだからです。

子育てが終わっても、

定年を迎えても、

その家で暮らし続けます。

だから私は、

10年後ではなく、

30年後の笑顔まで考えることが大切だと思っています。」

Q なぜ家づくりは人生設計なのか?
A

なぜ家づくりは人生設計なのか?

Q

家づくりの相談をすると、

「まず人生設計を考えましょう」

と言われることがあります。

でも私は家を建てたいだけです。

なぜ家づくりと人生設計が関係するのでしょうか?

A

結論から言うと、

家は人生で最も大きな決断の一つだからです。

多くの方は、

家づくりを

「建物を買うこと」

だと思っています。

しかし私は、

そうではないと思っています。

なぜなら、

家を建てることで、

これからの人生が大きく変わるからです。

例えば、

住宅ローン。

35年ローンを組めば、

今後35年間の家計に影響します。

また、

住む場所も決まります。

子どもの学校。

通勤時間。

近所付き合い。

生活環境。

これらも変わります。

つまり、

家づくりは建物だけの話ではないのです。

さらに、

家族の時間にも関係します。

例えば、

無理な住宅ローンを組めば、

旅行を我慢するかもしれません。

趣味を諦めるかもしれません。

逆に、

無理のない計画なら、

家族との時間を楽しめるかもしれません。

私はここが重要だと思っています。

家づくりで失敗する人は、

家を見ています。

後悔しない人は、

人生を見ています。

例えば、

理想の家を建てた。

でも、

教育費が足りない。

老後資金が不安。

それでは本当に成功でしょうか。

私はそうは思いません。

家は人生を豊かにするための手段です。

目的ではありません。

だから私は、

家づくりの前に、

こんなことを考えてほしいと思っています。

  • 子どもをどう育てたいか
  • 老後はどう暮らしたいか
  • 何にお金を使いたいか
  • どんな人生を送りたいか

この答えによって、

必要な家も変わります。

例えば、

大きな家が必要な人もいます。

コンパクトな家が合う人もいます。

平屋が合う人もいます。

二階建てが合う人もいます。

つまり、

家に正解はありません。

人生に合わせることが正解なのです。

私はよく、

家づくりは人生の設計図だとお話しします。

間取り図を描く前に、

人生の設計図を描く。

それが本当に後悔しない家づくりだと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅会社の社長ですが、

家そのものを売りたいとは思っていません。

本当にお手伝いしたいのは、

その先の暮らしです。

家づくりはゴールではありません。

新しい人生のスタートです。

だから私は、

間取りを考える前に、

どんな人生を送りたいかを考えることが大切だと思っています。」

Q なぜ住宅会社選びが最も重要なのか?
A

なぜ住宅会社選びが最も重要なのか?

Q

家づくりでは、

土地選びも大切。

間取りも大切。

住宅性能も大切。

そう言われます。

それなのに、

「一番大切なのは住宅会社選びです」

と言われるのはなぜでしょうか?

A

結論から言うと、

土地も、間取りも、性能も、すべて住宅会社が関わるからです。

例えば、

同じ土地でも、

住宅会社によって提案は変わります。

ある会社は

「この土地はやめた方がいい」

と言うかもしれません。

別の会社は

「十分良い土地です」

と言うかもしれません。

つまり、

土地選びですら住宅会社の考え方が影響するのです。

間取りも同じです。

同じ30坪でも、

暮らしやすい家を提案する会社もあれば、

見た目重視の提案をする会社もあります。

性能もそうです。

同じ予算でも、

  • 断熱を重視する会社
  • デザインを重視する会社
  • 設備を重視する会社

があります。

つまり、

家づくりの答えは、

住宅会社の考え方によって大きく変わるのです。

私はここが一番重要だと思っています。

なぜなら、

お客様は住宅を何十回も建てるわけではないからです。

ほとんどの方にとって、

家づくりは一生に一度です。

しかし住宅会社は、

何百棟、

何千棟と家づくりをしています。

だからこそ、

どんな考え方の会社と組むかが重要なのです。

例えば、

価格だけで契約を急がせる会社。

性能を重視する会社。

アフターサービスを大切にする会社。

会社によって価値観は違います。

そして、

その価値観が家づくりへ反映されます。

私はよく、

住宅会社は結婚相手に似ているとお話しします。

どんなに立派な家でも、

信頼できない相手と進めるのは不安です。

逆に、

信頼できる会社なら、

問題が起きても一緒に解決できます。

家づくりは契約したら終わりではありません。

工事期間。

引渡し。

アフターサービス。

何十年も続く関係です。

だから私は、

価格や性能を見る前に、

その会社の考え方を見てほしいと思っています。

例えば、

  • なぜこの工法なのか
  • なぜこの性能なのか
  • なぜこの価格なのか

その理由を説明できる会社は信頼できます。

家づくりで一番大切なのは、

良い家を建てることではありません。

信頼できるパートナーを選ぶことです。

それが結果的に、

良い家づくりにつながると思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅会社選びこそ、

家づくりの成功を決めると思っています。

なぜなら、

土地も、

間取りも、

性能も、

すべて住宅会社が提案するからです。

だから私は、

価格ではなく考え方を見てほしいと思っています。

家づくりとは、

家を選ぶことではなく、

誰と家づくりをするかを選ぶことだと思っています。」

Q なぜ家は性能だけでは決まらないのか?
A

なぜ家は性能だけでは決まらないのか?

Q

最近は、

  • 断熱等級6

  • UA値

  • C値

  • 耐震等級3

など、

住宅性能が重視されています。

私も性能は大切だと思います。

でも、

「家は性能だけでは決まらない」

と言われるのはなぜでしょうか?

A

結論から言うと、

家は人が暮らす場所だからです。

私は高気密高断熱住宅をおすすめしています。

耐震等級3も大切だと思っています。

気密測定も必要だと思っています。

しかし、

だからといって

性能だけで家づくりを決めるべきではない

とも思っています。

例えば、

どんなに性能が高くても、

住宅ローンが苦しくなったらどうでしょうか。

家計に余裕がなくなれば、

旅行にも行けない。

趣味も楽しめない。

家族との時間も減るかもしれません。

また、

性能が高くても、

間取りが暮らしに合っていなければ不便です。

収納が使いにくい。

家事動線が悪い。

それでは快適とは言えません。

さらに、

家族の価値観もあります。

例えば、

ある人は性能を重視します。

ある人はデザインを重視します。

またある人は価格を重視します。

どれが正解ということはありません。

なぜなら、

家づくりの目的は性能競争ではないからです。

私はよく、

住宅性能は車のエンジンだとお話しします。

エンジンは大切です。

でも、

エンジンだけで車は選びません。

デザインも見る。

乗り心地も見る。

価格も見る。

住宅も同じです。

性能は非常に重要です。

しかし、

性能だけで幸せになれるわけではありません。

例えば、

私は断熱等級6をおすすめしています。

でも、

断熱等級6だから幸せなのではありません。

暖かく快適に暮らせるから価値があるのです。

つまり、

性能は目的ではなく手段です。

家づくりで大切なのは、

数値ではありません。

その数値によって、

どんな暮らしが実現できるかです。

私は高性能住宅を作っています。

しかし本当に提供したいのは、

UA値でもC値でもありません。

家族が安心して暮らせる時間です。

だから私は、

性能も大切。

価格も大切。

間取りも大切。

人生設計も大切。

そう考えています。

家づくりで大切なのは、

性能の高さではなく、

暮らしの豊かさです。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能が大好きです。

でも、

住宅性能のために家を建てるわけではありません。

家族が幸せに暮らすために家を建てるのです。

だから私は、

性能だけではなく、

暮らし全体を見ることが大切だと思っています。

家づくりのゴールは、

高性能住宅ではなく、

幸せな暮らしだと思っています。」

Q
A

なぜ本当に後悔しない家づくりが難しいのか?

Q

家づくりを考えていると、

「後悔しない家づくり」

という言葉をよく見かけます。

でも実際には、

後悔ポイントの話もたくさんあります。

なぜ本当に後悔しない家づくりは難しいのでしょうか?

A

結論から言うと、

未来の自分を完全に予測できないからです。

私は長年住宅業界にいますが、

100%後悔しない家を作ることは難しいと思っています。

なぜなら、

家は今のためだけではなく、

未来のためにも建てるものだからです。

例えば、

家を建てる時には、

子どもが小さい。

でも10年後は中学生です。

20年後は独立しているかもしれません。

また、

今は健康でも、

将来のことは誰にも分かりません。

働き方も変わるかもしれません。

収入も変わるかもしれません。

つまり、

人生は変化するのです。

ところが家は、

その変化より長く残ります。

だから、

どんなに考えても、

後から

「こうしておけば良かった」

ということは起こります。

しかし私は、

ここで大切なことがあると思っています。

それは、

後悔をゼロにすることではなく、大きな後悔を避けることです。

例えば、

コンセントの位置。

収納の場所。

こうした小さな後悔は誰にでもあります。

でも、

  • 無理な住宅ローン
  • 性能不足
  • 土地選びの失敗
  • 住宅会社選びの失敗

これは人生へ大きく影響します。

だから私は、

後悔しない家づくりとは、

完璧な家を作ることではないと思っています。

大切なのは、

家族が笑顔で暮らせることです。

多少の不満はあっても、

毎日が楽しい。

家族が仲良く暮らせる。

ローンに追われない。

それなら私は成功だと思います。

また、

後悔しない人には共通点があります。

それは、

家を見ていないことです。

見ているのは暮らしです。

例えば、

SNSの家を追いかける人は迷います。

他人と比較する人も迷います。

しかし、

自分たちの暮らしを基準にする人は、

後悔が少なくなります。

私はよく、

家づくりは答え探しではないとお話しします。

なぜなら、

正解は家族ごとに違うからです。

だから本当に大切なのは、

他人の正解ではなく、

自分たちの正解を見つけることです。

家づくりで後悔しない人は、

完璧な家を建てた人ではありません。

自分たちらしい家を建てた人です。

それが私は、

本当の意味での後悔しない家づくりだと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅会社の社長ですが、

100点満点の家は存在しないと思っています。

なぜなら、

人生が変わるからです。

だから私は、

完璧な家を目指すより、

家族が幸せに暮らせる家を目指してほしいと思っています。

家づくりの成功とは、

後悔がゼロの家ではありません。

10年後も20年後も、

『この家で良かった』

と思えることだと私は考えています。」

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